“タッキー”こと滝沢秀明さんの事務所『TOBE(トゥービー)』が7日に、5月22日をもって『King & Prince』を脱退、『ジャニーズ事務所』からも退所した平野紫耀さん、神宮寺勇太さんの2人が合流したことを正式発表し大きな話題になっていますが、今後もジャニーズからTOBEへの移籍は続き、一大勢力になる可能性があるとみられています。
『スポーツニッポン』(スポニチ)はTOBEの今後について、滝沢秀明さんがプロデュースを手掛けていた『Snow Man』や『SixTONES』などの動向に注目が集まっているとし、「滝沢氏には3つの武器がある。それは(1)ジャニーさんから学んだアイドル発掘と育成の能力(2)事務所内外の幅広い人脈(3)タレントとしての経験――だ。もちろんジャニーズという大きな後ろ盾がない中、どこまでやれるかは未知数だ。ただ3つの武器を生かし、自身が発掘したタレントと元ジャニーズのタレントを組み合わせることができれば、一大勢力になる可能性がある。」
と報じています。
TOBEには今後も、5月に退所したジャニーズJr.のグループ『IMPACTors(インパクターズ)』のメンバー全員や、8月末をもって退所する『Kis-My-Ft2』の北山宏光さん、9月末で退所する元『King & Prince』の岸優太さんの合流が噂されており、ジャニーズファン等の間で大きな注目が集まっています。
ニュースサイト『ピンズバNEWS(双葉社)』によれば、この他にもTOBEへの移籍が囁かれているジャニーズタレントがいるといい、昨年デビュー10周年を迎えた5人組グループ『A.B.C-Z』を挙げています。
TOBEへの移籍説が浮上しているのはA.B.C-Zの全員ではなく一部メンバーといい、ソロで数多くのバラエティ番組に出演し、活躍の場を広げている河合郁人さんは少なくとも移籍の可能性はゼロとした上で、「極論なことを言うと、河合さんだけが残って他のメンバー全員がジャニーズを去る可能性もゼロではない」「浮上している話がよりリアルになっていくと、彼らが平野さん、神宮寺さん、IMPACTorsの7人に続いてTOBEに入る、“新たな仲間”になっていきそう」
と芸能プロダクション関係者が語っています。
河合郁人さん以外のA.B.C-Zメンバーに移籍説が浮上している背景として、グループの人気伸び悩みによる仕事量の減少が挙げられています。
A.B.C-Zのメンバーたちもテレビ番組などでグループの人気の低さを自虐的に語るほどで、今年4月にはついに冠番組『ABChanZOO』(テレビ東京)と『えびたび』(Paravi)の2本が終了となりました。
A.B.C-ZはCDの売り上げも低迷し、昨年10月にリリースした現時点での最新シングル『#IMA』は初日の売上枚数が3万枚未満で、他のジャニーズグループと比較して売上が低く、音楽番組などへの出演も少ない状況です。
そして、今年5月にはメンバーの塚田僚一さんが心身の不調を理由に芸能活動を一時休止することを発表し、A.B.C-Zからの脱退やジャニーズ事務所からの退所説も浮上していて、グループの今後が不安視されている状況ですが、噂通り今後A.B.C-ZのメンバーもTOBEに移籍し、再起を図るといった展開はあるのでしょうかね…。