木村拓哉さん(48)と工藤静香さん(51)の長女で、フルート奏者・モデルのCocomiさん(本名=木村心美 20歳)がインスタグラムでライブ配信を行い、ファンから寄せられた様々な質問に答えていたのですが、「日本語と敬語が難しい」と告白し、ネット上で物議を醸しています。
3日にインスタライブを行ったCocomiさんは、「英語と日本語のどちらがしっくりきますか?」との質問に対して、「高校から日本語がベースになったんですけど、ケンカとかになると英語の方がスラーっと出てきますね(笑)。」
と答えていました。
また、「日本語の方が英語よりも難しいですか?」との質問には、「そりゃあそうですよー!言い回しというか、物事の言い方が複数あるじゃないですか。敬語も難しいと思っています。『ございます』『でしょうか』『ですか』とか。そこがちょっと難しいですね」
と話していました。
インスタライブではこの他にも、以前習得したフランス語を忘れないために、フランス語のニュースを聞くなどして、言葉を聞く耳を鍛えているとも語っていました。
Cocomiさんは幼少期から、日本人生徒が少ないインターナショナル・スクールに通っており、授業は全て英語という環境だったため、妹でモデル・女優のKoki,さんと共に英語はペラペラで、フランス語も話せるトリリンガルです。
そんなCocomiさんが、母国語である日本語、敬語表現が難しいと語ったことに対してネット上では、
- 日本人なのに若い子が敬語使えないのは、教育のせいではなく、ほぼ親の責任。
- 敬語の使い方は確かに難しいけど、両親の言葉遣いを見ていると確かにって思う
- 家族揃って海外に移住すればいいのに。国際的に活躍する、それが目標なんでしょ?
- ママンの無理強いのせいで…旦那さん(お父さん)も、娘さん2人も可哀想だ。
ママンがでしゃばらず、普通にしてたら娘さんもバッシングされないのに。普通に可愛いお嬢さんだと思うし、芸能活動やりたくてやってる感じもしない。
旦那さんも嫌だと思う。自分の家族がアレコレ言われて叩かれるの。 - 帰国子女じゃないのに母国語のが使えないって… これ日本でたまにある英語教育の失敗例って言われてるやつだよね。
バイリンガルに憧れて育てたんだろうけど、結局親の方も本場の英語使う海外に居た訳じゃないから、中途半端にしか喋れないし発音も良くない。 - あらら、インターナショナルスクールでちらほら見られる、典型的母国語中途半端ちゃんですね。
一見すると英語ネイティブレベルだけど、実際は日英どっちも中途半端で、どっちの新聞読むのも苦労するっていう…。 - 敬語が使えないのは本人のせい。難しくしたのは親のせい。子供の時から親が敬語を使っているシーンを見ていればすぐに使えなくても覚えているはず。
そういう環境を与えなかったのは親のせい。使えないのは本人の訓練が足りないから。 - 私は一番頭が柔らかい時期(幼稚園~中学まで)を英語圏で現地校に通っていたけど、家では親と日本語で話していたし、日本に帰国して数年経てば第一言語は完全に日本語。とっさに出るのも思考も日本語。
日本育ちで日本語より英語が得意って、よっぽど英語に適性があって且つインターだけじゃなく家庭でもずっと英語漬けの生活だったとかなんじゃないかな。
すごいな木村家、そこまで徹底するって事は、本当はいずれ海外に拠点を移す計画でもあったのかな。
などと、批判的な声が多く上がっています。
週刊誌『週刊女性』のWeb版『週刊女性PRIME』の記事でもスポーツ紙記者が、「(日本語は)外国人にとっての“世界で一番難しい言葉”とも言われますが、彼女は日本生まれの日本育ちで、両親はもちろん生粋の日本人。また帰国子女でもないのですが…」
と指摘しています。
また、Koki,さんの日本語にも違和感があることを指摘し、今後公開される主演映画『牛首村』のインタビュー中に、両親のことを「お父さん、お母さん」と表現したり、身内に対して謙譲語を使用するなど、言葉選びを間違っていたとしています。
姉妹が日本語を不得意としている原因について芸能プロダクションのマネージャーは、「静香さんの影響が大きいと思います」とし、「彼女が母として常々描いていた夢が、娘たちが“海外に進学して、何の仕事であれ、英語を駆使して活躍する”姿でした。もともと静香さん自身も英語が得意ではなく、若くして芸能界入りしただけに、娘たちにはできる限りの最高の環境を与えたかった。そこで選んだのが外国人向けのスクール。周囲から“キムタクの娘”と騒がれる心配がないことも決め手でした。物心つく前から英語に触れさせて、一方で静香さん自身も、独学で懸命に学んでは積極的に外国人の親御さんに話しかけて上達していった。自宅でも娘に合わせて英語中心の会話をするようになった」
と説明しています。
<↓の画像は、2009年撮影の工藤静香さんと次女・Koki,さんの写真>
英語教育に力を入れている学習塾の講師によれば、幼少期から英語教育に力を入れている家庭では、「日本語は放っておいても身に付くだろう」と軽視する傾向があるといい、これによって日本語と英語を中途半端に覚え、どっちつかずになることもあるといいます。
そのため、「英語は“第2言語”として習得させることを念頭にまずは日本語と区別させる必要がある」「敬語に関しては自然に身に付くのではなく、これは教わることで理解できるもの。お子さんが外国人向けのインターナショナルスクールに通っているのであれば、敬語を学ぶ術はなく、これを教えるのはご両親の役目になる」
としています。
しかし、木村拓哉さんと工藤静香さんは昔からあまり言葉遣いが丁寧ではなかったため、「日本語を苦手とする姉妹は、まさに両親の生写しと言えるのかも」と前出の芸能プロマネージャーは語っています。
2018年に『週刊文春』が報じた記事によれば、英語が話せる工藤静香さん、Cocomiさん、Koki,さんの3人は、家庭でも日本語は使わずに、英語やフランス語で会話しているとのことでした。
それが原因で正しい日本語が使えず、Cocomiさんは20歳になった現在も日本語が難しいと感じてしまっているのであれば、本人だけでなく親にも大きな責任があると言われても仕方がないかもしれません。
Cocomiさんはモデル、フルート奏者、声優としても活動し、インタビュー取材を受けたり、ステージに立って喋る機会も多くあるだけに、なるべく正しい日本語を使えるように、音楽だけでなく日本語の勉強も頑張ってほしいですね。