森三中・大島美幸さんの夫で人気放送作家・鈴木おさむさんが、ジャニーズ事務所から目の敵にされてしまい、民放テレビ局から追放される危機に瀕していると週刊誌『フライデー』などが報じています。
『フライデー』によれば、鈴木おさむさんは以前からSMAPの番組を数多く手掛けており、現在も放送されている中居正広さんの『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』、稲垣吾郎さんの『ゴロウ・デラックス』(TBS系)、この他にKis-My-Ft2の『キスマイ超BUSAIKU!?』(フジテレビ系)、『激レアさんを連れてきた。』、『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』、『陸海空 こんな時間に地球征服するなんて』(テレビ朝日系)など、複数の番組の構成などを担当しています。
そんな鈴木おさむさんは、昨年9月にジャニーズ事務所を退所した稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんが11月に出演したネット番組『72時間ホンネテレビ』(AbemaTV)の制作に協力したという可能性が浮上したことによって、「ジャニーズ事務所から鈴木さんの起用を控えるよう、お達しがあったそうです。」とキー局スタッフが証言しています。
<↓の画像は、草彅剛さん、稲垣吾郎さん、香取慎吾さんの写真>
鈴木おさむさん本人は番組への関与を否定しているそうなのですが、『72時間ホンネテレビ』の中継現場に鈴木さんが居たという目撃情報があり、クロだと判断されてしまっているようです。
このようなやり取りが業界内では行われているため、3人が月1回放送している7.2時間の番組『7.2 新しい別の窓』(AbemaTV)では、「番組に関わっていることは内緒にする」という条件で番組に協力しているスタッフも少なくないといいます。
この件についてAbemaTV関係者は、「大手事務所の意向を受けて、鈴木氏のように付き合いの深い放送作家を切る民放に不信感を持つ有力スタッフはたくさんいます。今後、ネット局への流出が加速するでしょう」
と語っており、民放各局はジャニーズなど大手芸能事務所の完全言いなりで、完全にコントロールされていることから、今後はネット番組にいい人材が流出していく可能性があるとのことです。
『フライデー』の報道を受けてネット上では、
- 一部の事務所に忖度するのか…それともそれと手を切り、魅力ある番組作りをする作家と手を組むか…考えなくても必然だと思うんですけどね。
- 72時間とか7.2時間テレビはぷっすまとか、おじゃmapスタッフも関わってるらしいしね
- 局の上の判断で、現場で働く人達もまたジレンマ。この間違った忖度が、いつか大きな後悔に繋がるのかもしれない。
- 鈴木さんはまともな判断をしただけ。番組を制作する立場なら、忖度せず、よりいいものを作りたいと思って当然。というか、ジャニーズはまだそんなNGとかやってるの?気づいたら周りには誰もいなくなったなんて事になりそう。
- 正直まだ地上波に比べて粗さはある。でも色んなしがらみが無いならこれから楽しみでもある。
- 関与を否定って、事件でも犯罪でもないのに、番組関わると干されるってどういうこと。地上波のしゃべっちゃいけない、その話題を無理矢理入れてみたいな気持ち悪い空気感、視聴者にはしっかり伝わってる。だからみんなAbemaTVに行っちゃうんだね。忖度してるとみんな離れて行っちゃうよ。
などのコメントが寄せられています。
鈴木おさむさんは現在もジャニーズタレントが出演の番組を手掛けており、メディアへの露出も多いことから、果たして本当にジャニーズから何か圧力を受けているのか、民放が距離を置こうとしているという話は本当なのか疑ってしまう部分があるのですが、ニュースサイト『日刊サイゾー』の記事では、これは本当の話のようだとテレビ制作番組スタッフが語っています。
鈴木おさむさんは『72時間ホンネテレビ』に参加し、稲垣吾郎さんの街角ナンパ&結婚式企画を手掛けていたといい、この時にはSMAPの番組を以前手掛けていたスタッフが何人か集まったそうです。
しかし、「参加してたらジャニーズ事務所に干される可能性があるから」という理由で、もしカメラに映ってもバレないようにと、カツラやサングラス、マスクを着用して変装するといった身バレ対策をしていたそうです。
一方の鈴木おさむさんはと言うと、今では堂々とジャニーズを離れた3人と仕事をしており、12月7日から有料動画配信サービス『Amazonプライム・ビデオ』で配信されるオリジナルドラマ『東京BTH~TOKYO BLOOD TYPE HOUSE~』の企画・脚本を手掛け、この作品では稲垣吾郎さん、要潤さん、勝地涼さんがトリプル主演しています。
<↓の画像は、鈴木おさむさんが手掛けるドラマ『東京BTH~TOKYO BLOOD TYPE HOUSE~』>
このように鈴木おさむさんは退所した3人とも仕事をしており、ジャニーズはそんな鈴木さんを牽制するために、民放局に鈴木さんの起用を控えるように告げているのではないかと業界内では囁かれているとのことです。
こうした噂が出る一方で、ジャニーズはこれ以上イメージを悪化させたくないため、3人に対しては現在特に圧力はかけていないという話もあり、3人の映画『クソ野郎と美しき世界』で監督を務めた爆笑問題・太田光さんも自身のラジオ番組で、「ジャニーズ事務所なんかね、圧力なんか掛けないです」とジャニーズからの圧力は存在しないと断言し、各テレビ局は忖度(そんたく)せずに映画の宣伝をしてほしいと訴えていました。
その一方で、間接的な圧力はあるという話もあり、結局のところ真相は分からないのですが、今後もし鈴木おさむさんが民放番組を担当することが減った場合には、圧力もしくはテレビ局側が忖度したと考えてもいいのかもしれません。
何ともくだらない話で、こうした古い考え方、慣習は平成で終わらすべきことだとは思いますが、利権などが複雑に絡んでいる以上は今後もこうしたことは続いていき、いつまでも変わらない地上波はこのまま下がり続けていくのかもしれないですね。