9月にジャニーズ事務所を退所し、10月に早速ソロデビューを果たした元関ジャニ∞・錦戸亮さんが、早くも地上波テレビ番組出演が決定したとの情報をニュースサイト『サイゾーウーマン』が報じています。
記事によれば、錦戸亮さんは情報番組『スッキリ』(日本テレビ系 平日午前8時)への出演が決定し、現在の心境や今後について語るインタビューが近く放送されるといいます。
錦戸亮さんは9月3日、東京ドームで開催された関ジャニ∞のドームツアー終了をもってグループから脱退、同月末をもってジャニーズ事務所を退所し、10月1日に日付が変わったタイミングで早速公式サイトをオープンさせ、他にも各SNSアカウント、ファンクラブ、個人レーベル『NOMAD RECORDS(ノマドレコーズ)』の設立なども発表し、この時点でソロアルバムリリースや全国ツアー開催も決定していました。
そして、11月からスタートした全国ツアー『錦戸亮LIVE TOUR 2019 “NOMAD”』は、12月19日までの全16公演全てのチケットが即日ソールドアウトし、申し込み者数がライブ総動員数の3.6万人を大幅に超えたため、ツアーファイナル開催の19日には全国の劇場111スクリーンで初のライブビューイングが行われ、ライブ会場と劇場合わせて1日で合計約4万人を集客したと発表されています。
<↓の画像は、ソロライブツアーを行った錦戸亮さんの写真>
また、12月11日にリリースした全曲自己プロデュースのソロ1stアルバム『NOMAD』は、初週に「7万6237枚」を売り上げ、オリコンの週間アルバムチャート初登場1位を獲得するなど好セールスを記録しています。
錦戸亮さんはさらに、元KAT-TUNで親友のシンガーソングライター・赤西仁さんとタッグを組み、合同プロジェクト『N/A』の始動を6日に発表しており、来年5月にはハワイでライブを開催することがすでに決定しています。
このように新たな活動を次々に発表、怒涛のソロ活動を展開しているとして話題の錦戸亮さんに対しては、関ジャニ∞ファン等から否定的な声も上がっており、さらにジャニーズ事務所からも円満退所したわけではないとも噂され、ジャニーズと深く繋がっているテレビ局などへの出演は絶望的とも囁かれていました。
実際に錦戸亮さんのソロ活動内容をスルーしている大手メディアも多く、情報・ワイドショー番組で取り扱われる機会は非常に少ない状況にあります。
そうした中で、『スッキリ』への出演が決まっているとの情報を『サイゾーウーマン』はキャッチしており、番組出演決定の裏側について日本テレビ関係者は、「最近では、元ジャニーズの出演に関し、『どのような扱いであれば、ジャニーズから文句を言われないか』を見極めるため、『スッキリ』を実験台にしている面もあるそうです。ある意味、“リトマス試験紙”のような番組になっていると言えるでしょう」
と語っています。
しかし、依然としてテレビ局の“ジャニーズ忖度”は続いているといい、錦戸亮さんの『スッキリ』出演が決まったとの情報がある一方で、「CDやコンサートなどの『宣伝』は、一切省かれることになりそうだと聞いています。出演について事前告知がまったく行われないのも、忖度の一環だったのかもしれません」
と同関係者は憶測しています。
『スッキリ』は、2017年9月にジャニーズ事務所を退所した元SMAPで『新しい地図』の稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんに関するニュースを積極的に取り上げたり、ゲスト出演させるなど異例の扱いをしていることで知られていますが、退所から3ヶ月足らずの錦戸亮さんを番組出演させるとは驚きです。
錦戸亮さんは様々な批判を浴びながらも、関ジャニ∞時代からのファンが多く付いてきており、ファンクラブ会員数はすでに約5万人に到達し、それによって全国ツアーも成功させ、アルバムも好セールスを記録するなどしていることから、テレビ番組で取り上げるのも当然ではあります。
その一方でジャニーズ事務所とベッタリの週刊誌『女性セブン』が先日報じた記事では、「独立してすぐに赤西さんとタッグを組んだ錦戸さんに、業界内からは批判の声も上がっています。そのため、テレビやCMでの露出は少なくなっていきそうです」
と芸能関係者は語っているのですが、今後の活動実績などによってテレビ局なども積極的に話題を取り上げていく可能性があり、錦戸さんの姿を見られる機会が来年以降さらに増えるかもしれないですね。
【追記 12/23 14時15分】
錦戸亮さんが23日放送の『スッキリ』にVTR出演し、番組の独占インタビューに応じた姿を披露しました。
錦戸亮さんは独立した理由について、「自分のやりたいなと思うこととか、環境によってできることの幅ってたくさんあると思うんですけど、とりあえず飛び出して全部1人でやってみようと思って」
とした上で、「僕自身、ずごくめちゃくちゃ歌がうまいわけでもなく、めっちゃ踊れるわけでもなかったが、せめて自分で紡いだ言葉というか、それを自分が作ったメロディーで自分の声で、全部1人でやってみたいと思って今回はこういう形になりました」
と説明しています。
今後の活動については、「思いつくこととか、興味あることは全部やりたいなとは思うんですけど、もちろんお芝居とかもできるならやりたいですし、これからも自分の可能性は一切、狭めたくないですし、できることを全てやっていきたい」
と、音楽以外の活動にも意欲を示しています。