『AAA(トリプルエー)』のメンバーで、「SKY-HI(スカイハイ)」名義でラッパーとしても活動している日高光啓さん(ひだか・みつひろ 33歳)が、某アイドルが自身のラップの歌詞(リリック)をパクり、無断使用していることを明らかにし、ネット上で物議を醸しています。
日高光啓さんは26日に自身のツイッターを更新し、「アイドルの子が俺のリリックパクってライブしてるのは見た事あるけど、普通に連絡くれりゃいいのにな、とは思う。無断でやらんでも笑。」
とツイート。
<↓の画像が、AAA・日高光啓さんのツイート写真>
この投稿に対して「サンプリングじゃない感じなの?」(サンプリング=過去の曲や音源の一部を流用し、再構築して新たな楽曲を製作する音楽製作法・表現技法)とのコメントが寄せられると、「全然ええんやけど、使うんなら使うで連絡して!あとクレジットかシャウトアウトで俺の名前入れて!!まるで自分の歌詞みたいに歌うやん!!!とは思う笑」
と、無断使用に対して不満を抱いていることを明かしています。
<↓の画像が、AAA・日高光啓さんのツイート写真>
この投稿によってファン等の間ではリリックをパクったアイドルの特定が行われ、有力候補として、ジャニーズの6人組グループ『SixTONES(ストーンズ)』のメンバーで、元KAT-TUN・田中聖さんの弟としても知られる田中樹さん(たなか・じゅり 25歳)の名前が挙げられています。
<↓の画像が、ストーンズ・田中樹さんの写真>
田中樹さんはストーンズで主にラップを担当し、これまでに様々なライブで自身のオリジナルラップを披露しており、オリジナル曲として『swap meet』(別名=転身犯)、『若芽吸う譜(ワカメスープ)』、『正論Pow!!!(ショウロンポウ)』などがあります。
この中の『若芽吸う譜』というラップが、日高光啓さんが2016年にラッパー・KEN THE 390さん等とコラボした曲『Turn Up』の一部歌詞と一致しており、ファン等の間では以前から話題になっていたようですが、これに関してはパクリではなく「サンプリング」だと受け止められていたようです。
そうした中で日高光啓さんが、某アイドルが無断でリリックをパクっていると指摘したことによって、田中樹さんのことを言っているのではないかと双方のファン等の間で騒ぎになっており、日高さんは再びツイッターを更新し、「連絡欲しかったなぁ、ってくらいだし、思う所ゼロじゃないだけで全く怒ってはないし聴いてくれてるって嬉しさもあるんで 皆もどこかで使う時は教えてね出来る範囲の協力はするのでって感じでの ザワついた人はごめんね、自分は曲聴いてもらえたらそれが嬉しいので俺の代わりに怒らんで下さい 笑」
とファン等に呼びかけています。
<↓の画像が、AAA・日高光啓さんのツイート写真>
サンプリングはヒップホップなどで多く用いられており、メロディや歌詞の一部を引用して楽曲を構成するものとなっているのですが、サンプリングする量によっては「著作権者」「著作隣接権者」の許諾が必要となります。
現時点では、日高光啓さんが指摘している某アイドルが、ストーンズの田中樹さんなのか否かは不明ながら、田中さんはこの他にも『swap meet(転身犯)』がヒップホップグループ『BAD HOP』の曲『Walking Dead』と酷似していると指摘されており、以前から一部ファン等の間では物議を醸していたようです。
ニュースサイト『WEZZY』によると、田中樹さんは今年2月にファンクラブ会員向けの有料ブログで、自身のラップに対して様々な意見が寄せられていることに言及し、「なのに何人か俺のフリースタイルについて言うってことはHIPHOPとかRAPについて俺の何倍も知識あるだろうな~って」「お勉強させていただきたいくらい」「HIPHOP IQわけてくらぱい」などと綴り、アンチを煽っていたとのことです。
そんな田中樹さんは、ジャニーズの中でもトップクラスのヒップホップの知識を持っているといい、ラップへの思い入れはかなり強い様子で、将来的にはフリースタイルラップの大会に出場し、「ジャニーズにヤバいラッパーがいる」と言われる域に達したいと語ったり、今後はグループのアルバムにオリジナル曲を入れたいとの思いも明かしています。
そうしたことを語っていた田中樹さんに歌詞の無断使用、パクリ疑惑が浮上しネット上で物議を醸しているのですが、今後この件について本人が言及するかどうか、引き続き動向を見守っていきたいですね。