
11月に30周年を迎えた長寿番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系 日曜19時)が、視聴率低下やTOKIOの元メンバーと日本テレビの関係悪化によって、打ち切り終了説が浮上していると週刊誌『週刊新潮』のWeb版『デイリー新潮』が報じています。
松岡昌宏さんは先日、週刊新潮のインタビューで国分太一さんのコンプライアンス違反問題に言及し、日本テレビの福田博之社長が6月20日に緊急記者会見を行い、「国分太一さんにつきまして、過去に複数のコンプライアンス上問題ある行為というのが認められましたので、レギュラー出演中の『ザ!鉄腕!DASH!!』の降板を正式決定いたしました」
と発表したものの、現在も日本テレビサイドからこの件について何の説明も受けておらず、局に対して強い不信感を抱いていることを告白しました。
さらに、「体を張る番組ですから、30年間、色々なことがあり、ケガもありましたし、病院にも何度も運ばれています。今さらそれをどうこう言うつもりはありませんが、それはコンプライアンス違反にならないんですかね、といったことも考えてしまいます。」
と、日本テレビサイドのコンプライアンス違反も匂わせています。
そのうえで、自ら鉄腕DASHを降板するとは言えないとしながらも、日本テレビに対する不信感をあらわにし、番組を降板する覚悟もできていることを示唆しています。
このインタビュー記事を受けて日本テレビは10日に声明を発表し、「城島さん、松岡さんに対する状況説明などを改めて確認いたしましたところ、弊社の対応がお二人のお気持ちに寄り添った十分なものではなく、大変申し訳なく思っております。日本テレビとして心からお詫びするとともに、改めて直接、丁寧にご説明をさせていただき、お二人のお気持ちを真摯に受け止めたいと考えております。」
と、最初の会見から半年近く経って局の対応が不十分だったことを認め、2人に謝罪する意向を示しました。
こうした新たなトラブルが勃発し、鉄腕DASHの今後を巡って様々な情報が飛び交う中で、週刊新潮は打ち切り終了の可能性も出てきていることを報じています。
記事によれば、松岡昌宏さんのインタビュー記事が出た直後の7日放送の2時間スペシャルは、平均世帯視聴率が7.8%で、ここ最近の放送回と比べて2%ほど数字が落ち、過去最低レベルの視聴率を記録していたとしています。
<↓の画像は、7日放送の特番に出演したメンバー>

番組史上最低視聴率は2019年10月に記録した7.9%といわれるとし、これはあくまでも、同時間帯にNHKでラグビーW杯の日本代表VS南アフリカ代表戦の中継があり、平均世帯視聴率41.6%と驚異的な数字を記録していたためでした。
一方で、今月7日はそこまで強力な裏番組があったわけではなく、過去最低レベルの視聴率を記録していたとし、それもこの日の放送に松岡昌宏さんと城島茂さんは出演せず、『STARTO ENTERTAINMENT』のタレントのみが出演となっていました。
日本テレビ関係者によると、国分太一さんがコンプライアンス違反で番組を降板して以降、番組のイメージ悪化によってスポンサーが減りつつあるといい、「7月期に比べ10月期は、複数社がレギュラーから降りている」と明かしています。
そうした中で松岡昌宏さんが日本テレビに対する強い不信感を明かし、このまま番組から降板する可能性も出てきたことにより、「局内ではいよいよ『鉄腕DASH』は打ち切りか?との空気が流れています。来年3月まで、ということになってもまったく不思議ではありません」と日本テレビ関係者は語り、来年春の改編で終了する可能性があるとしています。
この報道を受けてネット上では、
- 終わればいいよ TOKIOも解散したし
- 100人食堂見たけど、もう別の番組よね。若い人が頑張ってるのは伝わってくるけど、鉄腕ダッシュではなくて違和感しかない。こんな感じならもう見ないなぁ
- DASHはTOKIOだから成り立つ訳で、あの番組構成に何ら面白味を私は感じない
- 山口メンバーがいた頃が一番面白かったよな
- メインの面子が歳食って身体張った人気ネタ企画やれなくなった時点で既に限界は来てんだよな
- 毎週日曜の7時の楽しみとしてた鉄腕!DASHはもうない。今は別に見なくても平気になってきた。ワクワクが全く無いんですよね。
数年前から惰性でただ見てたって感じです。若い子達で続けてもそれは自分が楽しく見てた鉄腕!DASHではないのです。番組が低視聴率で終わるのも時間の問題かと。 - つべで辞めたメンツで似たような企画やったら受けそう
- トキオのイメージの番組なんだから、やめるか番組名変えて仕切り直しすりゃいいのに そうしたところですぐ打ち切りだろうけど
などの声が上がっています。
国分太一さんが番組を降板してから4ヶ月後には、準レギュラーだった元『Aぇ! group』の草間リチャード敬太さんが公然わいせつ事件で逮捕され、後に略式起訴されてグループを脱退するという大きなトラブルもあり、これも多少なりとも番組にダメージを与えていると考えられます。
鉄腕DASHはTOKIOのメンバーが減少するにつれて、後輩タレントたちが出演する機会が増え、これはスポンサーが求めるコア視聴率(13~49歳)を上げることも大きな狙いとみられ、世帯視聴率がピーク時の半分以下まで下がりつつも、コア視聴率は3~4%台で推移し、同時間帯トップクラスの数字を維持しています。
ただ、裏番組の『バナナマンのせっかくグルメ!!』(TBS系)、『千鳥の鬼レンチャン』(フジテレビ系)もコア視聴率が高く、鉄腕DASHを上回る日もあります。
日本テレビとしては、日曜ゴールデンの入口となる鉄腕DASHを何が何でも終わらせたくはないとも報じられており、来年1月4日も18時から3時間特番『ウルトラマンDASH』を放送することを発表しています。
現時点での視聴率や日本テレビとSTARTO社の関係なども踏まえると、さすがに来年3月で打ち切り終了となる可能性はかなり低いのではないかと思いますが、今後も視聴率が下降を続ければ、20時台に放送の『世界の果てまでイッテQ!』、21時台の『Golden SixTONES』にも悪影響が及ぶので、テコ入れしても変化が無ければ打ち切りとなりそうです。
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- https://www.dailyshincho.jp/article/2025/12121532/









































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