12日発売の週刊誌『週刊文春』が歌手の“マッチ”こと近藤真彦さん(56)の不倫スキャンダルをスクープし、ネット上では大炎上状態になっていますが、大方の予想通り、主要スポーツ紙や各テレビ局のワイドショー番組などはこの報道をスルーしており、この記事の「後追い報道NG」が各メディアに通達されているようです。
週刊文春によれば、近藤真彦さんは2015年3月に、福利厚生業務を手掛ける会社『ベネフィット・ワン』の代表・白石徳生社長(しらいし・のりお 53歳)がセッティングした食事会で、25歳年下のA子さん(31)と出会ったといいます。
<↓の画像は、近藤真彦さんと不倫相手・A子さんの2ショット写真>
A子さんは当時オーダースーツ会社の営業で、現在は社長を務めている本田翼さん似のスレンダー美女といい、元々『KAT-TUN』のファンで、中でも中丸雄一さんのことを応援していたそうで、近藤真彦さんのファンというわけではなかったとのことです。
A子さんは食事会後に自身のツイッターを更新し、「大好きな某事務所の大御所の方とご飯会だったけど、最後の最後でその人の正体がわかったとゆー、、泣 うちはかなりのミーハーなのにきづかないとゆう・・・でもほんとかっこよかった さすが大好きなJ事務所」
とツイートしていたそうです。
その食事会から3ヶ月後の2015年6月に、再び白石徳生社長を通じて2人は再会し、近藤真彦さんの方から「出会った時から好きだった」などと言って猛アプローチし、当時A子さんは数年前から同棲交際していた恋人がおり、告白を受けたA子さんはツイッターで、「彼氏がいるときに彼氏以外に男として魅力があって惹かれる人なんて初めて泣 どうしていいのかわからん、どうもしないのが正解なんだろうけど泣」
と綴っていたといいます。
近藤真彦さんはその後も、自身がオーナー・監督を務めているレーシングチーム『KONDO Racing』が参加するレースや、自身のデビュー35周年記念コンサートにA子さんを招待したり、2015年10月に行われたジャニー喜多川前社長の誕生日会にもA子さんを連れて行き、同年末に19年ぶりに出場した『NHK紅白歌合戦』では、「歌いおわったら口パクで『A子』って言うね」と伝え、実際に紅白のステージ上でA子さんの名前を口パクで言い、A子さんも次第に近藤さんに惹かれていき、恋人との別れを決意して近藤さんとの不倫交際をスタートさせたとのことです。
不倫交際が始まると、近藤真彦さんの束縛が次第に激しくなっていき、「他の誰のものにもならないでほしい。俺の気持ちを分かって欲しい」などと言って、A子さんがそれまで使用していたLINEアカウントを一度消去させたこともあったそうです。
そうした中で2016年末には、ジャニーズ事務所に匿名で「マッチが不倫している」とのタレコミ電話があったことで、事務所側は近藤真彦さんに注意をしたものの、近藤さんはA子さんとは別れることなく警戒しながら密会を続けていたといいます。
<↓の画像は、クルーザーデートをする近藤真彦さんとA子さんの写真>
A子さんの知人女性は、近藤真彦さんとの不倫交際を心配していたそうですが、「2人だけで行動することがないから全然バレない。バレてるかもしれないけど、近藤さんは『揉み消せる権力を俺は持っている』って。確実な証拠はないし、言い訳できるから大丈夫」
などとA子さんが話していたと証言しています。
そして、今年10月に近藤真彦さんとA子さんは沖縄旅行をしているのですが、2人の密会をカモフラージュするために近藤さんと仲の良い白石徳生社長、『USEN』『U-NEXT』などの創業者で、『USEN-NEXT HOLDINGS』の代表・宇野康秀社長がそれぞれ20代半ばと20歳の女性を連れて同行し、沖縄ではゴルフなどをしていたとのことです。
<↓の画像は、10月の沖縄不倫旅行で撮影の近藤真彦さん&A子さんの写真>
こうした現場をキャッチした週刊文春の取材班は、11月に近藤真彦さんに直撃取材を敢行し、A子さんとの関係について聞いたところ、「いや、無理無理無理無理」と言って逃亡し、ジャニーズ事務所にも事実確認を求めたものの、回答は得られなかったとし、一方のA子さんも沖縄旅行は複数の友人等と過ごしただけと不倫交際を否定したそうです。
この報道を受けてネット上ではバッシングの嵐になっており、正に大炎上状態になっているのですが、主要スポーツ紙やワイドショー番組などはこのスキャンダルをスルーしています。
これについてニュースサイト『サイゾーウーマン』は、「この記事の後追い報道は、ジャニーズサイドより“完全NG指定”されているようだ」とし、記事ではテレビ局関係者が、「ジャニーズ事務所は同誌発売前日の時点で、各メディアに対して『後追い報道NG』を通達。コンプライアンス強化が進み、所属アイドルの問題行動には、厳しく処分を下すようになっているジャニーズですが、やはり“ジャニーズの長男”である近藤に対しては、旧態依然とした『スルー対応』を適用するようです」
と語っています。
また、『フライデー』のWeb版『フライデーデジタル』も、大手メディアが報道を完全スルーしている理由について、「理由は2つあります。近藤さんは、現在名誉会長のメリー喜多川氏の大きな後ろ盾があり、この報道をスポーツ紙に一切書かせなかった。スポーツ紙にはジャニーズ担当がおり、全紙に対して早刷りの出る前から掲載を見送るよう“お願い”していたそうです。もちろんテレビ局もジャニーズのタレントがたくさん出演しているので報道できません。もう1つの理由は、文春にはかなり親密な写真が複数掲載され、お泊まりしたという内容もあったが、ホテルに入ったりキスしたりという決定的な写真がなかったことです。このため本人を含めジャニーズも“なんとかできる”と踏んだのでしょう」
と、芸能リポーターが説明しています。
ただ、「マスコミを黙らせたとはいえ、世間に近藤さんの不倫報道が明るみに出たことは事実。最近は所属タレントに厳しい処分をしている手前、ネット上の批判が収まらなければ、一定期間の活動休止処分などもあるかもしれません」
とテレビ局関係者が語っています。
『東京スポーツ』(東スポ)も近藤真彦さんの不倫スキャンダルに対して、ジャニーズ事務所側が処分を下すかどうかについて報じており、記事では音楽関係者が、「期待されるのが滝沢副社長の手腕ですよ。近藤はジャニー喜多川さんが危篤になった時も、病院ではなくカーレースのあるドイツに向かった。もはやジャニーズ事務所の“長男”としての資格はない。それは事務所関係者も分かっている。だとしたら、ここで何らかの処分を下すのでは?と言われている」
としています。
ジャニーズ事務所の代表は滝沢秀明副社長ではなく、メリー喜多川名誉会長の娘である藤島ジュリー景子社長で、処分を下すか否かの判断はジュリー社長がするものだと思いますが、近藤真彦さんはメリー名誉会長から寵愛され、実の息子のように可愛がられているだけに、厳しい処分が下される可能性は低いのかもしれません。
しかし、それだと後輩に示しがつかないとの声が多く上がっており、後輩のジャニーズタレントたちは法的に問題のある行為はもちろんのこと、モラルに反する行為をした場合にはそれ相応の処分を受けています。
それも近藤真彦さんの場合は、4年前に一度事務所側から注意を受けたにも関わらず、A子さんとの交際を続け週刊文春に不倫スキャンダルをスクープされているだけに、一定期間の謹慎、活動自粛などの処分が下されるのが妥当かもしれないですね。