5月23日にCDデビューするジャニーズ事務所の6人組アイドルグループ『King & Prince』(略称:キンプリ)が21日、音楽特番『CDTVスペシャル!卒業ソング音楽祭2018』(TBS系)に出演し、デビューシングル『シンデレラガール』をテレビ初披露したのですが、そのパフォーマンスに対して「口パク」疑惑が浮上しており、視聴者らの間で物議を醸していました。
キンプリのデビュー曲『シンデレラガール』は、TBS系で4月17日からスタートする杉咲花さん主演ドラマ『花のち晴れ~花男 Next Season~』の主題歌に起用されており、メンバーの平野紫耀さん(ひらの・しょう 21歳)は杉咲さんの相手役という重要な役に抜擢されています。
<↓の画像は、5月23日にCDデビューするKing & Princeの写真>
そのため番組には杉咲花さんも出演し、キンプリのパフォーマンスを見守っていたのですが、視聴者の間からはそのパフォーマンスに対して不満の声が噴出しており、
- 口パクが下手すぎる
- 初披露でいきなり口パクとか残念
- 音がズレまくってる
- ダンス激しいのによく息切れずに歌えるなって思ったけど…口パクか~
- ジャニーズのキンプリとかいうの、デビュー曲から口パクって度胸あんな(笑)これからずっと口パクか?
- え~最初から口パク!? 下手でも間違っても生歌の方が好感度高いと思うけどなあ
などと口パクを指摘する声が相次ぐ事態になっていました。
<↓の画像は、『CDTVスペシャル!卒業ソング音楽祭2018』に出演したKing & Princeの写真>
特に目立っていたと指摘されているのは、メンバーカラーが濃いピンクの岩橋玄樹さん(いわはし・げんき 21歳)で、口の動きが酷くズレていたと批判されています。
21日放送の『CDTVスペシャル』には、同じくジャニーズの関ジャニ∞、Kis-My-Ft2が出演していたのですが、両グループはダンスが控えめだったこともあり、キンプリのパフォーマンスが悪目立ちしてしまったようです。
ニューサイト『日刊サイゾー』によると、ジャニーズタレントたちが口パクでパフォーマンスを披露するのは芸能界で暗黙の了解とされているそうで、特に若手グループはダンスが激しい場合に歌唱がおろそかになってしまうという理由から、口パクになるケースが多いといいます。
また、生放送の歌番組などでは機材トラブルが発生した場合に放送事故となり、過去には嵐がフジテレビ系の『FNS歌謡祭』に出演した際、リーダーの大野智さんのマイクが壊れているというハプニングもあり、そういったことを防ぐためにジャニーズでは口パクを推奨していると言われているとのことです。
その一方で、激しいアクロバットが特徴のA.B.C-Zは生放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演時、生歌でパフォーマンスを披露しているほか、ジャニーズWESTも同番組に出演した際、口パクではなく生歌でのパフォーマンスを披露し、多少歌唱部分の乱れはあったものの、激しくダンスを踊りながらの生歌はスゴイと絶賛されていました。
ジャニーズなどのアイドルグループは歌も当然大事ではあるのですが、それよりもダンスパフォーマンスなど見た目が重要視されていることもあり、生歌で音程を外すなどして酷いパフォーマンスを披露するぐらいならば、口パクで安定したパフォーマンスを披露してほしいといった声も少なくありません。
しかし、先日のキンプリのように口パクでも、口の動きと音がズレてしまっていると非常に気になりますし、それだけで視聴者は興醒めしてしまうので、口パクでパフォーマンスを披露するにしても、なるべく視聴者に気付かれないようなテクニックを身に付けてほしいですね。
キンプリは特にジャニーズ事務所から今大きな期待が寄せられており、恐らく今後猛プッシュされるとみられ、5月にはユニバーサルミュージックとジャニーズ事務所がタッグを組んで新設したレーベル『Johnnys’Universe』の第1弾アーティストとしてCDデビューし、今後様々な音楽番組に出演することは間違いありません。
さらに、平野紫耀さんはデビュー会見で「世界的アイドルになりたい」という大きな目標を語っており、口パクだけでなく生歌でも素晴らしいパフォーマンスを披露するグループに成長してほしいです。