不倫スキャンダルが原因で、ジャニーズ事務所を退所し独立した“マッチ”こと近藤真彦さん(57)が2日、芸能活動再開後初のコンサート『ReSTART 20+21+1×1-2』を東京・中野サンプラザで開催し、昼夜2公演で合計4,000人を動員したそうなのですが、会場には家族や元ジャニーズの後輩らも集結していたことなど、復帰コンサートの裏側を週刊誌『週刊女性』が伝えています。
近藤真彦さんのコンサートでは、1980年代前半に3年ほど活動したグループ『たのきんトリオ』のメンバーで、1990年ごろにジャニーズ事務所を退所した“ヨッちゃん”こと野村義男さん(56)がギタリストとして参加したほか、デビュー当時からバックバンドを務めた総勢23人のメンバーが勢揃いし、近藤さんは代表曲の『スニーカーぶる~す』や『ギンギラギンにさりげなく』など35曲を披露しました。
<↓の画像が、復帰コンサートで共演した近藤真彦さんと野村義男さんの写真>
ライブを終えた近藤真彦さんは、「これからも僕の財産であるヒット曲を大事に歌っていきたいと思います。このあと全国を回るので、サンプラに来れなかった人たちに会いに行きます」
と語り、12月9日から野村義男さんと共に、『MasahikoとYoshio Live Tour 2021-2022』と題した全国ライブツアーを来年3月まで開催することが発表されています。
『週刊女性』の取材に観客の女性は、「『たのきんトリオ』で一緒だった大親友“ヨッちゃん”こと野村義男さんもギタリストとして参加してくれて。バックバンドメンバーも、これまでマッチと一緒にステージを作ってきた歴代のメンバーでした。たくさんの仲間に囲まれて時折、涙目になりながら必死に歌うマッチに、見てる私たちも、もらい泣きしちゃって。こんな素晴らしいコンサートがまた見られるなんて、ジャニーズを辞めたときは考えられなかったので…」
と、再始動後初のコンサートに大感激していたと伝えています。
レコード会社関係者によると、今回のコンサートにはジャニーズの後輩たちへの気遣いも込められていたそうで、「当日は昼夜の2公演、というスケジュールでしたが、実は、もともとは前日の11月1日と2日とで1ステージずつ、2日間にわたって公演する予定だったんです。ところが11月1日は、別の場所で『V6』の解散ラストライブが開催される日だった。『後輩の大切な日と重なったんじゃ申し訳ないから』とマッチが引いたんです」
と語っています。
また、不倫スキャンダルで昨年11月に無期限謹慎処分が下され、それが解除される前の今年4月にジャニーズ事務所を退所、独立した理由についても、「いい悪いは別にして、それがマッチなりの美学だったんです。自分がパッと消えることで『事務所にも後輩たちにもこれ以上迷惑をかけることがないように』というね。批判も苦情も全部ひとりで受け止める覚悟だったんじゃないか」
と説明しています。
そんな近藤真彦さんの復帰コンサートには、元ジャニーズの後輩たちも近藤さんの“男気”を見届けようと集まったそうで、「『光GENJI』の大沢樹生さんに『忍者』の正木慎也さん、それに『少年隊』の植草克秀さんの姿も。植草さんは自分のディナーショーツアーの真っ最中で、当日は福岡への移動日だったんですが“どうしても見たい”と駆けつけたって。錦織一清さんは来られなかったんですが、大きな祝い花を届けてくれました」
と舞台制作会社関係者が明かしています。
<↓の画像は、元光GENJI・大沢樹生さんがインスタグラム投稿の写真>
(左から)大沢樹生さん、近藤真彦さん、ミラクルひかるさん、神無月さん
<↓の画像は、少年隊の錦織一清さんと植草克秀さんが贈った花の写真>
近藤真彦さんの知人によれば、近藤さんの妻と息子も客席から見守っていたといい、「目立たないように関係者席の端にいて、じっとステージで歌う夫を見ていましたよ。隣には中学生の息子さんもいて拍手を送っていてね。騒動直後は“離婚危機”なんて書かれたりして、妻として思うところもあったんだろうけれど、やっぱり“支えていこう”って決めたんだそう。強い人だよね。マッチも奥さんに感謝して、夫婦の絆はさらに深まったのでは」
と語っています。
『週刊女性』はこのように、近藤真彦さんの復帰後初コンサートの裏側などを伝えているのですが、これに対してネット上では、
- 男気ある奴は不倫しないっしょ
- 美談にし過ぎ。美学とか男気とか当てはまらない
- 本当にヨッちゃんと親友なの??自分の実力で、立派なギタリストになって、活躍しているヨッちゃんを利用しないで欲しい。
- 女をもて遊んだ挙げ句、家族も裏切っていたのに、近藤に男気なんか全く感じない。
男気あるなら何故、家族を裏切るのか理解不能。 美談に持っていくのに違和感がある。 - 浮気野郎が、何を味方いっぱい呼びつけて。組織力で、どうにか家族の仲を取り持ってって感じにしか周りには見えません
- バーターで後輩の番組に出させてもらっても、その後輩らをdisったり、威張り散らしたりしかできないあの人に男気などない。
解散するV6とライブの日程がかぶったら、退所の時みたいに叩かれたくないと思って変更したんでしょ。
ライブに付き合ってくれたヨッちゃんや退所組の後輩達に感謝して、少しは謙虚になった方がいいと思うよ - マッチのどこに男気があったんだろうか?V6とのコンサート被りを譲ったとなってるけど、V6の方は以前からの決定事項!
後輩の大事なコンサートに勝手に被せて勝手に譲ったって?まわりの迷惑とか考えずに行動して、又周りに諫められたってだけでしょ! - 後輩と被ったから譲ったような美談ではなく、単に集客がなかったのでは?この年代の方が1日2公演はあまり聞かないし。
などの声が上がっています。
近藤真彦さんはジャニーズを退所するまで「ジャニーズの長男」と呼ばれ、タレントのトップに立つ存在ではありましたが、男気があって後輩の面倒見も良くて慕われているのは少年隊・東山紀之さんで、近藤さんはそうした話をこれまで聞いたことが無かったため、『週刊女性』の記事には違和感を抱きます。
近藤真彦さんの不倫スキャンダルをスクープした『週刊文春』も、近藤真彦さんには「ジャニーズの長男」という自覚は無かったとし、「ジャニーさんが危篤に陥った際も、中居正広や滝沢など皆真っ先に駆けつけたが、近藤はレースのためドイツに向かった。マメに後輩を指導し、面倒を見てきた滝沢に対し、近藤は自分のこと優先。周年記念コンサートなど、都合のいいときだけ後輩を集め、観客動員に寄与させる。」
と芸能プロダクション関係者が語っていました。
また、近藤真彦さんはジャニーズ事務所に自身の不倫情報がリークされた後も、相手女性には「揉み消せる権力を俺は持っている」などと話していたとしています。
そして、不倫スキャンダルをスクープされた後は、自ら芸能活動の自粛を申し入れて処分が決定したというものの、歌手活動よりも力を注いでいるレース活動に復帰するために、処分解除前の4月に退所を申し入れ、自身の活動をサポートしてくれていた人や後輩等に十分な説明をすることなく独立しており、そうした行動を東山紀之さんが痛烈批判し話題になりました。
逃げるように事務所を去っていったのも近藤真彦さんなりの美学とし、自身の復帰コンサートの日程を変更したのもV6への気遣いで、男気を見せたとされても疑問を抱きますし、これまでの様々な言動からこれだけのことで決してイメージは良くならないですね。
ネット上でも厳しい声が相次ぐ事態となっていますが、昼夜2公演の復帰コンサートには4,000人ものファンが駆け付けたそうで、今後は現在も付いてきてくれているファンや、親友という野村義男さん、元ジャニーズの後輩らを大切にしながら、“男気”を見せていってほしいです。