TOKIO・長瀬智也さん(ながせ・ともや 41歳)が2021年春以降に、ジャニーズ事務所を退所する可能性を週刊誌『週刊文春』と『女性セブン』が同時にスクープし、これに対してファン等からは様々な声が上がっています。
しかし、ジャニーズ事務所はこの件に関しては黙殺、各情報・ワイドショー番組などもこの話題については一切触れず完全スルーしているのですが、ニュースサイト『日刊大衆』によると、ジャニーズ側から大手マスコミに対しては「長瀬の件には触れないでほしい」との話があったといいます。
過去には、元関ジャニ∞・錦戸亮さんの退所説が『週刊文春』にスクープされた際にも、ジャニーズ事務所は同様の対応をしたとされており、長瀬智也さんの報道に対しても同様の対応が取られたことから、退所説はより濃厚になったのではないかと囁かれていると芸能リポーターが語っています。
また、3日発売の『週刊女性』も長瀬智也さんの退所説について報じており、長瀬智也さんがこのタイミングでジャニーズ事務所退所を決意した理由は、これまでに溜めたフラストレーションが爆発したためだとしています。
長瀬智也さんはかねてから、「状況が変わらないのなら、退所も辞さない」と考えていたといい、ジャニーズ側としても長瀬さんの退所をどうにか防ぐために、DJイベントへの参加を許可するなど“ガス抜き”をさせ、その他にも音楽活動をさせようと模索していたようだとレコード会社関係者は語っています。
しかし、音楽に強いこだわりを持つ長瀬智也さんは、音楽に関しては非常に高い理想を持ち、普段は誰に対しても優しいものの、音楽のことになると性格がガラリと変わって熱くなり、自分が思う形にならない時には、誰が相手でも臆することなく意見を押し通すこともあるそうで、「事務所からすると、彼が納得できるものにするには、かなりの時間とお金がかかってしまう。そうなると、なかなか話が前に進まなかったのではないでしょうか」
と、前出のレコード会社関係者は推測しています。
他にも、ジャニーズ事務所と長瀬智也さんがすれ違う要因があったといい、ジャニーズ事務所は今年1月にCDリリースした木村拓哉さん、Snow Man、SixTONESのプロモーションなどで多忙を極め、長瀬さんのことにあまり時間をかけられず、それによって長瀬さんの気持ちが冷めてしまった可能性は十分あるといいます。
ジャニーズ事務所は昨年、副社長だった藤島ジュリー景子さんが社長、滝沢秀明さんが副社長に就任といった世代交代が行われ、2020年末をもって稼ぎ頭の嵐が活動休止することから、今後新たに事務所を支える若手グループの育成に力を注いでおり、特にSnow ManとSixTONESを“ゴリ押し”と揶揄されるほど猛プッシュしています。
また、山下智久さんとKAT-TUN・亀梨和也さんによるユニット『亀と山P』、Sexy Zone・中島健人さんとKing & Prince・平野紫耀さんの新プロジェクト始動など、様々なアプローチを行っています。
その一方で、40歳以上のベテランジャニーズタレントに対するリストラ計画が浮上しているとの噂を『フライデー』は報じており、記事では芸能プロダクション関係者が、「40歳以上のジャニーズタレントで、あまり目立った活動をしていない人はリストラされるのではという噂が出ているんですよ。」
と語っています。
また、広告代理店関係者もジャニーズ事務所のリストラ計画について、「滝沢氏はデビュー前のジュニアへのプロモーションに熱を入れており、そこにお金も投入したい考えです。彼が副社長に昇進した際、あるベテランタレントは『もう俺たちは用ナシだよ』と、酩酊している姿が目撃されていました。大ナタが振るわれる可能性はあるでしょうね」
と明かしています。
長瀬智也さんは現在も第一線で活躍を続けており、TOKIOは藤島ジュリー景子社長が初めて手掛けたグループということから、他のグループよりも優遇されているとも言われていますが、山口達也さんの脱退によって2018年から音楽活動を休止し、現時点では活動再開のメドが立っていない様子なので、それだったらジャニーズを辞めて、好きな音楽活動をやりたいと強く思うのは当然なのかもしれませんね。
『女性セブン』によれば、今後状況が改善されれば長瀬智也さんがジャニーズに残留する可能性はあるそうで、錦戸亮さんや中居正広さんのように退所、独立といった展開を迎えるかは分かりませんが、このまま話が前に進まなければ退所はほぼ確実ということです。
ファンのためにも、出来るなら今後もTOKIOとして活動を続けてほしいですが、長瀬智也さんもすでに40歳を過ぎ、今後はもっと好きなことをやりたいとの思いもあるようですし、TOKIOの現状に満足がいかずフラストレーションを溜め続けているのであれば退所し、ファンも喜ぶような新たな活動を展開していってほしいです。