木村拓哉さんが主演の新ドラマ『Believe-君にかける橋-』(テレビ朝日系 木曜21時)がスタートし、26日に初回平均視聴率が発表され、第1話の放送を終えてネット上では様々な声が上がっています。
『Believe』は、橋づくりに情熱を燃やしている大手ゼネコン『帝和建設』の土木設計部部長・狩山陸が、建設中に起きた橋の崩落事故を巡って、設計ミスが崩落の原因として逮捕、懲役1年6ヶ月の実刑判決が下されながらも、諦めることなく希望と再生の道を模索していく姿を描いており、脚本は木村拓哉さん主演の『GOOD LUCK!!』や『BG〜身辺警護人〜』シリーズを手掛けた井上由美子さんが担当のオリジナル作品となっています。
キャストは木村拓哉さんのほか、天海祐希さん、竹内涼真さん、山本舞香さん、一ノ瀬颯さん、北大路欣也さん、上川隆也さん、斎藤工さん、小日向文世さん、濱田龍臣さん、一ノ瀬ワタルさん、小野武彦さん、賀来千香子さんなどと、豪華俳優陣が顔を揃えています。
<↓の画像は、メインキャストの人物相関図写真>
第1話のあらすじ内容(ネタバレあり)は、東京都の一大プロジェクトとして進めた龍神大橋で崩落事故が発生し、この事故は納入された資材に問題があったことで起きたものでしたが、狩山は帝和建設の社長・磯田典孝(小日向文世さん)から、会社を守るために事故の原因を隠蔽して全責任を取ってほしいと懇願され、悩んだ末に証拠を全て消して事故の真相を隠蔽し、全ての責任を背負う形で逮捕、実刑判決を受けました。
こうして刑務所に入った後、妻・玲子(天海祐希さん)からガンによって余命1年かもしれないと告げられ、そして狩山は事故の真実を隠す罪に気付き、弁護士の秋澤良人(斎藤工さん)に裁判のやり直しを相談しました。
また、事故で死亡した作業員・若松と瓜二つで謎めいた警視庁捜査一課の刑事・黒木正興(竹内涼真さん)が、事故の真相を追い求めて、凄まじい執念で捜査を開始する姿も描かれました。
そんな第1話の平均世帯視聴率は11.7%、平均個人視聴率は6.8%(共に関東地区)で、現時点でスタートしている今期放送のドラマでは、長谷川博己さん主演の『アンチヒーロー』(TBS系 日曜21時)を抜いて、初回平均世帯視聴率は今期トップ(暫定)となっています。
なお、『アンチヒーロー』の第1話の平均世帯視聴率は11.5%、平均個人視聴率は7.0%、コア視聴率(13~49歳の個人視聴率)は4.5%で、個人視聴率は『Believe』を上回っていて、テレビ局が最も重要視しているコア視聴率も非常に高く、第2話の世帯視聴率は12.8%、個人視聴率は7.8%と、初回から数字を上げています。
そして、『Believe』の初回放送を終えてネット上では、
- believe思ってたより面白かった 色んな伏線が絡んだ今後の展開が楽しみ
- 一話から引き込まれた。橋の崩れ方が何となくアレでしたがそれ以外は目を凝らして見てた。今期では唯一楽しみなドラマ
- 色々言われてもキムタクはやっぱり凄い また脚本も素晴らしい
- 一般の人にはなかなか分からない土木業界のドラマ なかなか面白そう
- 豪華出演者で見たけど面白そう! キムタク、囚人の礼が風間教官の礼やったな笑 あんな礼ひとつとっても絵になるというか、カッコいいわ 竹内涼真は双子設定やろな
- 何でキムタクだけが執行猶予なしの実刑になるのか不思議。あれだけのプロジェクトの事故となれば建築士一人の責任ではないはず。会社ぐるみで責任が問われますよね。
しかも事故で死んだ人は自ら危険な方へ歩いていき、まるで自殺行為してましたよね。あれでなんで過失致死になるのか。 - ドラマは面白かったんだけど、天海祐希さんとキムタクが夫婦っていうのがどうも違和感が…
- この視聴率は木村拓哉さん主演だからとれたんじゃ無いと思う まずは凄い出演者さん達のおかげ
などの声が上がっています。
ストーリー展開を巡り、ツッコミどころが多かったとの声も少なくありませんが、想像よりも初回放送時点では内容を評価する反応が多く、木村拓哉さんの演技に関しても厳しい声は少ない印象で、続きが早く見たいとの声が多くみられます。
また、放送前に心配されていた初回の視聴率に関しても『アンチヒーロー』と同等の数字を取っており、テレビ朝日の木曜ドラマで初回の世帯視聴率が10%を超えるのは、昨年7月期放送の中村倫也さん主演『ハヤブサ消防団』以来で、木村拓哉さんが同枠で主演した2022年4月期放送『未来への10カウント』の初回世帯視聴率11.8%(個人視聴率6.6%)をわずかに下回ったものの、好スタートを切ったと言えます。
『Believe』は脇を固める俳優陣も非常に豪華で、それだけで大きな注目を集めており、初回に関してはとりあえず興味本位で視聴した人も多いことから、重要なのは第2話以降の数字となり、『アンチヒーロー』は第2話でしっかりと数字を伸ばしていますが、『Believe』も右肩上がりとなっていくのか、現時点ではまだ不明なコア視聴率も含めて今後の推移に注目したいです。