俳優・阿部寛さん(あべ・ひろし 60歳)が、4月期放送の日曜劇場『キャスター』(TBS系 日曜21時)で主演することが正式発表されました。
阿部寛さんが日曜劇場で主演するのは、2022年1月期放送の『DCU ~手錠を持ったダイバー~』以来3年ぶり6度目で、春ドラマ『キャスター』では報道番組のメインキャスター役を演じ、今作は完全オリジナル脚本の作品となっています。
阿部寛さん演じる主人公・進藤壮一(しんどう・そういち)は、「世の中を動かすのは真実!」という信念を持ち、公共放送で15年にわたり社会部記者を務めた後、報道番組のキャスターに就任し、民放のテレビ局・JBNの会長に引き抜かれて視聴率が低迷している報道番組『ニュースゲート』に就任しました。
<↓の画像が、報道キャスター・進藤壮一役を演じる阿部寛さん>
進藤は真実を伝えることに対して手段を選ばず、独自のルールで取材や調査をして既存のルールを破り、圧倒的な存在感によって周囲を巻き込んでいきながら、悪を成敗していく型破りな男という設定になっています。
そんな進藤と同様に『ニュースゲート』のテコ入れのため、総合演出に抜擢された崎久保華役(さきくぼ・はな)を女優・永野芽郁さん(ながの・めい 25歳)が演じます。
<↓の画像が、総合演出・崎久保華役を演じる永野芽郁さん>
崎久保は、これまでバラエティ番組を手掛け会長賞も受賞したことがあるヒットメーカーで、進藤に振り回されながらも奮闘していくのですが、バラエティから報道への異動は不本意ながらも受け入れたのは、ある思いを届けたいという理由があり…という役どころです。
型破りで破天荒な進藤に憧れている新人AD(アシスタント・ディレクター)の本橋悠介役(もとはし・ゆうすけ)は、『なにわ男子』の道枝駿佑さん(みちえだ・しゅんすけ 22歳)が演じます。
<↓の画像が、入社2年目の新人AD・本橋悠介役を演じる道枝駿佑さん>
元は足は、アメリカの大学に留学してジャーナリズムを学び、報道記者志望でJBNに入社するも報道番組でADを務めることになり、理想と現実の間で色々と失敗などを重ねながら、進藤との出会いにより成長していくという役どころです。
完全オリジナルの脚本は、槌谷健さん、及川真実さん、李正美さん、谷碧仁さん、守口悠介さん、北浦勝大さんの6人が担当し、演出は加藤亜季子さんと金井紘さんが担当します。
そして、今作のプロデューサーを務めるTBSの伊與田英徳さんは『キャスター』について、「阿部さんがどんな役をやったら面白いのか?と考えているときにふと、キャスターはどうだろうと思い立ち、阿部さんに相談してこの企画に至りました。」「ドラマというフィクションの中で、いろいろな架空の人物が登場し、事件が勃発しますが、報道に携わる方々に教えていただいた魂を大切に、精一杯制作させていただきたいと思います。」
などとコメントしています。
そして、日曜劇場『キャスター』の放送発表を受けてネット上では、
- 阿部さんの出演作品は毎度ハズレなしだから期待したい
- 映画ショウタイムセブンもキャスター役じゃなかった?
- 爆弾魔との交渉でもするのかな
- ショウタイムセブンの続きか?
- 阿部寛でニュースキャスターというと現在映画館で公開中の「ショウタイムセブン」と被ってる。
短いスパンで同じ役柄ってどうなのかな? 真実を伝えるためのキャスターってところも似てる - 記者15年やってニュースキャスターをやっていたが民放に引き抜かれ…
大越のドラマかよ - ラパルフェ都留が、本人の代わりにラヴィットで番宣できるな
- 裏にSixTONESの冠番組があるのになにわ男子のメンバーは出ていいのかよ
- せっかく日曜劇場に阿部ちゃん来たのになにわ男子捻じ込み…民王がなにわ男子投入で悲惨なことになってたの見てなかった?
- 今放送中の御上先生は内容が暗くて爽快感がない。日曜劇場は下町ロケットのようにワクワクするものがいい。阿部氏が主役なら期待できそう。
- 映画ショータイムセブンの阿部ちゃん良かった。普段ボソッと喋る印象持ってたけど、キャスター役では滑舌良く聞き取りやすかったので、日曜劇場も楽しみ。
などの声が上がっています。
阿部寛さんは2010年4月期放送の『新参者』で初めて、TBSの看板ドラマ枠である日曜劇場で主演し、その後も2015・2018年に『下町ロケット』、2021年に『ドラゴン桜』、2022年に『DCU』、そして『キャスター』で6回目の主演を務め、同枠の歴代最多主演数は田村正和さんと木村拓哉さんの7回で、阿部さんは歴代3位となっています。
阿部寛さんが日曜劇場で度々主演に抜擢される理由は、やはり安定した演技力によって人気が高く、数字を持っているためとみられ、過去に主演した作品の平均世帯視聴率は最低でも『下町ロケット 第2期』の13.6%、最高は『下町ロケット 第1期』の18.5%と高水準となっています。
そして、日曜劇場の6作目では報道番組のキャスター役に抜擢され、過去の実績から期待の声が多く上がる一方で、阿部寛さんは今月7日から公開の主演映画『ショウタイムセブン』でも報道番組のキャスター役を演じているため、混同しそうと懸念の声も上がっています。
ただ、『ショウタイムセブン』は韓国映画『テロ、ライブ』が原作で、『キャスター』とは全く関係がない別作品となっていて、架空のテレビ局・NJBからラジオ局へ左遷となった元人気キャスターが、爆破予告電話をきっかけに犯人から交渉人に指名され、降板となった報道番組の生放送に乗り込んで、爆破テロ犯と命がけの交渉を挑む姿をリアルタイムで描いたサスペンスとなっています。
一方で『キャスター』は型破りで破天荒なキャスターが、周囲を巻き込みながら悪を成敗していく内容のようなので大きく異なり、どういった仕上がりになっているのか楽しみですし、追加キャスト発表にも注目したいですね。
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