ジャニーズ事務所所属の『Hey! Say! JUMP』のメンバー・中嶋裕翔さん(22)が、17日よりスタートする連続ドラマ『HOPE〜期待ゼロの新入社員〜』の主演に起用され、ゴールデン帯の連続ドラマで単独主演を務めるのは今回が初めてということから、どれほどの視聴率を獲得できるかに注目が集まっています。
しかし、同枠で4月期に放送された『OUR HOUSE』は5%以下の低視聴率を連発し、最終回の平均視聴率も自己ワーストとなる3.3%、全9話の期間平均4.5%と大コケしており、中島さんの主演ドラマにも影響を与えることになるのではないかと心配の声が上がっています。
そんな中で、同時間帯にドラマを放送しているTBSとフジテレビが水面下で調整を行っていたとニュースサイト『サイゾーウーマン』は報じています。
それによると、2013年以来3年ぶりにフジテレビが日曜21時台のドラマ枠を復活させたことを受け、TBSは大手の芸能事務所に対して睨みをきかせていたといい、「フジの日曜午後9時枠にタレントを出演させたら、今後二度とTBSのドラマには使いません」といった圧力をかけ、その結果、ディーンフジオカさんが『OUR HOUSE』に出演するという話は見送られてしまったそうです。
このような圧力があったため、子役の事務所所属の芦田愛菜さん、小規模の事務所に所属するシャーロット・ケイト・フォックスさんがW主演を務め、その他に個人事務所の山本耕史さん等が出演することに決まったといいます。
その一方でTBSで放送された嵐の松本潤さん主演の『99.9―刑事専門弁護士―』は、榮倉奈々さん、香川照之さん、岸部一徳さんといった豪華なキャストが揃い、今年に入ってから民放で放送された連ドラの中で最も高い平均視聴率19.1%を2度も記録し、全10話の期間平均は17.2%となっており、『OUR HOUSE』に4倍近くの差を付けて圧勝。
この流れから7月期放送の作品にも注目が集まりますが、フジテレビはリベンジに燃えており、中島さんは若手ジャニーズの中で注目度が高く、連ドラでの単独主演は今回が初めてということからフジテレビは気合十分とのこと。
その一方で、7月からTBS系で放送されるドラマ『仰げば尊し』の主演は俳優・寺尾聰さんで、共演者は多部未華子さん、真剣佑さん、E-girlsの石井杏奈さん、太賀さんなどとなっており、内容も学園と部活ものということから、4月期のような好視聴率は望めないのではないかと言われています。
<↓の画像は、TBSドラマ『仰げば尊し』出演の寺尾聰さんら>
そして、この人選に対してTBSの思惑が見え隠れしているといい、まだ正式な発表はないものの、来年1月期に同枠で放送されるドラマでSMAPの木村拓哉さんが主演を務めると噂されており、「7月期に日曜劇場が高視聴率を叩き出し、『HOPE』を大爆死させてジャニーズの機嫌を損ねてはいけないと思い、寺尾の起用を決めたそうなんです。」と週刊誌記者が裏事情を明かしています。
また、『OUR HOUSE』の脚本を担当した脚本家の野島伸司さんも自身のブレークに導いてくれたTBSには恩義があるといい、フジテレビのドラマオファーを受けた際にはTBS側の反応を恐れていたそうで、現在のTBSの日曜劇場はそれほど大きな影響力を持っているそうです。
このような噂は以前より度々耳にしますが、果たしてどこまで本当の話なのでしょうかね。
この記事ではTBS側が力を持っているとされているものの、ジャニーズ側が最も大きな力を持っていて、TBS側に圧力をかけたとも考えられそうですが…。
中島さんが主演を務める『HOPE』は、韓国のケーブルテレビで異例の大ヒットを記録したというドラマ『ミセン-未生-』をリメイクした作品で、出演者は中島さんの他に、山本美月さん、遠藤憲一さん、瀬戸康史さん、ジャニーズWESTの桐山照史さん、山内圭哉さんなどとなっています。
中島さんのファンの他にも、韓国ドラマ好きの方たちも視聴することが予想されますが、フジテレビで放送のドラマということから視聴を避けるという方も多く、主演の中島さんについては今年4月に、女優・吉田羊さんとの熱愛をスクープされ、さらには泥酔の状態で路上にいた30代の女性に抱きつくなどのトラブルも起こしており、中島さんのイメージは大幅にダウンしています。
そのため、7月期についてもフジテレビがTBSに惨敗するという可能性は充分あるとみられるのですが、とりあえず両者が初回でどれほどの数字を獲得するのかに注目したいですね。