9人組の人気アイドルグループ『Hey! Say! JUMP』の山田涼介さん(23)が、今年10月期にフジテレビの月9ドラマで、主演を務めることが分かったとニュースサイト『サイゾーウーマン』が報じています。
山田さんが月9で主演を務めるという話は、年明けにSMAPの分裂騒動が勃発したぐらいから浮上していたといい、確定するまでに時間がかかってしまったものの、すでにフジテレビとジャニーズ事務所からはGOサインが出ているようで、月9初主演が確定とのこと。
山田さんは、2010年1月期放送の土曜ドラマ『左目探偵EYE』(日本テレビ系)で連ドラ単独初主演を務め、その後は2012年1月期放送の『理想の息子』、2014年7月期放送の『金田一少年の事件簿N(neo)』(ともに日本テレビ系)で主演を務めました。
昨年3月には、実写版『暗殺教室』で映画初主演を務め、今年3月公開の『暗殺教室 -卒業編-』でも主演を務め大ヒット。
<↓の画像は、『暗殺教室』で潮田渚役を演じた山田涼介さんの写真>
さらに、2017年不輸公開予定の実写版『鋼の錬金術師』でも主演に起用されており、この作品については賛否両論となっているものの、高い注目を集めています。
そんな山田さんが約2年ぶりに主演に起用された月9ドラマは、現時点ではまだ調整中であるものの、学園ドラマになる可能性が高いとのこと。
玉田さんがフジテレビのドラマに出演するのは、2008年6月放送のスペシャルドラマ『古畑中学生』以来約8年ぶりで、果たしてどのようなドラマになっているのか、今から放送が楽しみではありますが、山田さんはこれまで主演映画では好成績を残しているものの、主演ドラマが微妙な結果になっていることからコケてしまうのではないかと心配されています。
ちなみに、連ドラ初主演の『左目探偵EYE』は、初回平均視聴率が8.5%、その後も7~8%台で推移し、最終回で10.7%を記録したものの、全8話の期間平均は2ケタに届かず8.3%。
主演2作目となった『理想の息子』は、初回13.9%を記録し、10%以上の数字を最後までキープし続けたのですが、全10話の期間平均は11.9%と微妙な結果。
また、『金田一少年の事件簿N(neo)』についても、初回こそ12.4%を記録したのですが、第2話で早くも7.7%と1ケタにダウンし、後半になって11%台に回復しましたが、全9話の期間平均は10.5%とギリギリの2ケタとなっていました。
こうした結果になっていることに加えて、近年はフジテレビの月9ドラマの平均視聴率が大幅に下がっており、1月期に放送された有村架純さんと高良健吾さんW主演の“いつ恋”こと『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』、福山雅治さん主演の『ラヴソング』は、ともに期間平均視聴率が2ケタを切り、2期連続で月9の歴代ワースト記録を更新するなど、非常に厳しいものとなっています。
また、7月期には桐谷美玲さん主演の『好きな人がいること』が放送されますが、桐谷さんはこれまで主演ドラマで数字が取れておらず、若者をターゲットにした恋愛ドラマということから、厳しい数字となるのではないかと予想されています。
フジテレビのイメージの悪化、ドラマの質の低下などから、これからさらに月9離れが進むのではないかと懸念されているのですが、そんな中でどこまでの数字を獲得できるのか、視聴者からはどのような反応があるのかに注目をしたいですね。