2018年12月に渋谷すばるさん、2019年9月に錦戸亮さんが脱退し、5人組グループとなった『関ジャニ∞(エイト)』に、解散説が浮上していることを『日刊ゲンダイ』や『日刊大衆』が報じています。
『日刊ゲンダイ』によれば、ジャニーズ事務所では嵐が2020年末をもってグループ活動を休止するだけでなく、TOKIOや関ジャニ∞が2021年に解散危機を迎える可能性があるといいます。
TOKIOではボーカル&ギターを務めている長瀬智也さんが、2021年春以降に退所する意向を示していると週刊誌『週刊文春』や『女性セブン』が報じています。
『日刊ゲンダイ』の記事では芸能リポーターがこの報道について、「ジャニーズ側はすぐに否定コメントを出せず、水面下ではテレビ局やスポーツ紙などに退所報道の後追いをしないようにお願いしたようです。そのため長瀬退所の流れは確実とみられています」
と証言し、山口達也さんに続いて長瀬智也さんもTOKIOを脱退となれば、グループ解散は避けられそうにないとしています。
さらに、メンバー脱退が相次いでいる関ジャニ∞も解散危機にあるといい、「嵐が先に2020年末の活動休止を発表しているので、ジャニーズ側が『少なくとも今年いっぱいまでは待ってくれ』と頼み、解散の結論を先延ばししているような状態ともいわれます。2021年の年明け以降は、いつどんな発表があってもおかしくない」
と音楽番組スタッフが裏側を明かしています。
このように退所者が相次いでいる背景には、ジャニーズ事務所の設立者であるジャニー喜多川前社長の死去と新体制への移行、加えて公正取引委員会が昨年7月、ジャニーズ事務所がテレビ各局に対して『新しい地図』を起用しないよう圧力をかけているとの疑惑を調査し、注意処分を下していたことが発覚したことでタレントたちも不安を増大させたといい、「この2つの要素で退所を考え始めたというタレントが複数います」と、芸能ライター・吉崎まもるさんは語っています。
一方の『日刊大衆』は、関ジャニ∞が2011年からCMイメージキャラクターを務めている『森永製菓 ハイチュウ』のCM降板説が浮上しているとし、後任として関西ジャニーズJr.の7人組グループ『なにわ男子』の名前が挙げられているといいます。
<↓の画像は、関西ジャニーズJr.『なにわ男子』メンバー写真>
現時点で関ジャニ∞がCM降板するという発表はありませんが、森永製菓の公式ツイッターアカウントが2月28日の午前7時28分に、「3月5日情報解禁!ハイチュウ に何かが起こる?!ハイチュウを持つこの手は誰だ あなたの予想を#ハイチュウをつけて教えてね」
として、商品を持つ7つの手を公開しており、この投稿に対してジャニーズファンからは、
- なにわじゃん
- なにわ男子だったら、超嬉しい!
- 時間がなにわですね 関ジャニ∞さんは終わりですか プレミアムは続くのかな
- もし、この人達がなにわ男子だったら、毎日ハイチュウを買います!
- 関ジャニ∞卒業なら私もハイチュウ卒業します
- 関ジャニじゃないハイチュウなんて…関ジャニを起用しない森永なんて…
- 関ジャニ∞からなにわ男子への世代交代 商品を購入する購買者側も世代交代
関ジャニ∞でないなら、もうハイチュウを購入する意味と義理はないです。今後購入するならハイチュウプレミアムのみです - 森永さんはずっと関ジャニを使ってくれると思ってました。ショックすぎて言葉が出ません。ありえない……
などのコメントが寄せられています。
<↓の画像が、『森永製菓』のツイート写真>
ジャニーズファンはすぐに衣装や投稿時間などから、写真の手はなにわ男子のメンバーだと推測し、なにわ男子ファンからは歓喜の声などが上がっている一方、関ジャニ∞ファンからは今後商品を買わないといった反応が寄せられています。
<↓の画像は、ネット上に流出している写真>
もし関ジャニ∞が本当に長年務めた『ハイチュウ』CMを降板するのであれば、関ジャニ∞の解散が近いのかもしれないと芸能プロダクション関係者は語っています。
2月11日放送の『ありえへん∞世界スペシャル』(テレビ東京系)では、村上信五さんが関ジャニ∞の内情について「俺らなんか、もう今ムチャクチャやもんな!」と語る場面があり、それに対して丸山隆平さんや安田章大さんは同調し、楽曲のパフォーマンス時に混乱が生じていると明かしていました。
芸能プロ関係者はさらに、「実際のコンサートでの混乱も多いといいます。オリジナルメンバーから変わりすぎており、メンバーの5人も『もうグループを続けていく意味がない』と感じているとも聞こえてきています。グループの活動に限界を感じて解散に向けて動いているとしても不思議ではない」
としています。
<↓の画像は、5人になった『関ジャニ∞』メンバー写真>
また、広告代理店関係者もCM降板説を受けて、「関ジャニ∞も解散の話が先にあり、CMを降板した可能性はあるでしょうね。まだ、表立ってはいませんが、今後、解散への流れが加速するのかも」
と語っています。
関ジャニ∞はメインボーカルの渋谷すばるさん、錦戸亮さんという大きな存在を失っており、それでも昨年11月~今年4月にかけては、グループ2度目となる47都道府県ツアーを開催するなど、精力的に音楽活動を行っているのですが、これが解散説に拍車をかけることになっています。
昨年1月に活動休止を発表した嵐も、2018年11月から過去最大規模となる全50公演以上の5大ドームツアーをスタートさせ、その途中で2020年末をもってグループ活動休止を電撃発表しており、関ジャニ∞の異常なほど過密日程の47都道府県ツアーも、グループ活動休止もしくは解散を視野に入れたツアーなのではとの憶測も飛び交っています。
関ジャニ∞は嵐に次いでファンが多いグループで、嵐が活動休止後は、ジャニーズ事務所を支える大きな存在になるともみられていたのですが、錦戸亮さんも脱退してしまったことでグループの勢いは落ちてしまいました。
また、メンバーそれぞれのモチベーションが下がっていてもおかしくないので、活動休止もしくは解散という展開を迎える可能性はゼロではない気もします。
もしそうした展開を迎えた場合、同じく関西勢のジャニーズWEST、なにわ男子といったグループのさらなるプッシュが始まるとみられますが、果たしてこれらの若手グループが関ジャニ∞を超える人気を獲得できるのか、今後の行方に注目したいですね。