今年1番大きな衝撃を与えた芸能ニュースと言っても過言ではない『SMAP』の分裂・解散危機騒動は、メンバー5人による生謝罪、グループ存続を示唆する発言をしたことで沈静化していったものの、一連の騒動がメンバーに与えたダメージはあまりにも大きく、今もなおメンバーの関係はギクシャクしているなどと言われていますが、事実上のグループ解散となりそうだとニュースサイト『日刊サイゾー』が報じています。
今年1月13日に、スポーツ紙によって報じられて表面化した一連の騒動は、ジャニーズ事務所のメリー喜多川副社長とSMAPの元チーフマネージャー・飯島三智さんによる対立が発端となっているとされており、“SMAPの育ての親”である飯島さんはメンバー5人を引き連れ、ジャニーズ事務所からの独立を計画したものの、木村さんがジャニーズへの残留を宣言したことから、最終的に独立計画が失敗に終わったなどと言われています。
そして、騒動が表面化してから5日後の1月18日に放送の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の冒頭に、黒のスーツ姿のメンバー5人が生出演してそれぞれが謝罪を行い、センターに立っていた木村さんがグループの存続を示唆する発言をしたことで沈静化。
しかし、一連の騒動によってメンバー間には深い溝が生まれ、現在でも木村さんと他のメンバー4人の関係は改善されていないと言われているのですが、今回『日刊サイゾー』が報じている記事で、事情を知るという関係者が「SMAPが活動休止を発表し、事実上の解散になりそうだ」と語っています。
<事実上の解散と報じられているSMAP>
この関係者によると、飯島さんのことを母親のように慕っていた香取慎吾さんは、飯島さんが騒動の責任を取る形で芸能界を追放されたことが許せず、計画を失敗に終わらせた木村さんとの関係は完全に終わっているといい、「本人はジャニーズに固執しておらず、9月で契約を終了してフリーになるようだ」と語っています。
また、香取さんがすでにフリーになることを周囲に報告しているという情報もあるそうです。
これに対してジャニーズの御用メディアは、SMAPが活動休止する理由は「冷却期間」と報じるとみられるものの、SMAPは空中分解してしまっており、メンバーそれぞれの言い分があるようなのですが、話し合いすら出来ない状態とのことです。
先日、週刊誌『週刊女性』が報じていた記事では、「SMAPが契約更新のある9月に解散するとも見られてきたが、ひとまず危機は脱しているようだ」「今年独立するメンバーはいない」と報じており、香取さんは強硬に契約更新に反対していたものの、リーダーの中居正広さんが「あと1年我慢しよう」と説得をしたという話で、当面の解散は無いとしていました。
この他のメディアもSMAPのメンバーが契約を更新したということを報じており、香取さんが9月にジャニーズから離れてフリーになるというのはにわかに信じがたい話ではあります。
しかし、6月に『週刊女性』がこの1ヶ月ほどの間に、三谷幸喜さん、山本耕史さん、八嶋智人さんらNHK大河ドラマの共演者が集まった『新選組会』が開かれ、この席で香取さんが「ジャニーズを辞めようかと思っている」と話していたそうだと報じています。
さらに、『日刊サイゾー』も6月にフジテレビ関係者の話として、ドラマ『OUR HOUSE』の撮影中に山本さんが突然、「慎吾も大変だよな、10月からフリーだろ」と言っていたということを報じていたことから、可能性はゼロとは言い切れません。
香取さんの異変は、騒動後に放送された『SMAP×SMAP』の看板コーナー「ビストロSMAP」で顕著に現れていて、8日放送分でも香取さんが「全く笑わない」「元気がない」などといった指摘が視聴者からは相次いでおり、それほど酷い状態なのであれば番組を続ける必要はない、解散をした方が良いのではないかといった声も多く上がっています。
今年9月にデビュー25周年を迎えるにも関わらず、活動休止という事実上の解散状態になってしまうのは残念ですし、信じる事が出来ないのですが、現在の状態を見る限りではそれも避けられそうにはないのは確かであるため、今後活動の休止が発表されるのかどうかに注目したいですね。
【追記 8/13 22時25分】
『サイゾーウーマン』もSMAPの解散記事を報じており、こちらでは「明日14日に解散を発表することがわかった。」と書かれているのですが、これについてアイドル評論家でコラムニスト・編集者の中森明夫さんが自身のツイッター上で、「複数の芸能マスコミの方々からご連絡をいただき、明日のスポーツ紙で報道! と確認しました」とツイートしています。
<↓の画像が、中森さんのツイート>