TOKIOの長瀬智也さんが来年3月いっぱいでグループを脱退、ジャニーズ事務所を退所し、事務所に残るTOKIOの城島茂さん、国分太一さん、松岡昌宏さんの3人は新会社『株式会社TOKIO』を事務所内に設立し、“社内独立”することを22日夜に発表しました。
この発表後に3人は各メディアの取材に応じ、長瀬智也さんが脱退するまでの経緯、TOKIOの今後について語りました。
長瀬智也さんの脱退に関しては数年前から話が出ていたといい、それは山口達也さんが脱退するよりも前のことだったそうで、「(長瀬さんの脱退話は)山口がいた時からなので、山口のことは、一切関係ない」「山口がいたとしても(脱退は)今くらいの発表になった」
としています。
<↓の画像は、来年3月で脱退する長瀬智也さんの写真>
具体的にTOKIO脱退、ジャニーズ事務所退所が決まった時期は「昨年夏」だったそうで、長瀬智也さんは音楽を含めて、別の方向性を少しずつメンバーに示していて、それを3人も感じ取っていたことから、具体的に脱退の話になった際にも特に揉めることなく話が進んでいったそうで、長瀬さんの脱退は「円満離婚」だと表現しており、TOKIO解散という話も出なかったといいます。
週刊誌などの報道では音楽活動ができないことに不満を募らせていたとの話が出ていましたが、「ハッキリ言って無い。(ライブは)やろうと思えばできた。なぜしなかったのかといえば、“タイミングではないだろう”とメンバーでジャッジした。彼一人がやりたかったということも、やりたくなかったということもない」「山口のこともあり、我々が25周年ライブやるというメンタルじゃなかったのは事実。気持ちが追いついていなかった」
と説明し、一連の報道を完全否定しています。
そして、長瀬智也さんが脱退するまでにTOKIOとして音楽活動するかどうかについては、「長瀬の退所まで時間がありますが、それまでに4人でライブをすることは今の所ありません。ライブもCDリリースも今のところ考えていない。ファンクラブ会員の方だけに何か、配信を含めて考えています。(さよならコンサートは?)無いです。解散をうたわないですし、解散するつもりもないので、その予定もありません。例えば4人でコンサートをやったとして、盛り上がったけど“祭りのあと”のような寂しい感覚をファンの方々に味わわせたくない。」
としています。
ただ、長瀬智也さんが脱退後も3人で音楽活動をする可能性はあるそうで、「TOKIOはもう二度と音楽活動をすることはないのかと聞かれたら、それはNOです。音楽を辞めるつもりはありません。今後、チャンスをいただければ、そういう可能性もあるかもしれません」
と語っています。
一方の長瀬智也さんの今後については、「我々の口からは何とも言えないのですが、本人曰く、コレをするということではなく、今までジャニーズ事務所にいて、いろんな番組で教わってきたこと、携わって勉強になってきたことを、彼なりの表現で伝えていきたい。それが何なのか、彼の中ではまだ決まっていないようです。それが発表なのか、動いているというのが分かった時に、『ああ、長瀬はこれがやりたかったんだ』というのが、わかるはずだ、と本人は言っています。(演者になる?)そうではない。(他のプロダクションに行く?)それもない。今までやってきたことをクリエイターとしてやっていきたいと教えてくれました」
と説明しています。
今後ソロ歌手として活動?との問いには、「違うと思います。音楽はやっていくと思うけど、いろんなものに興味がある」と語り、まずは裏方中心で活動していくものの、「我々としては引退ではないと思う。本人からも引退とは聞いていない」と明かしています。
長瀬智也さんの脱退とTOKIOの社内独立は山口達也さんにも報告したそうで、「僕らは今でも山口とは繋がっています。改めて言う場がなかっただけで、5人の絆というのは、グループの形が変わっても変わらない。大きな節目のことは報告します」
とし、山口さんも4人のことを応援していて、元気にしているという山口さんも自分なりに一生懸命頑張っていくと話しているといいます。
<↓の画像は、2018年5月に脱退した山口達也さんの写真>
将来的に長瀬智也さんや山口達也さんが、TOKIOと関わりを持つ可能性については、「将来どんな形になるか分からないが、関わることもあるのかもしれないし無いかもしれない。絶対無いとは言えない」と語り、5人が再び揃う可能性はゼロではないそうです。
来年4月以降のTOKIOについては、来年4月のスタートに向けて7月22日付で設立したという『株式会社TOKIO』はジャニーズ事務所の傘下ではあるものの、マネージメントなどは独自に行なっていくといいます。
リーダー・城島茂さんが社長、国分太一さんと松岡昌宏さんが副社長となり、今後はマネージャーや監査役など数人の社員を入れる予定とのことですが、「タレントが増えることはないです」「ジャニーズから出向してもらうケースもあると思いますが、まだ固まっていないです」と明かしています。
<↓の画像は、TOKIOとして活動継続の松岡昌宏さん、城島茂さん、国分太一さんの写真>
会社の株式は、親会社のジャニーズ事務所が筆頭株主となり、残りを3人で均等に配分するとのことです。
活動内容は、現在出演中のレギュラー番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)、『TOKIOカケル』(フジテレビ系)などへの出演に関する話し合いをしていて、TOKIOは出演継続の意向を示し、テレビ局側からも良好な返事をもらっているといいます。
他にも、「例えば、名刺を作るということになったら、福島に行って木を切って、その木を紙にして、紙から名刺にして、という部分が動画で出たりしたら面白くなるのかなって。今まで経験させてもらったすべてのことが社会貢献にもつながっていくのかなと思っています。他に、ファーム、食育事業、子供が体験する場所、町おこしなど。日本のモノづくりの現場には、たくさんの職人さんがいます。僕らのテーマも“手づくり”です。そこで職人さんを応援する場所をアンテナショップ的に『株式会社TOKIO』から配信していくそんなことができたらいい。TOKIOから全国に。各企業ともタッグを組む。イベントにも参加する。それらを楽しみながら、関わった人みんなのことを『TOKIO』と呼びたい。それを夢物語ではなく現実にしていくのが、会社の進む道だと思っています。」
という具体的な構想を明かしています。
そして、長瀬智也さんの脱退やTOKIOの今後に対してネット上では、
- ジャニーズのアイドルでありながら、土や田舎が良く似合うTOKIOが大好きでした。違う道を進む事になっても頑張って欲しい
- メンバーの気持ちは応援したい反面、長瀬さんの芝居や歌も好きだから裏方になってしまうのは少し残念。
そしてやっぱりもう一度5人のTOKIOも見たかったなぁと思うのが正直なところ。 - 新しい物を生み出すダッシュ村、ダッシュ島はあったし、再生させるダッシュ海岸もあったものの、会社はなかった。
密着して、会社の作り方を逐次流してほしい。社長の訓示だけとか。それだけでおもろいわ。 - 絆の強さを感じる。別の道に長瀬さんが進むにしても仲違いではなさそう。
彼の意志を尊重していて それぞれの言葉からしてお互いを皆思いやってる感じがする。 - 長瀬にしても残りの3人にしても、新しい道を歩む事はいいと思う。とても良い仲間だったのですね!
どういう形で活躍していくのかは分かりませんが、今後も応援します!頑張れTOKIO、頑張れ長瀬! - SMAPができなかった円満なセカンドステージの在り方を実現させたという功績は大きいな。
風通しの良い事務所というイメージが定着し、後に続く者が安心できるというメリットも考えてのことだと思う。ひとまず長瀬君、お疲れ様でした。 - 3人は一番年下の弟が立派になった、やりたいことを一生懸命頑張れ!っていう気持ちなのかなって勝手に想像した。
それに音楽ができない苦しさもTOKIOのメンバーが一番わかってたと思いますしね。 - TOKIOすごく好きでした。好感が持てるグループのひとつでした。
本当に寂しいけど、メンバーそれぞれ一度きりの人生なので悔いのないよう生きてほしいです。
その姿にまた私たちも勇気付けられるんじゃないかと思います。 - 手越祐也や錦戸亮、田口淳之介とかみたいなやめ方ではなくて、他のメンバーが背中を押して、温かく見送るというのが、なんともTOKIOらしい。TOKIOの名前を残してくれることもうれしいし。
こうして、メンバーみんなで納得したうえでの退所なら、ファンや視聴者も納得できます。
などの声が上がっています。
山口達也さんに続き、センターを担っていた長瀬智也さんまで脱退することが決まり、TOKIOというグループ名は存続するものの、やはり寂しいものがあります。
メンバー3人への取材では、長瀬智也さんが脱退するまでに4人で音楽活動をする予定も無いことも判明しており、山口達也さんが脱退してしまったのでこれも仕方がないと思う一方で、TOKIOが楽器を持ってパフォーマンスをする姿をもう一度見たかったですね。
今後また5人が再集結する可能性もゼロではないとのことから、可能性は決して高くはないとは思いますが、いつか今後またどこかで5人が揃う姿を見せてほしいです。
来年春からTOKIOは会社として新たな活動を展開していき、一方の長瀬智也さんはまず裏方として映像制作などを行っていくとされており、こうした形になってしまったのは残念ではありますが、今後どうなるか楽しみな部分もあり、引き続きそれぞれの活動を応援していきたいですね。