南海キャンディーズ・山里亮太さん(45)とオードリー・若林正恭さん(44)の半生をドラマ化し、4月期に放送される『だが、情熱はある』(日本テレビ系 日曜22時30分)で、King & Prince・高橋海人さん(23)とSixTONES・森本慎太郎さん(25)がW主演することが7日に発表され、ネット上で物議を醸しています。
『だが、情熱はある』は、山里亮太さんと若林正恭さんの半生を実話に基づいて描く青春サバイバルストーリーで、それぞれコンビでブレークするも売れたことによる周囲の変化、仕事への疑問、「相方の方ばかり売れていく」「じゃない方」といったネガティブな思いを抱えてもがく中で出会い、「負の感情を笑いにしよう」と、『たりないふたり』というユニットでの活動をスタートさせました。
<↓の画像は、オードリー若林正恭さんと南海キャンディーズ山里亮太さんの写真>
2009年に共演したお笑いライブ『潜在異色』がきっかけで誕生した『たりないふたり』はその後、定期的にライブやテレビ番組等でネタやトークを披露し、解散ライブとして2021年5月末に行った無観客配信ライブは、お笑いライブ史上最多となる5万5,000人以上が視聴するほどでした。
そんな2人の半生を日本テレビがドラマ化し、「自分が何者かわからない、でも何者かになりたい…」との思いを抱える“極度に人見知りな超ネガティブ男”と“被害妄想と嫉妬に狂う男”が出会い、もがき苦しみながら前に進んでいく姿を描き、若林正恭さん役を高橋海人さん、山里亮太さん役を森本慎太郎さんが演じます。
<↓の画像は、キンプリ高橋海人さんとSixTONES森本慎太郎さんの写真>
若林正恭さん役を演じる高橋海人さんは、「今回作品に出演させていただくにあたって若林さんへの印象が、ガラっと変わりました。今までは頼りがいのあるMCのイメージでしたが、過去の話を知ってからは、色々な面で自意識過剰で、色々なことを気にして八方ふさがりになってしまうことが多い方なんだと。実は自分も意外と似たような面があったのでとても共感できました。自分も気にして考え込んで周りの人に心配されることがよくあります。」「その共感できる部分を生かして頑張りたいと思います。」
とコメントしています。
<↓の画像は、オードリー若林正恭さんとキンプリ高橋海人さんの写真>
山里亮太さん役を演じる森本慎太郎さんは、「山里さんのことを、色々調べていくと、僕はまったく共感ができませんでした(笑)山里さんが若い頃に書いたノートがあって、それに悪口や自分のされてきたことを記録しているのですが、嫉妬だったり色々な負の感情が一冊にきゅっと詰まっています。でも今の山里さんがあるのは、過去の山里さんがあってこそで、より山里さんを好きになれる一歩だと思うとすごく楽しみです。」「何よりおふたりってちょっとネガティブですが、根本にあるお笑いに対しての好きな気持ちだったり、芯っていうものがしっかり通っていて、その根源にあるものを映像を通してお伝えできたらと思います。」
と意気込んでいます。
<↓の画像は、SixTONES森本慎太郎さんと南海キャンディーズ山里亮太さんの写真>
日本テレビの河野英裕プロデューサーは、「高橋海人さんと森本慎太郎さん。最高なふたりです。最高な俳優です。そんなふたりがオードリー若林さん、南海キャンディーズ山里さんという最高の芸人を演じる。こんな最高な出来事が実現しました。」「高橋さんのやり方で、森本さんが思うように。ふたりが自由に演じてくれれば最高なドラマが出来上がると思っています。」
と期待を寄せています。
そして、キャスト発表を受けてネット上では、
- アイドルが芸人の半生?
- 美化されすぎやろ
- この二人ではない感がすごい…
- もっと2人に似てる感じのキャスティングをするんだとばかり思ってたわ
- 森本くんは錦鯉・長谷川さん役が意外とどころかしっかりハマってたので、山里さんをどう演じるか楽しみ
- 何でもかんでもジャニーズキャスティングし過ぎじゃない?若手俳優結構豊富にいるよ?
- 若林に高橋のキャスティングが謎すぎる
- 元々ジャニーズありきでの企画だったのかもね
- 若林→濱田岳、山里→仲野太賀あたりの俳優さんに演じて欲しかったな。日テレはジャニーズドラマ化してるね…
- 仲野太賀と岡山天音とかで良くね?日陰者の屈託みたいなトコがキモなのにそこにジャニーズはちょっと対極過ぎないか。演技力どうこう以前の話としても
などと不満の声が多く上がっています。
このキャスティングに対して山里亮太さんと若林正恭さんも驚きを隠せず、山里さんは「ぽっちゃりのおかっぱが来るかと思っていた」、若林さんは「自分より3歳くらい年下の個性派俳優さんが演じると思っていたので、まさかジャニーズのお2人に演じてもらえるとは…」「俺たちの人生じゃなくて、2人の人生をやりなよ」と語っています。
日本テレビでは昨年7月期にも情報番組『ZIP!』の中で、『M-1グランプリ2021』王者である『錦鯉』の半生を描いた朝ドラ『泳げ!ニシキゴイ』を放送し、ボケの長谷川雅紀さん役を森本慎太郎さん、ツッコミの渡辺隆さん役を渡辺大知さんが演じており、このキャスティングを巡っても物議を醸しました。
やはり見た目のギャップが大きすぎると違和感があり、感情移入などがしにくくなるため、山里亮太さん役に森本慎太郎さん、若林正恭さん役に高橋海人さんを起用したのは、キャスティングミスなのではと正直思います。
ただ、演技によってギャップを上手くカバーし下馬評を覆すというパターンもあり、現時点では2人の起用には否定的な反応が多く、それぞれのファン以外からは期待の声は少ないですが、実在の2人に見えるような良い演技を見せてほしいですね。