人気アイドルグループ・KAT-TUNの亀梨和也さん(29)が主演の音楽劇『青い種子は太陽のなかにある』が東京・渋谷のBunkamuraオーチャードホールで8月10~30日まで上演され、9月4~13日まで大阪のオリックス劇場にて上演されているのですが、7日に行われた舞台で一部の観客があるマナー違反をしていたことから、出演者がTwitter上で注意喚起するとともに、ジャニーズ事務所のファンクラブ事務局が初めてファンに向け、「舞台鑑賞マナー注意」メールを10日までに送信していたことが明らかとなりました。
長年ジャニーズのファンをしている方によれば、ジャニーズ側からこのようなメールが送信されるのは今回が初めてだそうで、それほど酷い禁断のマナー破りが行われたようです。
そして、同舞台でマリー役を演じている花菜さんは7日の夜に、「今日、観劇のマナーを守れなかった方がいらっしゃいました。私たちは皆様に最高の状態で舞台を届けたいという気持ちで毎回挑んでいます。ご観劇いただく際にはマナーを守っていただき、みんなで気持ち良い環境に出来るようご協力いただけると嬉しいです。」とツイート。
(↓の画像が、花菜さんのツイート)
また、笹野鈴々音さんもTwitter上で「本日夜公演の回で観劇のマナーを守れない、もしかしたら守り方を知らなかったのかもしれないお客さまがいらっしゃいました。 明日からの残りステージでまた同じような悲しい想いをすることがないようにと願っております、私たちも全力です。」と、ツイートしていました。
(↓の画像が、笹野さんのツイート)
ニュースサイト『リアルライブ』が報じているところによると、7日に行われた舞台で最前列のド真ん中に座っていた方は、大きな帽子をかぶりっぱなしで、係員から注意されてようやく脱いだといい、開演されてもお喋りを止めなかったとのこと。
さらに、熱演する出演者のツバがその客に飛びかかってしまった後には、前かがみになって大爆笑してシーンを台無しにしていたそうで、今回のジャニーズ側からの異例の注意喚起メールは亀梨さんからの指示だったといいます。
また、7日に舞台を観劇したファンの方もTwitter上でマナーを守らない客がいたことを報告しており、同様の内容をツイートをしていました。
(↓が、ファンの方によるツイート)
これに対してネット上では、
- その日の公演に入ってたけどどう見てもファンの行動とは思えない人でした。亀梨くんのファンなら亀梨くんが目の前に居たら見るでしょう?なのに亀梨くんが目の前に居るのにずっとお喋り。更には腰を折って前かがみになりながら爆笑してるんですよ?嫌がらせ目的としか思えない。
- 最前列のど真ん中で舞台見ないでおしゃべりしてるって何のためにチケット買ったんだろう?しゃべりたいんならそこらの公園にでも行けばいいのに
- ジャニーズの舞台であるかないかに関わらず、主催者、演者、一般の観客が邪魔だと思う客なら、公演を止めてでも実力排除できるようにするべき
- ジャニーズファン=マナーが悪いというイメージを植え付けないでほしい。ホント迷惑だわ!
などのコメントが寄せられていました。
ファンによるツイートによれば、KAT-TUNが以前行ったコンサートツアーのバスタオルを持っていたとのことから、ファンである可能性が非常に高いようですが、なぜこのような非常識なことをしてしまったのでしょうか…。
この音楽劇は人気演出家・蜷川幸雄さん演出による舞台となっており、亀梨さんはこれまで『ドリーム・ボーイズ』など、ジャニーズ事務所主催による、ジャニー喜多川社長によが構成、演出などを手掛けた舞台に出演したことがあるものの、蜷川さんの舞台に出演するのは今回が初で、亀梨さんは相当気合が入っていて8月の囲み取材では、「毎公演、死ぬ気でやらないと劇として成立しない作品なので、キャラクターを通していい汗をかきたいなと思います」と意気込みを語っていました。
そうした舞台にも関わらず、こうしたマナーを守れない客がいたことによって台無しとなってしまい、亀梨さん等出演者たちとお客さんはさぞガッカリしたことでしょう。
同舞台は13日に千秋楽を迎えますが、2度とこのようなトラブルが起きないことを願うばかりです。