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24時間テレビ45でチャリティーマラソン復活、両国国技館で有観客放送を問題視する声。コロナ第7波直撃で様々な問題も…

24時間テレビの有観客開催が物議。新型コロナ感染者激増、日本テレビ内でも懸念の声。ネットでも否定的な声相次ぐ

全国各地で新型コロナウイルスの感染者が激増し、1日あたりの感染確認数が過去最多を更新、医療崩壊の危機が叫ばれる中で、3年ぶりに有観客開催するチャリティ番組『24時間テレビ45 愛は地球を救う』(日本テレビ系 8月27・28日放送)を巡り、日本テレビ内からも「有観客で大丈夫か?」という声が上がるなど、物議を醸していることを週刊誌『週刊新潮』のWeb版『デイリー新潮』が伝えています。

フジテレビは新型コロナの感染拡大を受けて、2020年から『27時間テレビ』の放送を休止していますが、日本テレビは無観客開催という形で『24時間テレビ』の放送を継続し、メイン企画の公道を走るチャリティーマラソンは中止し、それに代わって私有地をリレー形式で走る企画を放送しました。

しかし、これでは盛り上がりに欠け、番組の視聴率も低迷を続けていることもあってか、日本テレビは6月に行った番組の制作発表会見で、今年は「会いたい!」をテーマに2019年以来3年ぶりに有観客開催することを発表しました。

その前にはチャリティーマラソンの復活も発表されており、今年はEXIT・兼近大樹さんがランナーを務め、どういったコースを走るのかや距離などの詳細は明らかになっていません。

番組のメインパーソナリティーは、YouTubeチャンネル『ジャにのちゃんねる』(登録者数:337万人)のメンバーである嵐・二宮和也さん、KAT-TUN・中丸雄一さん、Hey! Say! JUMP・山田涼介さん、Sexy Zone・菊池風磨さんの4人が務めます。

デイリー新潮によると、今年の『24時間テレビ』では高視聴率の獲得を狙っているといい、「昨年のメインパーソナリティはKing & Princeが務めましたが、平均視聴率は12.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯:以下同)と、15%以上を取っていた近年では稀に見る低い数字でした。そこでジャニーズの異なる人気グループの中から選抜された、いわば“ドリームチーム”で高視聴率を狙おうというわけです」と、日本テレビ関係者が語っています。

しかし、全国的に新型コロナの感染者数が激増しており、東京都も1日の感染確認数が過去最多を更新し、7月28日には初めて新規感染者数が4万人を突破しており、芸能界でも再び新型コロナが蔓延し、様々なところに影響が及んでいます。

そのため日本テレビ内からも、「有観客は中止にしたほうが良いのでは」との意見が多く出始めているといいます。

すでに、今年メインパーソナリティーを務める中丸雄一さん、菊池風磨さんが新型コロナに感染し、山田涼介さんと二宮和也さんは現時点で感染は報告されていないものの、7月に入ってからジャニーズタレントの感染者も激増しています。

デイリー新潮によると、新型コロナのオミクロン変異株「BA5」の感染ピークは8月上旬に迎えるとも言われ、本番直前にスタッフからも複数の感染者が出ることが懸念されるとしています。

そうした状況下でも日本テレビは『24時間テレビ』の中止は一切考えておらず、6月末に社長に就任したばかりの石澤顕社長は同番組について、コロナ禍でも休まずに、それはこの番組が日本テレビの掲げる『SDGs』、“社会貢献の1つの大きな取り組み”であるからといったことに他ならないからです。全国津々浦々の方に支持していただけるような内容を今年も目指していきます。などと語っています。

それによって様々な問題が発生しているといい、3年ぶりに復活するチャリティーマラソンについても、「沿道に多くの人が応援に来るマラソンでいいのか」との声が上がっているとしています。

他にも、最も重要な募金を巡っても問題が起きていて、番組出演者に直接手渡しできなくなり募金額が激減し、2019年には15億円を記録したものの、昨年は9億円弱で、今年も対面募金は実施しないことを発表しています。

チャリTシャツも売上が落ち込んでいるそうで、例年はメインパーソナリティーを務めるジャニーズタレントがデザイナーとコラボするなどし、Tシャツのデザインを手掛けていましたが、今年はイラストレーターの長場雄さんがデザインを担当し、例年に比べてチャリTシャツへの関心度も低く、売れ行きが芳しくないとのことです。

デイリー新潮はこのように、今年の『24時間テレビ』を巡る様々な問題などを報じているのですが、これに対してネット上では、

などの声が上がっています。

新型コロナの第6波が落ち着いた後に、第7波が到来することは予想されていましたが、日本テレビは有観客開催に強いこだわりがあったようで、両国国技館に観客を入れて番組を放送すると発表したものの、ここまで感染者が増加している中で、安全対策を徹底するとしても、一切の変更無く観客を入れて大丈夫なのかと不安になりますね。

チャリティーマラソンに関しては、どういった形で行うのか明らかになっていないため、以前のように公道を走るのかどうかは不明ながら、炎天下に走らせること自体がかねてから非常に危険として問題視されており、マラソンあってこその『24時間テレビ』という視聴者も少なくないとみられるものの、そろそろ新たな別の企画を考えた方がいいのではと思います。

ネット上では、政府などが夏季の省エネ・節電への協力を呼びかけている中で、番組を24時間生放送することを問題視する声も多く、日本テレビは『24時間テレビ』が社会貢献の大きな取り組みだとしているものの、“感動の押し売り”とも揶揄される『24時間テレビ』を放送せずとも募金活動などはできますし、腑に落ちない事だらけではあるものの、何が何でもこの番組は続けるつもりなのでしょうね。

ただ、日本テレビ内からも番組に対しては疑問の声が上がっているとのことですし、番組の視聴率低下や募金額の減少なども起きているので、今後改めて現在の形で放送を続けるのかどうかを協議していってほしいものです。

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