関ジャニ∞・横山裕さん(35)と俳優・佐々木蔵之介さん(48)がW主演の映画『破門 ふたりのヤクビョーガミ』が1月28日より公開され、2日には大ヒット御礼舞台あいさつが行われたのですが、「同日公開の映画にことごく惨敗し、ネット上にも辛辣な感想が飛び交っている」と、ニュースサイト『サイゾーウーマン』が報じています。
この作品は、小説家・黒川博行さんが2014年に「第151回直木三十五賞受賞」を受賞した疫病神シリーズ『破門』を実写化したもので、2015年にはBSスカパー!で連続ドラマ化されており、俳優・北村一輝さんと濱田岳さんがW主演を務めました。
横山さんは貧乏でヘタレな経営コンサルタントの二宮啓之役、佐々木さんはヤクザの桑原保彦役を演じており、この凸凹コンビが映画製作出資金を持ち逃げした映画プロデューサー・小清水隆夫を追いかけ、関西やマカオを奔走するというハードボイルド・アクション作品。
佐々木さん、横山さんの他には、北川景子さん、橋本マナミさん、ジャニーズWESTの濱田崇裕さん、木下ほうかさん、キムラ緑子さん、月亭可朝さん、宇崎竜童さん、國村隼さん、橋爪功さんらが出演しています。
<映画『破門 ふたりのヤクビョーガミ』>
W主演の2人は映画公開にあたって、様々な番組に出演し映画の宣伝を行っているのですが、先日発表された1月28・29日の映画ランキング(興行通信社発表)によると、1位は27日より公開の『ドクター・ストレンジ』(全国785スクリーンで公開)で、2日間で動員数は23万7,722人、興行収入は3億9,408万900円を記録。
2位には、松坂桃李さんと菅田将暉がW主演で、ボーカルグループ『GReeeeN』の代表曲『キセキ』の誕生秘話を映画化した『キセキ あの日のソビト』(157スクリーン)がランクインし、動員数は18万2,044人、興行収入は2億3,286万4,600円と好スタートを切りました。
3位には、公開23週目を迎えた大ヒットアニメ映画『君の名は。』がランクインし、累計動員数は1,835万1,883人、興行収入は238億2,830万7,500円。
4位は、大ヒットドラマ『家政婦のミタ』などを手掛けた脚本家・遊川和彦さんの初監督作品で、阿部寛さんと天海祐希さんが夫婦役を演じている『恋妻家宮本』(315スクリーン)がランクインし、動員数8万5,454人、興行収入1億460万9,100円を記録。
次いで5位にランクインしたのが『破門 ふたりのヤクビョーガミ』(302スクリーン)で、動員数8万4,000人、興行収入1億800万円でした。
TOP5にランクインした作品は、『君の名は。』を除き先週末から公開がスタートした作品で、注目作品が多かったことも影響しているとみられますが、302スクリーンという規模で公開されたにも関わらず、公開2日間の興行収入がギリギリ1億円突破というのは、かなり微妙な結果です。
そして、映画情報・レビューの総合サイト『Yahoo!映画』でこの作品の評価を見てみると、ユーザーレビューの平均点数は5点満点中【3.85】(3日深夜2時時点)と、まずまずの好評価を得ているのですが、厳しい評価も上がっており、
- 全体的に安っぽい
- 見終わった後、何の印象も残ってなかった
- ドラマ見たあとだと微妙 。役者に関してドラマ版はそれぞれ役にハマりすぎていた。映画版は役者さんは悪くないんだけど皆綺麗すぎてヤクザに見えなくて残念でした。泥臭さがない。
- 横山君や役者さんは良かったけどね…。全体的に似たようなシーンが多く、途中テンポ悪く感じ時計を見てしまった。
- 何が面白いのかぜんぜんわかんなかった。
などといったコメントも寄せられています。
また、ネット上では「5席も埋まってない」「初日からガラガラでびっくり」という報告も上がっており、かなり厳しいスタートとなってしまったようです。
横山さんは、3日放送の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系 金曜21時55分)に、ジャニーズ事務所のタレントとして初めてゲスト出演するということから注目を集めており、多少の宣伝効果を見込めそうではありますが、公開2日間の数字がかなり低く、あまり話題にもなっていないことから、2週目も厳しい結果となるかもしれないですね…。