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ミュージックソンに続き24時間テレビも旧ジャニーズのメインパーソナリティー起用終了へ? スポンサーの日産も問題視で出演NGに?

24時間テレビ放送継続も旧ジャニーズ勢は排除か。なにわ男子起用も低視聴率、性加害や寄付金着服問題で出演終了?

鳥取の日本海テレビで経理等を担当していた幹部社員(53)が会社の売上金や、チャリティー番組『24時間テレビ』で集めた寄付金を2014年から10年間にもわたり着服していたことが判明し、番組の打ち切りを求める声も噴出する中で、ニュースサイト『ピンズバNEWS(双葉社)』は番組継続は濃厚とする一方、毎年番組のメインパーソナリティーを務めている旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)のタレントは、来年以降排除されると伝えています。

ピンズバNEWSは旧ジャニーズタレントが排除される理由として、24時間テレビのメインスポンサーで、福祉車両の寄贈や募金活動など社会貢献活動に協力している『日産自動車』の存在を挙げています。

日産は、ジャニー喜多川さんの性加害問題を受けて9月に、3年前から矢沢永吉さんの後任でCMに起用していた木村拓哉さんと新規契約を結ばないことを決定していて、そうした事情もあってか旧ジャニーズタレントを24時間テレビに起用しない可能性が高いと見られているそうです。

制作会社関係者は来年の24時間テレビについて、「放送を休止するということはあり得ないでしょう。『24時間テレビ』は社を挙げた最大のイベント番組であり、“『24時間テレビ』があるからこそ日テレは1つにまとまることができる”とまで言われる存在ですからね。ただ、旧ジャニーズとは手を切ることになるはずです。ニッポン放送の年末24時間特番『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』からSixTONESが降板するのと同じことが起きる、と業界関係者の間では言われています」と明かしています。

『ミュージックソン』は1975年から放送がスタートし、その3年後から始まった24時間テレビよりも歴史が長いチャリティー番組で、内閣府、文科省、厚生労働省、警察庁などから後援を受けています。

番組のメインパーソナリティーは、1975~1985年にかけて“欽ちゃん”こと萩本欽一さんが務めており、その後1991年に少年隊・東山紀之さんがパーソナリティーを務めて以降、同局でレギュラー番組を持つ元SMAP・中居正広さん、元TOKIO・長瀬智也さん、KAT-TUN、V6、Kis-My-Ft2、SixTONESと、複数の旧ジャニーズタレントも番組のメインパーソナリティーを務めています。

キスマイは2018~2020年、SixTONESも2020年から昨年まで3年連続でメインパーソナリティーを務めていたのですが、今年も12月24日正午から生放送される番組のメインパーソナリティーには、乃木坂46の久保史緒里さんが起用されています。

これについて前出の制作会社関係者は、「ニッポン放送で番組を持つタレントが担当してきたこともあり、たしかに乃木坂の久保さんの起用は順当です。しかし、旧ジャニーズ事務所所属タレントならなにわ男子も『なにわ男子の初心ラジ!』が放送中で、過去には『オールナイトニッポンPremium』にも出演しています。 キスマイからSixTONESへ、そしてSixTONESからなにわ男子に“継承”という流れがあったんですが、今年は久保さんが担当。ジャニー氏の問題の影響があったのは間違いない」としています。

続けて、「ミュージックソン』からSixTONESが降板し、なにわ男子が起用されなかったことで、来年の『24時間テレビ』のメインパーソナリティーにも旧ジャニーズタレントが起用されることはなくなったと関係者の間ではもっぱらです。チャリティー番組に旧ジャニーズタレントというのは現時点ではあり得ないわけです」と語っています。

ジャニー喜多川さんの性加害問題に関しては、日本テレビの親会社である『読売新聞』の上層部も重く見ているといい、それに加えて昨年はなにわ男子をメインパーソナリティーに起用し、番組の視聴率が“大爆死”していたことから、今後数年は旧ジャニーズタレントを番組に起用しないのではとしています。

24時間テレビは2003年以降、メインパーソナリティーを旧ジャニーズタレントが務めるというのが毎年恒例となっていて、その理由としては両者の蜜月関係や、番組の視聴率や募金に良い影響を与えることに期待しての起用だったとみられます。

しかし、ジャニー喜多川さんの性加害をメインスポンサーの日産が問題視していることに加えて、日本海テレビ元社員による寄付金の着服問題がきっかけで、ネット上では旧ジャニーズ勢の起用なども含めて非難の声が上がり、24時間テレビ不要論が再噴出していることから、来年に関しては旧ジャニーズの起用を控える可能性は高い気はしますが、果たして今後どうなるでしょうかね。

日本テレビは27日に行った定例社長会見で、旧ジャニーズタレントの番組起用について、「案件の進捗や、先方の対応が確認できたところでもう一度考えるが、それがない状況では新しいキャスティング、ブッキングはございません」と説明する一方で、12月2日放送の音楽特番『ベストアーティスト2023』では嵐・櫻井翔さんが司会を務めるほか、現時点で5組の旧ジャニーズグループの出演が発表されています。

これについて日本テレビは、「SMILE-UP.社の対応が進んでいることも確認できている。」として起用したと説明し、今後新たなエージェント会社が設立され、そこと各グループが契約を交わすことで旧ジャニーズ事務所の所属ではなくなりますし、テレビ局側はタレントに罪はないとして番組への起用を続けていることから、ほとぼりが冷めれば24時間テレビにも起用するのではないかとも思いますね。

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