嵐が27日に活動休止を電撃発表し、大きな騒動になっている中で、TOKIOの長瀬智也さん(ながせ・ともや 40歳)にも不穏な動きがあり、今後TOKIOを脱退、ジャニーズ事務所を退所する可能性があることを夕刊紙『日刊ゲンダイ』が報じています。
昨年5月にメンバーの山口達也さんが未成年に対する強制わいせつ事件でTOKIOを脱退し、これによってTOKIOは音楽活動も休止となったのですが、これによってデビュー25周年に向けて制作予定だったアルバム、ライブは中止となりました。
<↓の画像は、TOKIOのメンバー4人の写真>
左から松岡昌宏さん、リーダー・城島茂さん、国分太一さん、長瀬智也さん
それから早9ヶ月が経過しましたが、TOKIOが音楽活動を再開するという話は一切なく、メンバー4人が顔を揃えるのはレギュラー番組程度となっており、芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄さんによれば、TOKIOは解散しないものの、いずれは少年隊のように目立った活動がないグループになっていく可能性もあるとみられているそうです。
長瀬智也さんに関しては、2月にアメリカ・ロサンゼルスで行われる『第61回グラミー賞授賞式』の生中継番組(WOWOW)で現地リポーターにキャスティングされていたそうなのですが、この仕事を降りてしまったといいます。
これについて番組スタッフは、「長瀬自身も米国のトップアーティストたちと直接交流ができるこの仕事を非常に楽しみにしていた」
と語っているとしています。
さらに、3月1日に行われる『第42回日本アカデミー賞』の候補者が1月15日に発表され、長瀬智也さんが主演した『空飛ぶタイヤ』もノミネートしているのですが、今作は優秀作品賞のほかに、優秀監督賞、優秀脚本賞、優秀助演男優・女優賞、優秀音楽賞、優秀美術賞、優秀録音賞、優秀編集賞と9部門を受賞しているものの、なぜか優秀主演男優賞は受賞しておらず、これは極めて不自然だといいます。
ある音楽関係者は長瀬智也さんについて、「実は山口騒動の少し前に長瀬とジャニーズ事務所の間で活動方針をめぐって一悶着があったのです。ジャニーズのタレントは個人でのSNSの発信は固く禁じられているのですが、長瀬はバイクに乗るシーンやギターを弾くシーンをインスタグラムで流し、事務所からお叱りを受けたのです。そんなこんなで不穏な空気が流れていたところに山口騒動が勃発し、両者の溝はさらに広がったといわれています」
と、長瀬さんとジャニーズ事務所の関係が悪化しているという話があると明かしています。
同関係者はさらに、長瀬智也さんは今後俳優よりもアーティスト活動をしたいと考えているといい、長瀬さんは2011年に友人らと共にプライベートでロックバンド『THE SISSY BARS(ザ・シーシーバーズ)』を結成し、長瀬さんはボーカル&ギターを担当しており、東京・渋谷でのクラブイベントなどでパフォーマンスを披露しており、長瀬さんはこのメンバーたちと音楽活動していくことを望んでいるといいます。
<↓の画像は、『THE SISSY BARS』の写真>
しかし、ジャニーズ事務所側がそうした活動を公式に認めるはずがなく、音楽活動を続けたいと考えている長瀬智也さんとジャニーズ側の方針に食い違いが生じ、今後ジャニーズを辞めて独立といった展開を迎える可能性もあるようなのですが、この噂に対してネット上では、
- 長瀬は独立しても十分やっていけると思う。ジャニーズに居ても何かにつけて制限があるのなら、”独立”と言う選択肢はあり得るかも。
俳優然り、アーティスト然り、一人でも活躍していけると思う。 - 長瀬は一人でもやっていけるだろうけど、アーティストだけじゃなくて俳優業もやって欲しいなぁ。
歌も良いけど、俳優の長瀬も好きだから見たい。IWGPとか再放送して欲しいなぁ。 - ジャニーズ事務所は、アイドルの高齢化に手を焼くくらいだったら、飼い殺しせずに卒業させてあげたらいいと思う。
そして、ピンで活躍できるタレントを育てた自信と誇りを持って芸能活動を妨害することの無い懐の深さを持って欲しい。
沢山のJr.がデビュー出来ずに埋もれているのなら新しいスターを量産すれば良い。
今の状況は、新しいスターを生み出す力がないから、辞めた人を見せしめにして、金づるになる出来上がったスターを繋ぎとめてるだけに見える。情けない。 - 長瀬さんいい演技してると思うけど。もともとTOKIOはマイペースで仕事してるイメージなので、今度も変わらずではないのかな。長瀬さん歌いたい気持ちはあるんだろうなぁ。
- 山口のベースじゃなければTOKIOの音楽じゃないと言った長瀬くんの言葉が忘れられません。
音楽を愛し、全身全霊で素敵な楽曲を世に送り出していた長瀬くんが、これから先音楽をやらないわけがないと思います。
今の事務所にいるより、辞めて別の場所で伸び伸びと音楽をやるっていう道もあるんじゃないかと思いました…が、TOKIOの解散は嫌だな。
などのコメントが寄せられています。
TOKIOがコンサートツアーを行ったのは2014年が最後で、シングル曲のリリースも2017年8月で止まっており、1994年のデビューから続いていた『NHK紅白歌合戦』の連続出場記録も24回でストップしました。
グループの中でも特に音楽活動への思い入れが強かった長瀬智也さんにとっては、山口達也さんの脱退によって活動が制限されている状態は非常に辛いものがあるとみられます。
長瀬智也さんは昨年4月にジャニーズの公式モバイルサイトで、「これからアルバムを制作し、ライブに向けて準備を進めようとしている中で非常に残念な報告で胸が苦しいです」「自分たちが精魂込めて作った楽曲も、(山口達也さんが担当していた)ベースの音がなくなったら曲ではなくなってしまいます」
などと悲痛な思いを綴っていました。
その後行った会見では綴ったコメントの真意を問われると、「僕らは23年間、バンドでやってきましたから、やはり、1つの音が無くなってしまうということはそういう事なんだと思います。TOKIOの楽曲は、彼が演奏する音がないと全く形にはならない」
と語っています。
長瀬智也さんは山口達也さん不在のまま、TOKIOとして音楽活動を継続するのは難しいと考えているようなので、もし本当に俳優業ではなく音楽活動に力を入れていきたいと考えているようであれば、ジャニーズ事務所から退所か否かの話は今後さらに出てくるかもしれません。
もし長瀬智也さんがジャニーズ事務所を退所した場合、TOKIOはメンバーが3人となり、解散しなかったとしてもグループの活動継続は難しく、実質的な解散状態になるとみられるので、出来れば長瀬さんには引き続きジャニーズで活動をしてほしいものです。
新たにこのような噂が出てきましたが、果たして今後大きな動きがあるのかどうか、長瀬智也さんの動向に注目したいところです。