元SMAPの香取慎吾さん(かとり・しんご 42歳)が28日放送の『スッキリ』(日本テレビ系 平日午前8時)に生出演し、ファン等の間で大きな反響を呼んでいます。
香取慎吾さんは番組スタートから約30分後の8時27分からスタジオに登場し、『国際パラリンピック委員会(IPC)』の特別親善大使として、来年8月25日~9月6日まで開催される『2020年東京パラリンピック』の魅力などについて1時間にわたって語りました。
<↓の画像が、『スッキリ』出演の香取慎吾さん等の写真>
(左から加藤浩次さん、香取慎吾さん、ハリセンボン・近藤春菜さん、水卜麻美アナウンサー)
香取慎吾さんはパラスポーツ(障害者スポーツ)の魅力について、「パラスポーツって知らないルールがまだまだたくさんあって、競技自体も知らないことがいっぱいなんで、知れる喜びをたくさんいただける」
と語り、自身も元々はパラリンピックのことを詳しく知らなかったものの、2018年の平昌五輪で試合を生観戦したことが大きな経験になったといいます。
パラスポーツは様々な障害を持った人たちが出場するものであるため、転倒したりミスした際には「それでも大丈夫、頑張って」という思いがあったというものの、試合現場を訪れてみると、「ミスをした選手に大ブーイングで。スポーツで試合なんで『何やってんだよ』って。『何やってんだよ』って声を出していいんだって。これがパラリンピックというものなんだ、と。そこを知れたのは本当に大きかった」
と明かしています。
香取慎吾さんは2017年11月に、稲垣吾郎さん、草彅剛さんと共に『日本財団パラリンピックサポートセンター(パラサポ)』のスペシャルサポーターに就任、昨年7月には『国際パラリンピック委員会』の特別親善大使に任命され、これまで東京パラリンピックの22競技中10競技ほどを体験したといいます。
<↓の画像は、パラスポーツを体験した『新しい地図』の3人の写真>
その中から香取慎吾さんは、視覚障害がある選手が鈴の入ったボールを転がしてゴールを狙う「ゴールボール」、的球に向けて投球していき、どれだけボールに近づけられるかを競う「ボッチャ」をイチオシの競技として挙げ、香取さんはボッチャにハマって道具を購入し、自宅でもプレーしたことがあると明かしていました。
この競技はあまり場所を選ばず出来る競技ということから、「『ボッチャバー』みたいなのあったらいいな。お酒飲みながらとかでも、遊べるような競技なんですよ」と語り、これに対して番組MCの極楽とんぼ・加藤浩次さんは「やってみたいね、チーム戦。『新しい地図』対『スッキリチーム』でやろうか」と提案したところ、香取さんも「あ、いいですね。熱くなりますよ、草彅は。稲垣はどうか、ちょっと…」と応じており、今後番組に『新しい地図』の3人が出演となる可能性もありそうです。
<↓の画像は、『スッキリ』公式Twitterのツイート写真>
香取慎吾さんはこの他にも、『2020東京パラリンピック』の意義についても語る場面があり、「スポーツのクラブも地域にたくさんあっても、その中に車いすで参加できるクラブとかが、まだまだ日本には少ない。偶然の出会いで選手になった方も多いから、それが2020年以降もっともっと変わっていって、車いす、義足の選手も、ちょっとスポーツしたいなっていう時に自分の地域に入れるクラブがあるような社会になったらいいな、と思います」
という思いを明かした上で、「来年の東京パラリンピック大会が本当に成功して華やかに始まったら、そこからが始まりで、変われるんだと思うんです。だから変わるためには、成功しないといけない」「パラスポーツを知る機会も少なかったりして、僕もSNSを通じて発信しますけど、今日こうやって時間を頂けたことはすごくうれしいです」
と語っていました。
そして、香取慎吾さんが『スッキリ』に生出演したことに対してネット上では、
- 朝から嬉しいですね。パラリンピックのことももっと知りたいと思いました。
- パラスポーツに関わってきたわけだから、変な忖度なしに普通にテレビとか出られたらいいな
- 公正取引委員会による事務所への注意報道は効果があったね。今後の活躍を期待しています。
- 今まで「パラスポーツに関わっている」から選手についてのいろんな話が出てくるし、聴いていて慎吾ちゃんの話は説得力あるものでした。
パラ・スポーツの普及にこれからも頑張ってください。慎吾ちゃんの活動をこれからも応援しています。 - 実体験をもとにしたお話は説得力があります。捉え方が優しくてわかりやすい。
パラスポーツをもっと知りたいという気持ちになりました。
加藤さんの進行も阿吽の呼吸で流れるように、慎吾くんが話しやすい様に上手く引き出してくれていると感じました。
厚い信頼関係。いいですね。ボッチャ対決も是非実現してほしいです。 - 公取委からの注意があった後、こうやってTVに出れたということは、ジャニーズからの圧力があったのは事実だったのだなってわかります。
これからは地上波でも活躍されることを期待します。 - 公正取引委員会から注意を受けたことにより、ウチは忖度してませんよと言わんばかりに出演させたけど、こんなに急に出演させるということはそれまで忖度があったということを物語ってるよね。
汚いやつらに負けずに新しい地図の三人には頑張ってほしい。 - 分かりやすい、とてもいい特集でした。パラスポーツ、面白そう!楽しそう!と視聴者に思ってもらえたんじゃないかな?
香取くんの体験からのコメントも興味深かった。やっぱりしっかりたくさんの選手に取材して、実際にパラスポーツの各競技を体験し続けてる香取くんならではのコメントは心に響きました。
こんな特集を各番組が組んでくれたら、パラスポーツももっと浸透するんだけどな、と思いました。もっと他の競技もたくさん紹介して欲しいな!
などのコメントが寄せられています。
単に香取慎吾さんが出演したことに対する喜びの声だけでなく、パラスポーツの魅力を知るきっかけとなり、『2020東京パラリンピック』に興味が湧いてきたという声も多く見受けられます。
これまで香取慎吾さん、稲垣吾郎さん、草彅剛さんはパラサポのスペシャルサポーター、『国際パラリンピック委員会』の特別親善大使として様々な活動を行ってきたものの、民放各局がジャニーズ事務所に忖度をしていたのか、何かしらの圧力があったのかは定かではないものの、テレビ番組で取り扱われることがほとんどなく、ネット上でしか詳しい情報を知ることができない状態にありました。
それだけに今回『スッキリ』に香取慎吾さんが出演し、1時間にもわたってパラスポーツの魅力を語ったことは大きな反響を呼び、パラスポーツにも注目が集まっており、『2020東京パラリンピック』も盛り上がることに期待したいです。
また、これから少しずつでも3人のテレビ番組出演が増えることに期待したいところで、『新しい地図』と『スッキリ』の出演者によるボッチャ対決は是非とも実現させてほしいですね。