女優・黒島結菜さん(19)が主演の連続ドラマ『時をかける少女』(日本テレビ系 土曜21時 全5話)が9日よりスタートし、関東地区の初回平均視聴率が9.4%だったことが明らかとなりました。
このドラマは、1965年に初めて原作が発表されて以来、累計250万部を超えるロングセラーを記録している小説家・筒井康隆さん(81)による青春SF小説が原作で、これまでに3回実写映画化、2006年にはアニメ映画化され、その他にもドラマ、舞台化もされています。
主演の黒島さんは、「時を自在に超える能力」を身に付けた女子高生の芳山未羽役を演じ、未羽と淡い恋模様を展開する未来人の“ケン・ソゴル”こと深町翔平役を『Sexy Zone』のメンバー・菊池風磨さん(21)、未羽の幼なじみで2人のクラスメイト・浅倉吾朗役を俳優の竹内涼真さん(23)が演じています。
<9日よりスタートした『時をかける少女』>
9日放送の第1話は、写真好きで、夢が見つけられずに悩んでいる未羽、クラスメイトの浅倉と深町の3人は平凡な高校生活を送っていたのですが、ある日の放課後、未羽は浅倉とともに理科室を掃除していたところ準備室で何かが割れる音を聞き、準備室を覗いたところ試験官から漂っている甘い香りを嗅いだことで気を失う。
その後目覚めた未羽は、自分が時間を行き来する能力「タイムリープ」を身に付けたことを知る。
そうした中で、浅倉から告白を受けた未羽はその気持を素直に受け止められずに何度もタイムリープを使い、深町を間に置くことによってそのわだかまりから逃避。
その一方で深町は、未来人のゾーイ(吉本実憂さん)とともに未羽がタイムリープを身に付けたことを密かに察知し…という展開となっていました。
そして、第1話終了時点でネット上では、
- 今回のキャストでこの数字は良い方じゃないかな?ラストは良かった、次も見ようかな?って思った
- めっちゃ青春って感じがした…!ドラマ見てると、制服着る学生をやり直したくなる
- 黒島さんはとても頑張っていたと思う。ちょっと煩いほど騒がしかったけど、今時の女子高生ってこんな感じなのかな。竹内くんは もどかしそうな演技も良かった。ただ、菊池くんが 余りに下手過ぎて苦笑いだった。展開はちょっと 余計なおふざけが多くて、もっと早く話を進めてよとジレったかった。
- 昭和に書かれた原作を現代風にアレンジするのはいいですが、未来人である翔平のキャラがあまりにもチャラ過ぎますね。このままだと恋愛ドラマとしての深みが感じられないかな。
- 初回はともかく、次回で何かキャッチーなことが起こらないと、当ドラマ、大ゴケでしょうなあ。女優、俳優陣は、若くて新鮮で、なかなか宜しいかと思いますが。
- オリンピック中継 & 24時間テレビの影響で放送回数が全5回って、、、せめて 8 話ぐらいまでにしてほしかったな。5回はさすがに少なすぎる!NEWSの曲も5回しか聞けないのか
- 確かに時代が変わったのだから何十年も前の時かけと全く同じに作る必要はない。だが主要人物達の性格までごっそり変えて描くのはどうかと思う。主要人物3人のキャラがここまで原作と違うと斬新とか面白いを通り越して嫌悪感を覚える。
などのコメントが寄せられていました。
今年は8月5~21日にかけてリオデジャネイロ五輪が開催されるため、それによる影響なのか原作自体が短いことからなのか、放送回数が全5回と、一般的な連ドラの半分ということに対して不満の声が上がっていますね。
また、視聴者の作品に対する反応を見てみると、まず黒島さんら主要キャストの演技を評価する声、現代版にアレンジされていて面白かったという声も上がっているのですが、主要人物のキャラ設定が原作と変わっていることに対して批判的な声も上がっており、1983年に原田知世さん主演で公開された作品などと比較し、劣っていると厳しい声が上がるなど賛否両論となっています。
その結果、ドラマの感想・レビューサイトでは、第1話の終了時点ではかなり低い点数をつけられてしまっているのですが、引き続きドラマに対する反応に注目をしていきたいですね。
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そもそも実写化してほしくない
もう、実写化やめて。またこの作品❓って感じ