今年結成20周年、CDデビュー15周年を迎えるジャニーズの3人組グループ『KAT-TUN(カトゥーン)』が、3月~6月にかけて開催予定の全国ツアー『15TH ANNIVERSARY LIVE KAT-TUN』のロゴを巡って、ファン等の間ではグループ解散を懸念する声も上がっているとニュースサイト『エンタMEGA』が伝えています。
『15TH ANNIVERSARY LIVE KAT-TUN』は、KAT-TUNのデビュー15周年を記念した全国ツアーで、3月20日に予定している東京・国立代々木競技場第一体育館での公演を皮切りに、6月9日の福岡・マリンメッセ福岡公演まで、全国7ヶ所で22公演を開催予定となっており、KAT-TUNのデビュー日である3月22日の国立代々木競技場第一体育館公演は、有料制のライブ配信も行われます。
KAT-TUNの全国ツアー開催は2019年の『KAT-TUN LIVE TOUR 2019 IGNITE』以来で、ツアー開催前には、亀梨和也さん主演ドラマ『レッドアイズ 監視捜査班』(日本テレビ系)の主題歌で、前作から約3年ぶりとなる28枚目シングル『Roar(ロアー)』をリリースすることが決定しており、ファン等の間では大きな注目を集めています。
そして、全国ツアーのロゴが先日公開されたのですが、ファンからはこのツアーに対して歓喜の声が上がる一方で、「このツアーをもってグループが解散してしまうのでは……」と心配する声も続出しているといいます。
その理由について『エンタMEGA』は、「『KAT-TUN』とかたどられたロゴは、亀梨和也のピンク、中丸雄一の紫、上田竜也の青に加え、グループを脱退した赤西仁の赤、田中聖の黄、田口淳之介のオレンジと6色が使用されている。グループ名がメンバーの名前のイニシャルからきていることは知られているが、『U』の右上にはKAT-TUNの並びで6色のメンバーカラーが並べられるといった構成に。退所組まで意識したデザインというのは、ジャニーズとしては異例だろう。」
としています。
<↓の画像が、デビュー15周年記念ツアーのロゴ写真>
また、「歯車や時計、砂時計といった“時間”を想起させるデザインが施されており、特に真ん中のハイフンに位置する砂時計は、もうすぐ上の砂が尽きてしまうような絵柄だ」
としています。
<↓の画像は、KAT-TUNが6人組時代の写真>
そうしたことでファン等の間では様々な憶測を呼び、
- これはつまり“集大成”って意味かしら?
- ツアータイトルはまんま過ぎだけど、そうゆうことよね。心臓ぎゅってなる
- なかなかに最終回感あって怖い笑 だってツアータイトル『KAT-TUN』でメンカラ6色って……えっ?!終わる?!ってならない?
- 個人的に思ったのは「ツアータイトル『KAT-TUN』」「ロゴがメンカラ6色」「ハイフンの上の砂時計の砂がもうすぐ落ち終わりそう」の点より怖い予感しかしない。。。
などと、グループ解散を暗示するものなのではないかと心配の声も上がっています。
KAT-TUNの解散説はあくまでも憶測ではあるのですが、近年ジャニーズの各グループは節目の年、アニバーサリーイヤーに解散や活動休止、メンバーの脱退など大きな転機を迎えています。
SMAPはデビュー25周年を迎えた2016年に解散したほか、TOKIOは25周年イヤーに入る直前に山口達也さんが不祥事で脱退、コンサートが白紙となり、関ジャニ∞の15周年ツアー直前に渋谷すばるさん、ツアー終了直後に錦戸亮さんが脱退。
NEWSは15周年に小山慶一郎さんが活動自粛、タッキー&翼は15周年に活動休止発表、KinKi Kidsは20周年に堂本剛さんが突発性難聴で活動を制限し、少年隊はデビュー35周年を迎える前に錦織一清さん、植草克秀さんがジャニーズ事務所を退所しました。
KAT-TUNでは、デビュー10周年の2016年に田口淳之介さんが脱退、それによって同年から2017年いっぱい活動休止となりました。
このように複数のグループがアニバーサリーイヤーに大きな転機を迎えているため、ファン等の間では「周年の呪い」とも言われています。
そして、KAT-TUNのロゴを巡って解散ツアーなのではないかとの憶測が飛び交っていますが、2019年に開催された関ジャニ∞の15周年ツアー『十五祭』では、ライブグッズに元メンバーたちのメンバーカラーが入ったTシャツやラバーバンドなどがあったほか、ライブ冒頭の映像で関ジャニ∞の歴史をアニメで振り返る中で、元メンバーたちも名前付きで紹介されており、これらの演出がファンの間で波紋を呼んでいました。
KAT-TUNは近年グループ活動が減り、それぞれがソロ活動に力を入れている状況にあることから、全国ツアーをもってグループ解散は無かったとしても、再び活動休止となる可能性は無きにしもあらずという感じで、このツアー前後にまた何か大きな発表があるのか否か注目したいですね。