ジャニーズの9人組グループ『Hey! Say! JUMP』のメンバー・岡本圭人さん(おかもと・けいと 24歳)が、「上智大学国際教養学部」を2留していることを11日発売の週刊誌『週刊女性』が報じており、ジャニーズタレントの中では前代未聞だといいます。
岡本圭人さんは2012年に、推薦などではなく一般入試で第1志望だった「上智大国際教養学部(旧比較文化学部)」に入学しました。
岡本圭人さんは小学校4年生からの5年間は、単身イギリス留学し、高校もインターナショナルスクールに通い、英語に親しんでおり、「英語を第1言語として授業を行う、日本でも数少ない学部だから」という理由で、「上智大学国際教養学部」を受験して合格しました。
試験に合格後には、「英語の勉強をしたいし、国際マーケティングの授業に興味がある」と話しているということも当時スポーツ紙によって報じられていたのですが、入学から今年で6年となるものの、未だに大学に通っていることが明らかになっています。
キャンパス内で岡本圭人さんを目撃した女子学生は、「“エッ、何でまだいるの?”ってビックリしちゃいました。あの人って今、何年生なんですかね? 1限の授業をひとりで受けて、終わるとすぐ帰り支度をして。ひとりで帰っていくさまは、ちょっとバツが悪そうでしたよ」と語っています。
『週刊女性』は昨年5月にも岡本圭人さんに関する記事を出しており、本来だったらその年に卒業しているはずだったものの、留年していたことを伝えており、授業中に教室を抜け出して喫煙所へ行き、タバコを吸いながら友人と談笑していたことを伝えていました。
<↓の画像は、昨年『週刊女性』に掲載された写真>
在学生は岡本圭人さんの留年について、「授業の出席確認やレポート提出がつねにあるような厳しい学部なので、忙しい仕事のなか、学業との両立が難しくなって留年してしまったのでしょう」と推測していたのですが、さらにもう1年留年することが決定したようです。
『週刊女性』によれば、大学に進学しているジャニーズタレントの中には、1年留年している人はいたものの、2留は前代未聞だといいます。
岡本圭人さんが進学した「上智大学国際教養学部」は、全教科の講義が英語となっており、教授の半数以上が日本人ではなく、高い英語力が求められるエリート学部なのだそうです。
ちなみに、「上智大国際教養学部(旧比較文化学部)」の卒業生は、タレント・西田ひかるさん、早見優さん、川平慈英さん、歌手・BENIさん、クリスタル・ケイさん、青山テルマさんらとなっており、生徒の3割程度が留学生とのことです。
芸能プロダクション関係者によると、「ジャニーズは近年、学業との両立も奨励している」そうで、大学を卒業することでニュース・情報番組に入れ込みやすくなるメリットがあるため、留年者は仕事量を減らしても大学を卒業させるようにしているといいます。
しかし、ジャニーズタレントの中には卒業できずに中退してしまっている方もおり、2006年に早稲田大学人間科学部(通信教育課程)へ進学したNEWS・手越祐也さんは、卒業試験が難しく仕事との両立が困難だったことから2010年春に中退しています。
中退した理由について手越祐也さんは、「卒業試験と仕事の両立は無理だなと。それぞれが7割、7割になるのは嫌だなと思って。」「1回退学しても、大学側に認めてもらえるようなことがあれば、復学できると説明いただいたので、そうしますと。」と説明。
また、「入学時は4年で卒業するのが目標だったので、それをできなかったのは悔しいです。」「この選択に後悔はないです。中退した10年に学校があるのでと休んでいたら、今の僕はない。NEWS内でも大変な時期だったので、それ以外を考える余地はなかなかなかった。」としています。
また、ジャニーズJr.の中山優馬さんは2012年に駒澤大学(学部は非公表)に進学したものの、進学後に仕事が忙しくなったほか、心境の変化があったり英語の勉強をしたいという思いが強くなったことから、入学から1年後の2013年3月に中退しており、「英語学校の方に通いたい。ハリウッド(デビューを目指したい)?そうですね」と話していました。
このように仕事などが原因で中退を決断しているメンバーも多くいるのですが、岡本圭人さんが2留してまで卒業を目指す理由は一体何なのか気になるところです。
スポーツ紙の記者は岡本圭人さんについて、「父の健一さんは定時制高校中退だけに、息子には勉強をさせたかった思いがあるそうです。それを酌んでいるのでしょう。自分はアイドルと学業を両立させて、“いつか親父を超えたい”と踏ん張っているのではないでしょうか」と語っています。
<↓の画像は、『週刊女性』最新号掲載の写真>
本当にこうした思いを持ちながら、勉強を頑張っている可能性があるのですが、ある在学生は岡本圭人さんの授業態度について「岡本クンは授業に全然、来ないことで有名でした。授業に来ても、途中で抜け出したり、最後まで受けずに帰ったりすることもよくあるそうです」「彼は授業中もずっと帽子をかぶっています。いつも一番後ろの席に座って携帯やノートパソコンをいじってるので、授業も全然聞いてない感じですよ」と証言しています。
今年春に「明治学院大学社会学部」を卒業したSexy Zone・中島健人さんは、昨年卒業する予定だったものの、仕事との両立が難しく留年したのですが、ジャニーズ事務所側から「絶対に2留はするな、学業に専念しなさい」と言われ、勉強に集中したことで今年卒業することが出来たそうです。
岡本圭人さんが2年連続で留年した原因は、ヤル気のない授業態度にあるのか、それとも仕事が忙しいことが原因で授業の出席数が少なく、試験も微妙な結果になっているのかは不明なのですが、今年卒業とならなければさらに周囲の目は厳しくなるでしょうし、より冷ややかな声が上がるかと思います。
Hey! Say! JUMPは数年前からジャニーズ事務所の猛プッシュを受けており、グループとしての活動もかなり活発的になっていることから、仕事と学業の両立はより厳しい状態にあるのではないかと思うのですが、今年こそは卒業を決めてファンに報告をしてほしいですね。