女優・吉田羊さん(42)との交際が報じられ大きな話題になった『Hey! Say! JUMP』のメンバー・中島裕翔さん(22)が、7月よりフジテレビ系の日曜21時枠で放送されるドラマ『HOPE~期待ゼロの新入社員~』で主演を務めることが明らかとなりました。
中島さんはゴールデン帯(19時~22時)の連ドラで単独主演を務めるのは今回が初めてとなります。
中島さんが主演で放送される『HOPE』は、2014年に韓国のケーブルテレビ局で放送されていた連ドラ『ミセン-未生-』を日本の会社構造、社会背景に合わせてリメイクしたドラマで、中島さんが演じる主人公の一ノ瀬歩は、幼いころに囲碁と出会い、プロ棋士を目指していたものの、その夢を挫折。
その後訳あって総合商社で働くことになり、満足な社会経験や学歴も無い中、ひたむきに仕事に向き合い、1人の社会人として成長していく姿を描いたヒューマンドラマとなっています。
原作となった『ミセン-未生-』は、韓国内では“サラリーマンのバイブル”と称されている同名のウェブコミックをドラマ化したもので、2014年にドラマ化されると、韓国のケーブルテレビでは視聴率が1%を超えれば御の字と言われる中で、全20話の平均視聴率が5.4%を記録。
<韓国で大ヒットとなったドラマ『ミセン-未生-』>
最終回は韓国ケーブルテレビ歴代2位となる10.3%を記録し、名立たるドラマ賞を総なめ。
“ミセン・シンドローム”という言葉がニュースになるなど、韓国内で社会現象を巻き起こしたそうです。
そんな作品をリメイクした作品で主演を務める中島さんは、「サラリーマン経験はありませんが、仕事現場で緊張したり、いまだに分からないことだらけで右往左往したり、失敗が怖くて前に進めず落ち込んだり。そういう心情の部分は僕自身と重なっている気がします。サラリーマン経験がないからこそ、新人ならではのリアクションが自然とお芝居に出せるよう、主人公の一ノ瀬歩と同じように一から歩んでいく、という気持ちで頑張りたい」と意気込みを語っています。
そんな中島さんですが、2013年7月期に放送され社会現象となった『半沢直樹』(TBS系)に出演し、正義感あふれる新米銀行員、昨年1月期放送の月9ドラマ『デート〜恋とはどんなものかしら〜』(フジテレビ系)では、杏さん演じる主人公に恋心を寄せる爽やかな営業マンを演じていました。
中島さんは2008年10月期放送の連ドラ『スクラップ・ティーチャー〜教師再生〜』(日本テレビ系)で主演を務めているものの、この時は同じくHey! Say! JUMPの山田涼介さん、知念侑李さん、有岡大貴さんとともに主演を務めており、ゴールデンのドラマで単独主演は今回が初。
今年1月に公開された映画『ピンクとグレー』では映画初主演を果たし、俳優としても着実に成長しており、さらに韓国で社会現象を起こしたドラマのリメイク版とのことから注目が集まりますが、これに対してネット上では、
- フジに韓流ですか…こりゃダメだな
- フジはドラマから撤退したら?こんなの一体誰が見るの?感覚がズレ過ぎてる
- スキャンダルがあった矢先に主演なんてさすがジャニーズね
- 視聴者のニーズより、ジャニーズや電通のご機嫌を優先して番組制作するから、さらに視聴者は離れているってことが状況が苦しくなってきていても分からないのかね。ロクに実力もないジャニタレが出るってだけで、内容以前に見ないっていう層もいることを理解したほうがいいかと
- 苦戦してるのに韓国のリメークではさらに苦戦する
- フジドラマはタイトルとキャスティングだけで「こりゃダメだな」ってヤツが多いよな。で録画して一話を見てみると案の定…みたいな……
- 申し訳ないけど彼はなんとなく主役向きじゃない。脇役ってイメージ。主役にすることでより事務所のゴリ押しってバッシングされそう
- 中島裕翔は決して悪い役者ではないと思うが、主役としてはどうか!?と思う。フジのドラマは、ことごとく、逆に期待を外さないミスキャストばかり…
- 韓国ドラマ原作というだけで、拒否反応。
などの批判的なコメントが多数寄せられています。
中島さんはこれまでに『半沢直樹』、『弱くても勝てます 〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜』、『水球ヤンキース』、『デート〜恋とはどんなものかしら〜』、『刑事バレリーノ』、『ピンクとグレー』など、様々な作品に出演しており、俳優としての評価もそこまで低いわけでもないことから、初のゴールデン主演ドラマでどのような演技を見せてくれるのか楽しみではあります。
ですが、初のゴールデン主演ドラマが放送される日曜21時のドラマ枠では、4月からスタートした芦田愛菜さんとシャーロット・ケイト・フォックスさんW主演の『OUR HOUSE』が大コケしており、初回平均視聴率は4.8%、第2話は5.0%と早くも打ち切りラインの数字を記録するほど酷い状況。
同時間帯にはTBS系でもドラマが放送され、日本テレビ系では人気番組『行列のできる法律相談所』が放送されるなど、激戦区として知られていること、さらに韓国ドラマのリメイクで拒否反応も出ていることから、大コケしてしまうのではないかと心配になりますね…。
逆に、好視聴率を獲得することが出来れば、俳優として更に飛躍することが可能になるとみられますが、果たしてこのドラマはどのような結果となるでしょうか…。