木村拓哉さんと工藤静香さんの長女で、モデル・フルート奏者のCocomiさん(本名=木村心美 20歳)が、4月29日にデビューアルバム『de l’amour』をアメリカ・ニューヨークのクラシック名門レーベル『DECCA GOLD』(ユニバーサルミュージック系)からリリースすることが発表され、ネット上では様々な声が上がっています。
発表によると、1stアルバム『de l’amour』のタイトルはフランス語で「愛の」という意味といい、アルバム収録曲『愛の小径』の原詩からインスピレーションを得て、Cocomiさんが付けたとのことです。
<↓の画像は、アルバム『de l’amour』の通常盤ジャケット写真>
アルバムに収録されているクラシックの名曲10曲は、Cocomiさんが「皆様に届けたい大好きな曲と思い入れのある曲」をコンセプトに選曲したといい、収録曲のアレンジは、数多くのクラシックアーティストへの楽曲提供、編曲で知られる村松崇継さんが担当したそうです。
また、Cocomiさんの演奏に魅了されたというクラシック界の演奏家たちとのコラボも実現し、「クラシックからロックまでジャンルを横断して活躍するスター・バイオリニストのデイヴィッド・ギャレットをはじめ、同じくバイオリニストのレイ・チェン、ギタリストのミロシュなど、世界で活躍する総勢8人のクラシック界のスターが今作に参加した」
としています。
【アルバム『de l’amour』収録曲・参加アーティスト】
『タイスの瞑想曲』:デイヴィッド・ギャレット(バイオリン)、牛田智大(ピアノ)
『愛の喜び』:レイ・チェン(バイオリン)、牛田智大(ピアノ)
『シシリエンヌ』:ミロシュ(ギター)
『白鳥』:ミロシュ(ギター)、真部裕(ストリングス)
『ヴォカリーズ』:ニュウニュウ(ピアノ)
『アヴェ・マリア』:ニュウニュウ(ピアノ)
『エストレリータ』:佐藤晴真(チェロ)、金子三勇士(ピアノ)
『愛の小径』:佐藤晴真(チェロ)、金子三勇士(ピアノ)
『愛の悲しみ』:アレクサンダー・ガジェヴ(ピアノ)
『夢のあとに』:アレクサンダー・ガジェヴ(ピアノ)
アルバムリリースにあたってCocomiさんは、「世界で活躍されているすばらしい演奏家の方々と共演させていただき、全てが心に残る本当にすてきな経験となりました。クラシック音楽の面白さ、楽しさ、そして美しさを改めて感じていただけたらうれしいです」
とのコメントを寄せています。
そして、Cocomiさんがフルート奏者として初のアルバムをリリースすることに対してネット上では、
- 若く知名度のある方がクラシック界を盛り上げてくれて嬉しい
- Cocomiちゃんのデビューアルバム買おうかしら。かわいいな〜美しいな〜
- キレイなフルートの音色、これはぜひ、じっくり聴きたい
- こういうデビューで本人は満足なのかな?
- 全てお膳立てされていて、それに従い動いてるだけにしか見えない
- 選曲からして、高度なテクニックを必要とする曲は避けている印象。
自分含めフルートを吹いている人達からしたら、高難度の名曲を聴いてみたいはずです。 - うまいけど、音大行ったら普通のレベル。本来この世界はトップでないと生き残れないんだけど彼女はバックが違いすぎる。
10年努力を続ければプロと呼べるくらいにはなるかもね。 - この売り出し方、御本人に本当の実力があっても「お金で、コネで、、」と思われてしまうような気がする。レコード会社のイメージも悪く感じる
- 親の力使うなら最初からフルート一本にすべきだったよね…変に変顔インスタやったり声優やったりして最後はフルート…
どんだけ親の力使うの?本来なら最初親の名前出さずにフルートで売り出すべきだったと思う。それで売れなきゃあきらめなよって話 - 共演されている方が世界的に活躍されているばかりで、共演されている方々が、大変お気の毒だと思いました。
音楽業界もビジネスですから、色々と辻褄合わせが大変なんでしょうね。ご本人は嫌でも、本心では、ご自身の実力不足に、気づいているはずです。
コネ力でゴリ押ししても、聴き手にはすぐ分かります。 - 元フルート奏者です。お金とコネがあれば、なんでも実現するんだなって実感しました。
フルートに関しては、たとえ上手くない人でも、音はいい音が出ます。昔、高いフルートを吹かせてもらった時、こんな自分でも音が全く違う!!と感動しました。
この方は実力もあるだろうから、木村心美として、フルート奏者1本でやっていけばいいのに。
などの声が上がっています。
Cocomiさんはモデル活動をしながらフルート奏者としても活動し、昨年の年明けには、日本で最も古い歴史を持つプロオーケストラ『東京フィルハーモニー交響楽団』(略称:東フィル)のニューイヤーコンサートにゲスト出演し、クラシック音楽ファン以外の間でも大きな話題になりました。
Cocomiさんは工藤静香さんのススメで、幼少期からピアノやバイオリンを習い、音楽の英才教育を受けていたそうで、小学生の頃に出場した『第23回ヤマノジュニアフルートコンテスト 小学生の部』で最優秀賞と特別賞を受賞、高校時代には『全日本学生音楽コンクール 東京大会 フルート部門』を2年連続で勝ち抜き、本戦出場を果たしています。
高校卒業後は、音楽の名門校である桐朋学園大学の音楽学部 カレッジ・ディプロマ・コースに進学し、『NHK交響楽団』の首席フルート奏者・神田寛明さんに師事しており、フルート奏者としても注目を集める存在ながら、その腕前はプロには到底及ばず、一般的な音大生レベルとの指摘もあります。
それによってCocomiさんの異様な持ち上げられ方や、1stアルバムに世界で活躍しているクラシック音楽界のスターたちが参加していることに対して、親のコネを使っているとしてネガティブな反応も少なくありません。
ただ、“コネも実力のうち”としてCocomiさんの活動を応援する声も多く、本人の努力次第で今後世間の評価も大きく変わる可能性はありますし、これからのフルート奏者としての活躍にも期待したいですね。