元『SMAP』で『新しい地図』の香取慎吾さん(44)が、太平洋戦争80年・特集ドラマ『倫敦（ロンドン）ノ山本五十六』（NHK 12月30日22時00分～23時13分）で主演することが発表されました。
香取慎吾さんがNHKのドラマに出演するのは、2004年に主演したNHK大河ドラマ『新選組！』以来17年ぶりで、今作では海軍将校・山本五十六（やまもと・いそろく）を演じ、役作りで丸刈り坊主頭にした姿も披露しています。
＜↓の画像が、丸刈り坊主頭で山本五十六を演じる香取慎吾さんの写真＞
香取慎吾さんが主演する『倫敦ノ山本五十六』は、NHKの独自取材によって明らかになった海軍内部の極秘文書に基づき製作の実録ドラマで、第2次世界大戦が開戦前の1934年 に、イギリス・ロンドンに降り立った山本五十六は、国の命運を背負ってアメリカなどと軍縮交渉に臨もうとしていました。
＜↓の画像は、『倫敦ノ山本五十六』で主演する香取慎吾さんの写真＞
「交渉が決裂すれば、日本は国際社会でさらに孤立する」として、列強との戦争を避けるべきとの考えから決裂回避の道を探り続けるものの、海軍首脳は軍備拡大を目指して結論ありきの交渉を命じ、山本五十六は組織の中で板挟みとなる中で、苦悩の末にある決断を下し…というストーリーとなっています。
主演する香取慎吾さんは、「大河ドラマ『新選組！』以来17年振りにNHKのドラマに出演させていただきます。時代を背負い、背を正し、視聴者の皆様にその瞬間をお届けできるように、この役としっかりと向き合いたいと思います。」
とコメントしています。
脚本は、劇作家・俳優の古川健さんが担当し、「戦前戦中の調べ物をしていると、ふと山本五十六という高名な人物の足跡が書籍から立ち上がってくることがあります。そのたびに、この一筋縄ではいかぬ五十六という男に思いを馳はせてきました。今回の物語は、今まであまり光のあたっていない時期の山本五十六を描いています。描く事柄の複雑さに頭を悩ませながらも、知ることのなかった五十六の苦悩や挫折を描いたつもりです。五十六という人物が抱えた、切実な想いが伝わればうれしいです。」
としています。
そして、香取慎吾さんの主演ドラマ発表などを受けてネット上では、
- 坊主頭と海軍の軍服が似合う！！
- 草彅さんの「徳川慶喜」にも驚いたけど、香取さんが「山本五十六」かぁ。
- 難しそうな役でハラハラドキドキしちゃいますが楽しみにしています
- おお！写真が普段と全然雰囲気が違う。これは期待出来るかも？
正直なところ、香取慎吾さんの山本五十六？？と思いましたが、見るのが楽しみになりました。 - 体格がいいので、海軍服、とても似合ってます。まだ英雄と呼ばれる前の山本五十六の苦悩をどう演じてくれるのか、楽しみ
- 嬉しい！楽しみにしてます！本当に丸刈りにしたのかな？軍服姿も凛々しくてとても似合ってますね。絶対見ます。まわりにも宣伝しなくっちゃ。
- 慎吾はキャラものや明るいイメージがあるが、黒部の太陽、人類資金、最近では凪待ちやアノニマスなど、男くさい役や過去に色々訳ありな役が私は好き。
このドラマも難しい役だと思いますが年末楽しみにしています。
などの声が上がっています。
『サンケイスポーツ』によると、香取慎吾さんが役作りで丸刈り坊主頭にするのは今回が初めてだそうで、NHKドラマで主演するのは17年ぶりということもあって、かなり気合いが入っているのでしょうね。
香取慎吾さんのドラマ出演自体は、今年1月期放送の『アノニマス～警視庁“指殺人”対策室～』（テレビ東京系）以来となり、今年はこの他に三谷幸喜さん作・演出のミュージカル『日本の歴史』にも出演していました。
SMAPが解散して以降は、これまであまり演じてこなかったような役柄にも挑戦し、演技の幅を広げていっている様子で、『アノニマス』や2019年公開の主演映画『凪待ち』で演じたような陰のある役の演技も好評を得ており、『倫敦ノ山本五十六』でも良い演技を見せてくれることに期待したいですね。