元『TOKIO』の長瀬智也さん(42)が、スポーツブランド『NIKE(ナイキ)』のプロモーションビデオ(PV)に登場し、極秘で“俳優復帰”したことを30日発売の週刊誌『女性セブン』が報じています。
長瀬智也さんが出演しているのは『JORDAN(ジョーダン)』のPVで、ナイキの公式サイト上で17日から公開されており、この動画には長瀬さんのほか、女優・広瀬すずさん、ファッションデザイナー・ミュージシャンの藤原ヒロシさん等が出演しています。
<↓の画像が、『ナイキ ジョーダン』PVの長瀬智也さん登場シーンの写真>
長瀬智也さんは今年3月末をもってジャニーズ事務所を退所し、芸能界引退とも報じられましたが、完全に表舞台から姿を消すことなく様々な活動を行っており、今年7月には人気セレクトショップ『FREAK’S STORE(フリークスストア)』の渋谷店が制作したチラシに登場し、8月には海外製ビンテージバイク雑誌『ROLLER MAGAZINE』の10周年記念号で表紙を務めていました。
『女性セブン』によれば、そんな長瀬智也さんに対して「引退した割には出すぎ」といった批判の声も上がっているそうですが、「これこそが長瀬の“引退後のスタイル”でもある」とし、長瀬さんの知人は今後の活動について、「長瀬さんのいまの肩書は表現者。表現したいものに必要ならば、歌も歌うし、演技もする、というスタンス。芸能界の枠を取っ払って、より自由に活動をしていくのです」
と説明しています。
『ナイキ ジョーダン』のPV出演についても、「藤原ヒロシさんと長瀬さんは古い仲。彼らとコラボすることで“表現者として楽しめる”と思ったから、オファーを引き受けたのでしょう」
と語っています。
また、長瀬智也さんの熱心なファンによると、『ナイキ ジョーダン』のPVには長瀬さんならではの“仕込み”があったとし、「長瀬さんの足元を見て感激しました。『エアジョーダン11 コンコルド』を履いていたんですから。これは2000年に長瀬さんが主演したTBSドラマ『池袋ウエストゲートパーク(IWGP)』内で、恋人のヒカル(加藤あい)からプレゼントされたスニーカーです。さらに、長瀬さんが出演するシーンの撮影地の一部は池袋と聞きますから、『IWGP』のオマージュとして見るファンも少なくありません」「『IWGP』は長瀬さんにとって原点といっていい。ロケ地に聖地・池袋を選んだのも、スニーカーのチョイスも、長瀬さんの“演出”なんだと思います」
と語っています。
<↓の画像が、PVで『エア・ジョーダン11 コンコルド』を履いている長瀬智也さんの写真>
<↓の画像は、ドラマ『池袋ウエストゲートパーク』のワンシーン>
『女性セブン』はこのように、長瀬智也さんの“俳優復帰”を報じているのですが、これに対してネット上では、
- 長瀬、クドカンドラマまた観たいな
- 「表現者」長瀬くんらしいね。私は長瀬くん松岡くんは男前で好きです
- 最終回でダンクハイのオレンジxホワイト履いてたもんな!スウェットパンツにスニーカーを履き出したパイオニアだよ!
- 長瀬はIWGPのイメージもあるし、プライベートでバイクもスケボーもやるし、ナイキのカジュアルでストリートのイメージにピッタリ!
- 縛られずにやりたいことをやる、っていい事。引退したら出ちゃダメなの?悪いことしたわけじゃないのに
- 「引退したくせに」って……それは表向きで、ジャニーズというか所属事務所辞めたら一定期間テレビには出られない、って芸能界のルールがあるんでしょ。
などの声が上がっています。
何事にも縛られず自由に表現活動がしたい等として、ジャニーズ事務所から独立して芸能活動を続けているタレントは少なくないですが、長瀬智也さんは枠にとらわれずに独自のポジションで、自分が思い描く新たな活動を行っていこうとしているようです。
今年8月に『女性セブン』の取材に応じた長瀬智也さんは、「映画など、俳優として再びメディアで活動する気持ちはない?」との問いに対して、「別にそこは(引退と)イコールじゃないと思うから。やろうと思ったら、いくらだってできる。どんな肩書の人だって映画は撮れるし。ただ、俺がやりたいと思っていることは、日本でやっている奴がいないから。説明してもみんなわからない」
と語っていました。
具体的にはどういった活動なのか記者に問われると、「それは俺が生きていく上で、(その姿が)見えてくるから。それを見て。」「俺は別に、お芝居がやりたいとか、歌がやりたいとか、何か1つじゃなくて、自分がやってきたこと全てをやりたい」「短い時間では、皆さんの腑に落ちることは話せない」
と説明していました。
TOKIOの松岡昌宏さんも長瀬智也さんの退所発表時の取材で、長瀬さんの今後について聞かれると、「我々の口からは何とも言えないですが、本人曰くですよ、何かをするということではなく、今まで培ってきたものを表現したいと。それが何なのか彼の中で決まっていないそうです」
と明かしていました。
長瀬智也さんはバイク、スケボー、釣り、ファッション、音楽など、長年にわたって自身の好きなものを通じて、様々な表現活動を行っていこうとしている様子で、ジャニーズ事務所を退所する前から映像制作活動を行い、現在は映画製作に取り組んでいるとの情報もあります。
そこで気になる俳優業についてですが、今年4月に『週刊文春』が報じた記事では、『池袋ウエストゲートパーク』『タイガー&ドラゴン』などでタッグを組んだTBSのチーフプロデューサー・磯山晶さんが取材に応じ、長瀬智也さんの今後について語っています。
磯山晶さんは2019年2月に長瀬智也さんから突然、「俺、もう辞めるんだ」と告げられたといい、その時も芸能界を去るハッキリとした理由を明らかにしなかったそうです。
長瀬智也さんを役者として高く評価している磯山晶さんは、「もう1回、役者をやろうという気になったら連絡してね」と伝えたところ、長瀬さんは「そっか。わかったー」といった軽い返事だったといい、磯山さんは「彼の人生は彼のものですが、でも『観たい』という気持ちはずっと彼にも言っていくつもりです」と語っています。
現時点では長瀬智也さんが以前のように、役者、ミュージシャンとして活動をしていく可能性は低そうですが、これからも表に出る活動は積極的に行っていくつもりのようで、具体的な活動は不明ながら、次はどういった事をするのか非常に楽しみですね。