今年10月期に前作から2年ぶりに、米倉涼子さん主演『ドクターX~外科医・大門未知子~ 第7シリーズ』を放送するテレビ朝日の木曜ドラマ枠(木曜21時)で、来年1月期に嵐・松本潤さんの主演ドラマ、4月期には木村拓哉さんの主演作が放送されるとの情報をニュースサイト『日刊大衆』が伝えています。
『日刊大衆』によれば、来年4月期に放送とされる木村拓哉さんの主演ドラマは、『BG~身辺警護人~』シリーズの第3章の可能性が高いとみられるといいます。
『BG』の続編についてドラマ制作会社関係者は、「第2章の最終回では、木村さん演じる島崎章が“ボディガードを続ける理由”を語るなど、続編を匂わせるような展開もありましたし、木村さんと斎藤工さんの『最強バディをまた見たい』と希望する声も多いですよね。テレビ朝日には安定的な人気を誇り、シリーズを重ねているドラマが少なくありません。『BG』も『ドクターX』のように、第3章、第4章と続いていく可能性はあるでしょう」
と語っています。
<↓の画像は、『BG』で共演の斎藤工さん&木村拓哉さんの写真>
『日刊大衆』はさらに、米倉涼子さん、松本潤さん、木村拓哉さんのドラマ1本あたりのギャラについても伝えており、米倉さんは連ドラ1本あたりのギャラが500~700万円とされ、一方の木村さんは1本500万円、松本さんは1本300万円程度になるのではとしています。
松本潤さんが初めて、テレビ朝日の木曜ドラマ枠で主演するとの情報は、つい先日も『日刊大衆』が伝えていましたが、その作品の内容や演じる役柄などの詳細はまだ明らかになっていません。
一方で木村拓哉さんが来年4月期に、連ドラ主演するとの情報は特にありませんでしたが、『BG』シリーズが『ドクターX』等のようにシリーズ化されるとの情報は以前より流れていました。
『BG』シリーズの第1章は2018年1月期に放送され、初回から最終回までの世帯平均視聴率は15%前後で推移し、全9話の期間平均視聴率は15.2%でした。
また、昨年6月から約2年半ぶりに放送された第2章は、初回に17.0%を記録し、全7話の期間平均視聴率は前作超えの15.6%と、高視聴率をキープしていました。
第2章は昨年4月期に放送予定だったものの、新型コロナウイルスの影響で2ヶ月遅れのスタートになったため、通常よりも放送回数が少ない全7話でした。
そして、第2章が終了のタイミングで週刊誌『女性自身』は、すでに続編制作に向けて動き出していることや、テレビ朝日は『BG』シリーズを「令和の『相棒』」にしようとしているとしていました。
『女性自身』によれば、『BG』の第2章は新型コロナウイルスの影響で、大規模ロケや派手なアクションシーンなどが封じられたほか、放送回数も少なかったことで制作現場も不完全燃焼といい、木村拓哉さんも第3章に前向きな姿勢とのことでした。
木村拓哉さんはかつて、主演作の続編には否定的な言動をしていましたが、『BG』の第1章の撮影終了時点で木村さんがスタッフに「絶対またやろう!」と呼び掛けていたそうです。
木村拓哉さんも『BG』の続編制作に意欲を見せていることから、テレビ朝日はそれに応えて前作から2年後に続編を制作し、今後も数年おきに新作を放送する方向でオファーしていくそうです。
これまで木村拓哉さんは数多くのドラマに出演してきましたが、『BG』シリーズは過去5年に放送された連ドラの中で最も高い視聴率を記録し、この作品での演技も視聴者から好評価されています。
ただ、『相棒』や『ドクターX』のようにシリーズが長期化すると、マンネリ化なども懸念されますが、『BG』ではシリーズごとに新たな展開などを盛り込み、視聴者を飽きさせない工夫をしてほしいですね。