今年デビュー15周年を迎える『関ジャニ∞』のメンバー・錦戸亮さん(34)のグループ脱退、ジャニーズ事務所も退所するという話を週刊誌『週刊文春』が報じてから10日が経過しましたが、今もなおジャニーズ事務所とメンバーは完全スルーを続けており、これに対してファンから怒りの声も上がっています。
『週刊文春』の報道によれば、昨年4月に渋谷すばるさんが関ジャニ∞から脱退したことによって、錦戸亮さんはグループ解散を強く主張し、この主張を曲げることなくグループの存続に意を異を唱えていたことで、他のメンバーとの間に溝が生じ、さらに事務所内でも「一刻も早く追放すべきだ」という声が上がり、錦戸さんは脱退の意向を固め、事務所も退所する方向で話を進めているとしています。
＜↓の画像は、関ジャニ∞のメンバー写真＞
（左から横山裕さん、丸山隆平さん、大倉忠義さん、錦戸亮さん、安田章大さん、村上信五さん）
ジャニーズ事務所の御用雑誌とも言われる『女性自身』『女性セブン』も、『週刊文春』の報道内容を否定することなく、錦戸亮さんの関ジャニ∞脱退に関する記事を報じており、『女性セブン』によれば、錦戸さんはメインボーカルを務めていた渋谷すばるさんが脱退後、「ぼくはセンターの器じゃない」などとこぼすことが増え、今年1月末には同世代の嵐が活動休止を発表し、これにもショックを受けていたとのことです。
また、『女性セブン』と『女性自身』は同様に、錦戸亮さんは昨年主演した映画『羊の木』の演技が海外でも高く評価されたことによって、今後は俳優として活躍の場を拡げたいという思いを強くし、親友で元KAT-TUN・赤西仁さんがソロで成功していることも大きな影響を与えているとしています。
＜↓の画像は、錦戸亮さんの主演映画『羊の木』の写真＞
『女性セブン』はさらに、錦戸亮さんは赤西仁さんをならったのか、数年前には個人会社を設立していたことも伝えています。
しかし、『女性セブン』によれば、先日発表された5大ドームツアーへの参加を決めた錦戸亮さんは、関ジャニ∞脱退は一時保留にしているといい、ツアー中にも結論が出るのではないかとしています。
このように複数の週刊誌が錦戸亮さんの関ジャニ∞脱退の話を報じているのですが、ジャニーズ事務所とメンバーはこの話題には一切触れず、スルーを続けており、さらには各局のワイドショー番組などもこの話題を避けています。
その理由について先日発売の『週刊文春』は、ジャニーズ事務所サイドがマスコミに対して「触れるな」と通達したためだと報じており、芸能関係者は、「文春の発売前日、雑誌の見本が出回る前に、ジャニーズ幹部から各社に対し、『文春の記事には間違いがある』という話がありました。夏のツアーに錦戸も参加するので、記事中の『（退所について）夏までに結論を出す予定』という記述が誤報だというのです。
と語っています。
ただし脱退に関しては否定も肯定もできなかった。これまでのジャニーズなら、スポーツ紙に対し、即座に否定コメントを出していました。
それが出来ないという事実は、錦戸の脱退への意思の硬さと、ジャニーズの求心力の低下を象徴しています」
こうして事務所やメンバー、さらに一部週刊誌を除く各メディアも報道をスルーするという対応を取ったようなのですが、これが裏目に出てファンたちは怒りの声を上げています。
メンバーたちは公式モバイルサイト『Johnny’s web』にあるブログ「関ジャニ戦隊∞レンジャー」を定期的に更新しており、14日の更新では2日前に情報解禁された5大ドームツアーの話題に触れたのは、なぜか横山裕さんだけだったそうです。
他のメンバーはそれぞれの仕事や近況を綴るのみで、相変わらず錦戸亮さんの脱退報道には触れず、さらにはツアーについても触れていなかったことでファンからは、
- 脱退なら脱退、解散なら解散でいいからハッキリしてよ
- 不安にさせるのは、いい加減にして
- ツアーに触れたのが唯一、横山くんだけ。本当に大丈夫？
- 結局、今週も当たり障りのないことだけ。ツアーが決まった喜びくらい言えないのかな
- ヨコだけが『楽しもう』って言ってる。他グループで、こんなことある！？
- そんなに乗り気じゃないなら、ツアーなんかやめればいいのに
などと批判的な声も上がっています。
各報道によれば、まだ錦戸亮さんの脱退、ジャニーズ事務所退所に向けた話は決着が付いていないようなので、今は何も言えないというのは分からなくもないのですが、錦戸さん脱退話が『週刊文春』に漏れてスクープされ、その報道をスルーし続けているというのはやはり印象が悪いですし、ファンであれば当然ヤキモキします。
何か一言でもファンを安心させるようなコメント、モヤモヤを少しでも解消させるような対応を一日も早く取ってもらいたいですし、このままスルーを続けて突然脱退発表をするというのは出来る限り避けてほしいです。