芸トピ

韓国のK-POPとジャニーズ事務所の密接な関係。J-POPからの影響なしと批判噴出も事実誤認、反論の声も殺到

K-POPのルーツはジャニーズ? 嵐・松本潤の発言にBTSファンら激怒し炎上。ジャニー喜多川の功績語り騒動に発展も…

嵐の新国立競技場でのコンサート『アラフェス2020』が3日にネット配信され、その経済効果は累計300億円超えと『デイリースポーツ』が報じ話題になる中で、嵐のメンバーがインタビューで語った内容がネット上で物議を醸し、炎上騒動に発展しているようです。

嵐のメンバーはアメリカのメディア『VARIETY(バラエティ)』のインタビュー取材に応じ、その記事が2日にネット配信されました。

<↓の画像が、バラエティのインタビューに応じた嵐のメンバー写真>

インタビューでは、昨年7月に亡くなったジャニーズ事務所のジャニー喜多川前社長が残したものについて質問されると松本潤さんが、アジアにもたらしたヒットを作るシステムについてのみ語ったといい、「ジャニーさんは、60年のキャリアの中で数多くのグループを生み出し、日本の芸能界だけでなく、日本以外のアジアのポップカルチャー全体にも影響を与え、アジアのポップ世代の台頭にも表れているように、日本の芸能界を世界水準にまで高めてくれました。現在、日本以外のグループでも同様に見られることは、ジャニーさんが1960年代に行った基礎がルーツになっている」としています。

また、現在はK-POPが世界に進出し、成功を収めていることに対して悪い感情は抱いていないとし、「ジャニーが数十年前に基礎を築いたものが、ようやく国境を越え始めていることに誇りを感じます。それがジャニーの手によるものではないにしても、彼が残した遺産は存続し生きている。他の文化や国に根付いている花を見ることができる」と語ったとしています。

そして、このインタビュー内容に対してK-POPファンからは、

などと怒りの声が上がっています。

その一方で、

などと批判に対する反論も多く上がっており、ネット上で物議を醸しています。

松本潤さんはジャニー喜多川前社長が残した功績について語ったまでで、ジャニー社長が生んだ様々なグループが、日本だけでなくアジア圏のポップシーンに多少なりとも影響を与えたのは紛れもない事実です。

韓国では1980年代以降、ジャニーズのアイドルを模倣したグループが複数誕生しており、楽曲の盗作を指摘されているものもあります。

韓国初のアイドルグループ『ソバンチャ(消防車)』は、『少年隊』が韓国などでも人気を得ていたことに影響されて誕生し、少年隊のようにバック転などの激しい振り付けも取り入れ、1988年リリースの楽曲にはパクリ疑惑があります。

また、韓国の大手芸能事務所『SMエンターテインメント』(東方神起、少女時代、EXO、SuperM、Red Velvet、SUPER JUNIORなどが所属)は、アイドルのマネジメント体制についてはジャニーズ事務所をモデルとしているとされ、デビュー前の練習生に厳しいレッスンを積ませる制度は、ジャニーズJr.から影響を受けているとも言われています。

他にも、アイドルがコンサート等で様々なグッズ販売を行うのも、ジャニーズ事務所のマーケティングを応用したものとされています。

そのため、K-POPの基礎的な部分、様々なシステムにジャニーズ事務所が生み出したものが組み込まれていることは否定できません。

そのため、松本潤さんがインタビューで語った内容を批判したり、K-POPはJ-POPやジャニーズ事務所の影響を一切受けていないなどの指摘は間違いと言えますが、歴史を紐解いていくら正論を言ったとしても、全ての起源は韓国にあると思っている人たちには何を言っても無意味で、不毛な議論なのかもしれないですね。

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