関ジャニ∞の錦戸亮さん(30)が、テレビ朝日系の金曜ナイトドラマ枠(毎週金曜日23時15分)で10月からスタートするドラマ『サムライせんせい』(テレビ朝日系)で主演を務めることが明らかとなりました。
『サムライせんせい』は漫画家・黒江S介さんによる同名漫画が原作となっており、錦戸さんが演じるのは現代にタイムスリップした幕末の志士・武市半平太で、錦戸さんは2010年公開の映画『ちょんまげぷりん』で侍役を演じたことがあるものの、歴史上の偉人を演じるのは今回が初めての事になります。
武市半平太は幕末の土佐藩士で、尊王攘夷(そんのうじょうい)論を唱え、土佐勤王党を結成して志士たちを率いたリーダー的人物なのですが、ドラマは150年後の現代が舞台で、群馬県の片田舎にある神里村にタイムスリップした武市は学習塾の先生となり、村で起こる様々な問題を侍にしか出来ない方法で解決していくという笑いあり、感動ありの作品で、路頭に迷った武市が身を寄せる佐伯家の人々を女優の比嘉愛未さん、ジャニーズWESTの藤井流星さん、俳優の森本レオさんが演じます。
(↓の画像左から比嘉愛未さん、藤井流星さん、森本レオさん)
比嘉さんが演じるのは、武市に振り回されながらも次第に共鳴していく村役場の職員・佐伯晴香、藤井さんは晴香の弟でチャラ男の佐伯寅之助、森本さんは学習塾を経営している心優しいおじいちゃんの佐伯真人を演じ、その他に女優の黒島結菜さんはギャルの女子高生、俳優の梶原善さんは武市を目の敵にしている村役場の課長、モデルの石田ニコルさんはスナックのママを演じます。
(↓の画像左から石田ニコルさん、黒島結菜さん、梶原善さん)
そして、今回主演に決まった錦戸さんは侍役を演じるのは2度目になりますが、「同じサムライでも、あの時からどれだけ変われるのか……。僕なりの挑戦になるなと思いました。忘れてしまっている所作も多いので、また一から稽古(けいこ)をしていこうと思います」と抱負を語り、武市のことは以前より知っていたそうで、「白とも黒とも言い切れない、グレーな存在。でも、カリスマ性と魅力があるから、多くの志士が彼についていったと思う。武市の魅力は物事に対処するプロセスやたたずまいに芯が通っていて、信念を曲げない強さがあること。そんな魅力を、演じる時にもええ感じのあんばいで出していきたいです」とも語っています。
(↓の画像は、武市半平太を演じる錦戸亮さんの写真)
また、武市の役は2010年放送のNHK大河ドラマ『龍馬伝』で大森南朋さんが演じ、その他にこれまで沢村一樹さん、椎名桔平さんなどがドラマで演じているのですが、「現存資料やほかの俳優さんが演じられた時の武市像にしばられず、“自分なりの武市半平太”を作って、『錦戸の武市はなかなかよかったな』と言われるようにしたいですね」と意気込みも語っています。
これにネット上では、
- この時間帯なら、興味をそそるドラマになりそう。期待したい
- 演技が上手なのは認めますがね…あんま評判よくないですよ。遊びすぎないようにした方がいいよ
- 錦戸亮さんの武士姿が似合っていますね。ごめんね青春が大変面白かったのでこのドラマも楽しみ
- タイムスリップ系のドラマはJINだけでいい。そして何でこの人が主役をできるのが不思議。
などのコメントが寄せれていました。
錦戸さんは『ちょんまげぷりん』で侍役を演じたほか、高知を舞台にした映画『県庁おもてなし課』(2013年)で土佐弁に挑戦し、昨年10月期に放送された宮藤官九郎さん脚本の連続ドラマ『ごめんね青春!』(TBS系)で高校の教師役を演じているため、錦戸さんが武市をどう演じてくれるのか楽しみなところですね。
ちなみに、錦戸さんが連続ドラマで主演を務めるのは『ごめんね青春!』以来、1年ぶりのことになりますが、錦戸さんは昨年夏に起こした騒動によってイメージダウンし、まだあの騒動の尾を引いている状態にありますが、少しでも悪いイメージを払拭できるように素晴らしい演技を見せてくれることに期待したいところです。