昨年9月に関ジャニ∞を脱退、ジャニーズ事務所からも退所し、独立した錦戸亮さん(にしきど・りょう 35歳)が、早くも壁にぶち当たっていることを週刊誌『週刊女性』が報じており、ネット上では様々な声が上がっています。
錦戸亮さんは昨年9月末をもってジャニーズ事務所を退所し、間髪入れずに公式サイトを公開し、ソロ歌手デビューすることなどを発表したことで大きな話題になりました。
昨年12月に、個人レーベル『NOMAD RECORDS(ノマドレコーズ)』からリリースしたソロ1stアルバム『NO MAD』は、発売初日に6万枚以上の売り上げを記録し、オリコンのデイリーアルバムチャート初登場1位、初週の推定売り上げ枚数は約7.6万枚で週間アルバムチャートでも初登場1位を獲得しました。
また、11月からスタートさせたソロツアーも成功させ、4月15日にはツアーの模様を収めたDVD・ブルーレイ『錦戸亮 LIVE TOUR 2019 “NOMAD”』のリリースも決定しており、5月には元KAT-TUN・赤西仁さんとの共同プロジェクト『N/A』でハワイでライブを開催予定となっていて、今のところ音楽活動は順調と言えます。
しかし、錦戸亮さんは現在の状況には納得していない様子だと週刊女性は報じており、記事では芸能プロダクション関係者が、「意外にヒマな今の状況に焦っているといいます。これまでは、週に数本はレギュラー番組があり、ドームクラスのライブも年に10回以上行っていました。しかし、いまは年に数回のホールクラスでの公演くらいしかファンの前に姿を見せる機会がありません。スポットライトが当たらなくなり、仕事がいきなり減ったことに対応できていないのでしょう」
と語っています。
錦戸亮さんは音楽だけでなく、役者としても注目を浴びたいと思っているそうで、「ジャニーズ時代は毎年、連続ドラマで主役や重要な役柄で出演していました。しかし、独立してからは、出演のオファーさえ来ない。思い描いていた理想と現実の違いに焦っているのか、最近は周囲に『こんなはずじゃなかった……』と漏らしているといいます」
と同関係者は明かしています。
ですが、ドラマよりも出演チャンスがある舞台への出演には否定的だそうで、「彼の中で『舞台はやらない』というプライドがあるようです。頭にあるのは、あくまで地上波のドラマに出ること。役者としての自信があるのだと思います」
とテレビ局関係者が語っています。
そして、週刊女性は真相を確かめるために所属する『NOMAD RECORDS』に問い合わせたところ、「錦戸本人がそのようなことを周囲の方にお話ししている事実はございません。現在多数のオファーをいただいており、その中にはドラマも含め、俳優としてのお仕事もございます。また、舞台に関しても、内容やスケジュール次第では、挑戦させていただく可能性はございます」
と回答し、関係者による証言をキッパリ否定したとしています。
一方で前出のテレビ局関係者は、「民放のドラマに出るのは難しいと思います。そうしたドラマには、ジャニーズ事務所のタレントが多数出演していますからね。テレビ局側としては、今後の事務所との関係を考えると、錦戸さんは使いにくい。」
としつつ、「NHKなら可能性はあります。現在放送されているNHKの連続テレビ小説『スカーレット』に、稲垣吾郎さんが出演しましたからね。錦戸さんも、彼のように味のある脇役のオファーはあるかもしれませんよ」
と語っています。
週刊女性はこのように錦戸亮さんの現在の状況などについて報じているのですが、これに対してネット上では、
- ジャニーズの看板が外れればこんなもの
- プライドばかり高いようだけど、事務所のアシストがない場合の実力だと思う。
自分を見つめ直してこれまでのご自分の言行を改めた方がいいかと - 『1リットルの涙』の役には感動したけど、役が良かっただけなのかな。
その後性格とか素行を知るにつれて失望を覚えるようになった。そういうところじゃない? - 舞台やりたくないじゃなくて出来ないでしょ?声が通らないもんね。てかオファーないでしょ?
退所するとあっという間に輝きをなくす。それがジャニーズアイドル。 - 「舞台で頑張ってます!」と聞くと、テレビに出られないからというマイナスイメージがあるんだろうね。
でも錦戸の力量では舞台すらも出演できないと思う。 - 素行が悪くてもジャニーズに所属していたから使ってもらえていたのでは?何をしでかすかわからない人が野放し状態でしょ?
ドラマに起用するにはリスクが大きいので、演技力云々の問題ではないかと。 - 役者として実力を付けたいのであれば舞台をやるべきだと思う。
やり直しの利かない、その身一つで何とかしなければならない環境に身を置くことは確実に演技者としてプラスになると思うのだけれど。 - クリーンなイメージがないから地上波ドラマ制作は危なっかしい。今まではジャニーズが潰してきただけ。業界関係者なら周知の事柄。
金持ちの勝ち組なんだからゆっくりファンだけ相手に唄ってれば。結婚したくてもファン離れが怖くて出来ないんだよね。
などのコメントが寄せられています。
錦戸亮さんは19日に自身のツイッターを更新し、「某“Weekly Woman”から連絡がきた。どうやら仕事がないと方々で僕が嘆いているらしい。そんな薄い記事を相手にしちゃう僕はきっと仕事がないんだな コラ 見えてる所だけが仕事じゃないぞ 皆さんコロナでイレギュラーな事があると思います。活字を読むなら未来の財産になる書籍を選ぼうね」
とツイートし、週刊女性の取材に反撃していました。
<↓の画像が、錦戸亮さんの反撃ツイート写真>
錦戸亮さんはジャニーズ時代に俳優としても活躍しており、2011年放送の『犬を飼うということ~スカイと我が家の180日~』(テレビ朝日系)、2012年放送の『パパドル!』(TBS系)、2013年放送の『よろず占い処 陰陽屋へようこそ』(フジテレビ系)、2014年放送の『ごめんね青春!』(TBS系)、2015年放送の『サムライせんせい』(テレビ朝日系)、2017年放送の『ウチの夫は仕事ができない』(日本テレビ系)、2019年放送の『トレース~科捜研の男~』(フジテレビ系)など、2011年以降は毎年のように民放各局の連続ドラマで主演を務めています。
この他にも複数の映画や、2018年放送のNHK大河ドラマ『西郷どん』にも出演するなどして役者としても評価されています。
しかし、ジャニーズ事務所を離れてしまったことで、テレビ局側の忖度などもあって独立後はドラマへの出演はなかなか難しいとみられ、本気で役者としても活動したいと考えているのであれば、端役でもオファーを受けたり、舞台にも挑戦したり、受ける仕事の幅を拡げていくことが必要とみられます。
週刊女性が報じている話がどこまで本当かは分かりませんが、強気な態度を取り続けていたら業界関係者からも総スカンを食らうかと思うので、オファーがあるうちに様々な挑戦をして、ジャニーズ時代とは違う新たな姿を是非とも見せてほしいですね。