モデル・女優の香里奈さん(32)が主演のドラマ『嫌われる勇気』(フジテレビ系 木曜22時)が12日スタートし、初回平均視聴率が8.1％(関東地区)だったことが明らかとなりました。
このドラマは、「心理学の三大巨頭」の1人で心理学者のアルフレッド・アドラーの「アドラー心理学」を分かりやすく解説し、ベストセラーとなった同名の自己啓発本を原案に、刑事ドラマとして再構築した1話完結型のミステリー。
＜香里奈さん主演の新ドラマ『嫌われる勇気』＞
主演の香里奈さんは、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」というアドラー心理学を体現し、周囲からの評価を気にしない一匹狼タイプの「嫌われる女」で刑事の庵堂蘭子役を演じています。
共演者は、NEWSの加藤シゲアキさん、椎名桔平さん、戸次重幸さん、相楽樹さん、丸山智己さん、桜田通さん、飯豊まりえさん、岡崎紗絵さん、寿大聡さん、正名僕蔵さん、升毅さんらとなっています。
12日放送の第1話では、庵堂蘭子が所属する警視庁刑事部捜査一課8係に、新人刑事の青山年雄(加藤さん)が配属され、係長の半田陽介は青山に、蘭子と組んでモデルの殺害事件を捜査するよう命じる。
蘭子は一匹狼タイプで、周囲と行動を合わせようとせず、青木はそれに辟易とする中で、再びモデルが殺害されたという知らせを受けるのですが、その後も蘭子のマイペースな行動に青山はうんざりし、半田に相談したところ別の任務を与えられる。
訪れた先は帝都大学の研究室で、そこにはアドラー心理学を教える犯罪心理学専門の大学教授で、警視庁のコンサルタントも務めている「すべてを知る男」大文字哲人(椎名さん)がおり、蘭子を理解するためにはアドラー心理学を知る必要があると言って話し始め…という展開になっていました。
＜↓の画像は、第1話のワンシーン＞
そして、初回放送に対してネット上では、
- ここまで内容がひどいドラマは久々だった。いい役者さん揃っているのに、もったいない。
- ドラマの脚本が壊滅的にダメですね。あんな下らない理由で簡単に二人も殺害しますか。フジテレビはドラマの制作能力がないですね。ドラマというよりコント
- 原作がどうか知らんがドラマはつまらんかった全く何処にも面白味がないドラマも珍しい。
- 出演している顔ぶれを見てすぐ犯人が分かるくらいのうすーーい内容で、脇を固めている椎名結平さんや加藤シゲアキくんが気の毒になった。他の役者さんもいい役者さん使っているのにもったいない。主役、香里奈じゃくて、お２人のどちらかだったら視聴率もまだ取れたのかな？どちらにしても残念な番組。
- 香里奈×フジテレビ 最凶のコラボだなｗ
- メインの3人の演技力をはじめ、テンポ、演出、シナリオ、何か全てがイマイチで題材とテーマは面白そうだっただけに残念。2話はもういいかな。
- 加藤シゲアキの演技がうるさすぎて気になる。表情もわざとらしい。
- 兎にも角にも 加藤の演技が最悪でした。嫌悪感を覚えた。ジャニーズ事務所…どうせゴリ押しするなら もう少しましな子いなかったの？
など、厳しいコメントが多数寄せられています。
香里奈さんがドラマに出演するのは、2015年10月期放送の主演ドラマ『結婚式の前日に』(TBS系 火曜22時)以来のことで、この作品はベストセラーを記録している本が原案ということから注目を集めてはいたのですが、案の定コケてしまったようですね。
ちなみに、『結婚式の前日に』の初回平均視聴率は7.7％、第2話以降は4～6％台で推移し、全10話の期間平均は5.6％。
昨年10月期に、フジテレビの木曜22時枠で放送された天海祐希さん主演『Chef～三ツ星の給食～』は、初回8.0％で『嫌われる勇気』とほぼ同じ数字でした。
しかし、『嫌われる勇気』についてはドラマの内容、出演者の演技などに対して厳しい声が殺到しており、すでに次はもう観ないという声も上がっているため、再び大コケとなってしまうかもしれないですね…。