かねてからデビュー間近と噂されている関西ジュニア(旧ジャニーズJr.)の5人組グループ『Aぇ! group』が、3月16・17日に単独ドームライブ『Aッ倒的ファン大感謝祭 in京セラドーム大阪 ~みんなホンマにありがとう~』を開催し、このイベントでデビューを正式発表するのではないかとの憶測も飛び交い、大きな注目を集めています。
しかし、ジュニアのファンクラブ会員に先行販売されたチケット価格(FC料金:税込4,000円)は早々に定価割れしており、チケット売買サイト等では価格が暴落して超安値で転売され、“投げ売り”状態になっていると週刊誌『週刊女性』のWeb版『週刊女性PRIME』が伝えています。
<↓の画像は、Aぇ! groupのメンバー写真>
記事ではアイドル誌編集者がAぇ! groupについて「デビュー組に劣らない人気なので、単独ドーム公演も納得です」と語っているのですが、1日にファンクラブ会員先行チケットの当落発表が行われて以降、チケット売買サイトやSNSでは定価の10分の1ほどで売りに出されているとしています。
実際に、チケット売買サイト『チケジャム』でライブチケットの価格を見ると、7日13時の時点で最低価格は1枚450円となっていて、2公演合わせてチケットの出品数は1,150件超え、『チケット流通センター』は最低価格が500円で、出品数は約2,650件となっています。
SNS上でも転売が行われていて、週刊女性によれば1枚300円での取引を希望する人や、「無料で大丈夫なので行きたい方いませんか」と呼びかけているファンもいたといいます。
こうした事態を招いている原因についてジュニアのファンは、「単独公演は久しぶりなので、複数のファンクラブ名義を使って申し込んだ人も少なくなかったようですね。チケットが予定よりたくさん取れてしまったファンが売買サイトに出品するケースは珍しくないのですが、ワンコインで投げ売りされているのはA.B.C-Z以外では見たことがないです」
と語っています。
さらにスポーツ紙記者は、「雑誌の表紙を多数飾り、メンバーがドラマの主演も務めるなど人気があるのは間違いありませんが、ドーム2日間公演は少し早かったかもしれませんね。また昨年末に福本大晴さんがコンプライアンス違反により契約解除になったものの、詳細が明かされなかったことで事務所やグループに不信感を持っているファンも少なくないのでしょう」
と語り、人気メンバーだった福本大晴さんの脱退によるファン離れも要因として挙げられています。
『日刊ゲンダイ』によると、2022年10月にデビューした『Travis Japan』が1月から開催の全国ツアーに関しても“大コケ”しているそうで、「チケットが一般発売されたからだ」「旧ジャニーズ事務所のコンサートは基本的にファンクラブ会員内で完売するため、ファンクラブ会員加入必須。一般発売自体が異例中の異例なのだ」と伝えています。
<↓の画像は、Travis Japanの写真>
取材に応じたファンは、「(チケットが)当たりまくって、入金せずにキャンセルしていると仲間何人もから聞きました」「買えないのが前提のジャニーズでこんな話は初めて。トラジャは去年も公演数増やしていたけど、残念ながら飽和状態。とはいえ、一般発売ですぐ完売するけれど、ジャニーズファン的にはアイドル落第レベル」
と語っています。
実際には、旧ジャニーズのライブでも一般販売は行われていて決して異例ではないのですが、一般販売されるチケット枚数は非常に少なく入手は困難といいます。
Aぇ! groupの京セラドーム大阪公演に関しても9日正午から一般販売がスタートし、販売終了は予定枚数が無くなるまでとされており、どれほどの枚数が販売されるのかは不明です。
すでに先行販売分のチケットが投げ売りされている状態で、せっかくの単独ドームライブにも関わらず、公演までに買い手がつかずに“空席祭り”となることも懸念されますが、果たしてどういった結果になるでしょうか。