『TOKIO』のボーカル&ギター・長瀬智也さん(41)が、来年3月末をもってジャニーズ事務所を退所し、フリーで裏方として新たな活動をしていくことが7月22日に発表され、芸能界引退説も浮上する中で、長瀬さんの母親・美鈴さんが週刊誌『週刊文春』の取材に対して「裏方にまわることはない」とキッパリ答えています。
ジャニーズ事務所は7月22日に、長瀬智也さんが来年3月をもってTOKIOを脱退、ジャニーズ事務所も退所することを正式発表し、来年4月以降の活動については、「長年にわたって培ってきた表現者としてのクリエイティビティを活かし、他事務所に所属することなく、裏方としてゼロから新しい仕事の形を創り上げていくことになりました。」
としていました。
また、長瀬智也さんはファンクラブ会員に向けて出したコメントで、「来年の3月をもって芸能界から次の場所へ向かいたいと思います。」と報告しており、このまま芸能界を完全に引退し、裏方に転身かとの声が上がりました。
ただ、スポーツ紙などの取材に応じた城島茂さん、国分太一さん、松岡昌宏さんは、「我々としては引退ではないと思う。本人からも引退とは聞いていない」と芸能界引退を否定していました。
そして、30日発売の『週刊文春』は長瀬智也さんの母親に取材を敢行し、息子への思いと今後について語っており、「出発点はアイドルでしたけど、彼も40歳を超えて色々考えるところがあったんじゃないでしょうか。ずっと音楽はやりたがっていたし、これからも続けると思いますよ」「裏方に回るという報道が出ていますけど、そんなことはないと思いますよ」
と否定し、来年4月以降も音楽活動を続けていくとしています。
また、長瀬智也さんと共にロックバンド『THE SISSY BARS(ザ・シーシーバーズ)』で活動していたメンバーも、「(長瀬さんは裏方に転身?)とんでもない。バンドは仲間内の遊びで2回ほどやっただけでプロの仕事じゃない。彼はもっと大きいことをやるはずです」
と答えています。
<↓の画像は、長瀬智也さん参加の覆面バンド『THE SISSY BARS(ザ・シーシーバーズ)』の写真>
『週刊文春』によれば、長瀬智也さんは以前からTOKIO脱退、ジャニーズ事務所を退所するのではという予兆があったといい、事務所に無断で複数のタトゥーを入れたり、プライベートで友人とバンドを結成、イベントでパフォーマンスを披露するなど、自由に活動を行っていたことを挙げています。
<↓の画像は、昨年11月のイベントにDJとして登場した長瀬智也さんの写真>
また、2017年7月放送の『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)に出演した際には、「(事務所を)1回でも辞めようと思った時ってありました?」との質問に、「ガチで答えて、、あるよ、そりゃ。なんなら“何度も”ぐらいありますよ。(中略)僕の会社だと、やっぱちょっとどこかアイドル的に見られるってところもあるし、そういう風にしなきゃいけないってところもあるけど、これでダメだったら別にこの世界にいる必要ないって思ってましたね」などと、ぶっちゃけていました。
こうした発言をしていた半年後に、山口達也さんが未成年に対する強制わいせつ事件を起こし、2018年4月には書類送検されたことが報じられ、同5月にTOKIOを脱退、ジャニーズ事務所を退所するという大事件がありました。
山口達也さんの脱退により、TOKIOはデビュー25周年に向けた様々な活動が白紙となり、長瀬智也さんが力を注いでいた音楽活動は休止を余儀なくされ、山口達也さんが脱退後には、プライベートでも大きな変化があったといいます。
テレビ局関係者は、「自暴自棄になった時期があり、当時交際していたガールズグループのメンバーと破局。一方的に分かれを切り出された20歳年下の彼女は、人が変わったような長瀬の冷たい態度を嘆いていた」
と証言しています。
ちなみに、長瀬智也さんが「年齢が20代半ばの歌って踊れる女性アーティスト」と交際しているとの話は、昨年9月にニュースサイト『日刊大衆』も報じていました。
そして、長瀬智也さんはフラストレーションを爆発させて、ジャニーズ事務所側に「このままじゃダメだ」「もうTOKIOをやってられない」と直訴し、話し合いの末に退所が決まったのは今年に入ってからだそうです。
長瀬智也さんは「次のステージに進みたい」との思いが揺るがず、他のメンバー3人はそれを受け入れるしかなかったといい、今年2月には友人が経営する店の販促映像の撮影に監督として携わり、出演者やカメラマンに指示を出すなど、退所前から新たな活動を水面下でスタートさせているとのことです。
こうした活動に対してジャニーズ事務所側は、事前報告が無いと長瀬智也さんを注意したそうですが、平然としていたといいます。
この話もどこまでが事実かは定かではありませんが、長瀬智也さんが以前からジャニーズタレントとしての活動だけで満足していなかったのは事実で、バンドやDJ活動をしたり、映像作品の制作をしたり、こっそりとインスタグラムアカウントを開設し、プライベート写真や動画を投稿するなどしており、昨年2月に木村拓哉さんのラジオ番組に出演した際には、事務所について「プリズン(刑務所)みたいなもんじゃないですか!(笑)」とも語っていました。
そのため、長瀬智也さんがTOKIOを脱退、ジャニーズ事務所を退所することにはそこまで驚きもなく、これからどのような表現活動をしていくのか楽しみな部分もあります。
そして、ジャニーズ事務所を退所後は俳優業を休止するとの情報も出ていますが、長瀬智也さんは音楽だけでなく俳優としても高い評価を受けているので、独立後も俳優業を続けてほしいですね。