25歳年下のオーダースーツ会社社長との不倫スキャンダルをスクープされ、無期限の芸能活動自粛処分を下された“マッチ”こと近藤真彦さん(56)が、このまま芸能界引退に追い込まれる可能性があると週刊誌『週刊新潮』のWeb版『デイリー新潮』が報じています。
近藤真彦さんの芸能界復帰が難しい理由について民放の番組制作スタッフは、「強く後押ししてくれる人が事務所内に見当たらないから」と語り、これまで近藤さんのことを息子のように可愛がり、後ろ盾となっていたジャニーズ事務所の前副社長であるメリー喜多川名誉会長が、今年9月に代表取締役を退任したことが背景にあるとしています。
<↓の画像は、メリー喜多川名誉会長の写真>
近藤真彦さんは騒動前まで、1本のCMとレギュラーラジオ番組を2本持っていましたが、活動のメインは自身がオーナー兼監督を務めるレーシングチームとなっており、近年は特にヒット曲が無いにも関わらずジャニーズ事務所から厚遇され、それに対して一部の所属タレントたちも疑問を抱いていたといいます。
前出の民放番組制作スタッフは、「滝沢さんも腹の中では良い感情を抱いていなかったようです。滝沢さんは努力の末に手腕を認められて副社長になったのに、どうも近藤さん側にはその自覚が薄く、以前どおりに兄貴風を吹かせていましたから」
と明かしています。
<↓の画像は、滝沢秀明副社長の写真>
滝沢秀明副社長だけでなく、藤島ジュリー景子社長も近藤真彦さんのことをタレントとして評価しているわけではないそうで、現時点では復帰の強力な援軍が見当たらないとしています。
<↓の画像は、藤島ジュリー景子社長の写真>
レコード会社スタッフは、今回の不倫スキャンダルで“無期限”の芸能活動自粛処分が下された理由について、「滝沢さんら若い指導者層にとって、目の上のたんこぶだった近藤さんを排除するための処分なのではないか。このまま本人による自発的な引退を待つのだろう」
と語っています。
もし近藤真彦さんが芸能界を引退したとしても、ジャニーズ事務所に大きな悪影響は無いといい、一部タレントたちからの不満を抑えられるというメリットがあるといいます。
また、近藤真彦さんは今年12月に歌手デビュー40周年を迎え、音楽特番『2020FNS歌謡祭』(フジテレビ系)などへの出演も決まっており、ジャニーズ事務所の現場スタッフたちはデビュー日に向けて懸命に盛り立てようとしていたものの、活動自粛によって番組出演中止が決まるなどし、今後は事務所の上層部から強い指示がない限りは、現場スタッフたちからの協力を得ることも難しいといいます。
近藤真彦さんの不倫スキャンダルをスクープした『週刊文春』も、ジャニーズ事務所もかつてのファミリー主義を捨てつつあると指摘しており、タレントとしての価値がかつてに比べて落ちていた中で、不倫スキャンダルでイメージをさらに悪化させてしまったことから、このまま切り捨てられる可能性はあるのかもしれません。
そして、これらの報道を受けてネット上では、
- 自粛って言ったってそもそも大して活動してなかったし。後輩達のこと考えたら、ここで切り捨てるしかないね。
- 今までが異常な高待遇だっただけ その後ろ楯が権力失えば本来の待遇となる話
利益を生まない者は捨てられる そして負を生み出す者は切り捨てられる
景気や現状が悪ければ、それが現実になる 情だけで高待遇が続く世の中ではない - このまま、芸能活動しなくても関連会社の株があるなら、生活には、困らないから芸能人引退しても良いんじゃない。
今まで、ご苦労様と言うことで、、、もう、テレビに出るのは、厳しいと思う。 - ここで自ら引退としたほうが、世間からは拍手喝采ってもんじゃないのかな?
最後は潔さを見せたねという意味と、これで見ることなくて嬉しいわという意味と、これで明菜さんが少しは救われればいいなという意味で。 - 芸能人そっちのけでレース業界に進み、芸能人という名と中森明菜からいただいたお金で星野さんやニスモと関連を持ってレース活動していたけど、結局レースではチャンピオンになることはなくF3000ではド素人レベルの速さだったよね。
はっきり言ってどの分野も中途半場。近藤レーシングが唯一活躍できる場だったんだろうけど、不倫でスポンサーがつかなくなったら、SGT続けれないかもね。 - 事務所が厳しい時代を救った功労者なのかもしれないけど、それに胡座をかき過ぎたんでしょうね。
その時代を知らない後輩から見たら、ただの道楽してるオッサンとしか思えないでしょうね。 - これで東山君が名実共にヒエラルキーの頂点ですね。絶対東山君の方が後輩達の面倒を見ているだろうに、誰も彼もがマッチに気を遣っていていつもモヤモヤしていました。かなり風通しが良くなりそう。
などの声が上がっています。
近藤真彦さんは、少年隊・東山紀之さん等とは違って面倒見が良いタイプではなく、それによって後輩たちから慕われる存在ではなかったため、もしこのままジャニーズ事務所から去る形になったとしても、心の底から残念がる後輩は少ないのではと思います。
メリー喜多川名誉会長がいたからこそ近藤真彦さんは厚遇されていましたが、歌手としてしばらくヒット曲もなく、芸能活動を積極的に行うのは記念年ぐらいだったため、他のタレントと比較して事務所への貢献度が低かったのは間違いなく、それにも関わらず毎年3000万円ほどの収入を得ていたとの報道もあり、事務所側も近藤さんを切り捨てるいいタイミングだと思っていたとしてもおかしくなさそうです。
今年に入ってからすでに、中居正広さん、手越祐也さん、山下智久さんがジャニーズ事務所を退所し、近藤真彦さんと同年代の少年隊・植草克秀さん(54)、錦織一清さん(55)は年内をもってジャニーズ事務所を退所することが決まっています。
来年3月にはTOKIOの長瀬智也さんが退所することが決定済みで、ジャニーズの大物タレントたちが続々と事務所を離れて新たな道に進む決断をしていますが、“ジャニーズの長男”と呼ばれている近藤真彦さんは不倫スキャンダルで窮地に追い込まれ、今後どういった展開を迎えるのか気になります。
結局はこのままジャニーズ事務所に残り、活動を続ける可能性が高いとは思いますが、これまでの様々な行為を深く反省し、ジャニーズタレントトップの立場としてケジメを付けるのか否か注目したいですね。