1977年に入所したジャニーズ事務所を今年4月に退所、独立し、11月から歌手活動を再開させる“マッチ”こと近藤真彦さん（こんどう・まさひこ 57歳）が、公私ともに親交が深かった黒柳徹子さん(87)と疎遠になっていること、その理由などを週刊誌『週刊文春』が報じています。
『週刊文春』の記事では近藤真彦さんの知人が、近藤さんと黒柳徹子さんとの関係について、「黒柳さんはメリー（喜多川）さんと仲が良いこともあり、マッチを息子のように可愛がってきた。カーレースに進出した時は、車の資金も援助した。月に一度の食事会が恒例となっており、森光子さんにおける東山紀之のような存在でした」
と明かし、近藤さんは数年前まで黒柳さんの“後見人”だったとしています。
＜↓の画像は、近藤真彦さんと黒柳徹子さんの写真＞
近藤真彦さんは黒柳徹子さんの体調を気にかけ、2017年8月末に黒柳さんが大腿骨骨折のケガで手術を受ける前には、近藤さんの助言で毎日30分の散歩をしていたといい、黒柳さんも周囲に「認知症になったらマッチが引退を進言してくれる」と語っていたほどだったそうです。
かつては誰もが認めるほど親密な関係にあったものの、今では疎遠になっているそうで、その理由について前出の知人は、「芸能活動よりも、次第にレースにのめり込んでいってしまったことや、文春に書かれた愛人との関係もあり、マッチは次第に黒柳さんから離れていった。」
と明かしています。
また、2011年に東日本大震災が発生後に、ジャニーズ事務所が立ち上げた支援プロジェクト『Marching J（マーチング・ジェイ）』の財団では、現名誉会長のメリー喜多川さん、現社長の藤島ジュリー景子さんと並び、黒柳徹子さん、近藤真彦さん等も理事として名を連ねていましたが、「Marching Jもすでに解散しています」と語っています。
ニュースサイト『日刊大衆』も、近藤真彦さんと黒柳徹子さんの関係について伝えており、2人は音楽番組『ザ・ベストテン』（TBS系）で出会い、それから40年近くにわたって付き合いが続き、番組での共演を重ねる中で親交を深めていったとしています。
黒柳徹子さんは近藤真彦さんのことを息子のように可愛がり、『ザ・ベストテン』だけでなく『徹子の部屋』（テレビ朝日系）でも20回近く共演しています。
黒柳徹子さんは2014年にNHKで放送された番組の中で、「ザ・ベストテン 心に残る1曲」として、近藤真彦さんの代表曲『ギンギラギンにさりげなく』を挙げるほどでした。
一方の近藤真彦さんも2017年にスポーツ紙の連載記事で、黒柳徹子さんを実の母親のように慕っているとして、「僕を可愛がってくれて、今でも月に1回以上は会う仲。1994年に結婚した時も助けてもらった。当時、奥さんのご両親は芸能人との結婚に大反対。その話を黒柳さんにしたら、すぐに『近藤真彦は芯がしっかりした男です』という内容の長い手紙を書いてくれて、『これを彼女のご両親に持っていきなさい』と。それが後押しになって、結婚のお許しをもらうことができた。」
というエピソードも明かしていました。
＜↓の画像は、近藤真彦さんが妻・敦子さんと結婚時の黒柳徹子さん、森光子さんとの写真＞
しかし、近藤真彦さんはカーレース活動や2015年に出会った女性との不倫交際によって、母のように慕っていた大恩人の黒柳徹子さんと疎遠になってしまったそうですが、これに対して女性誌記者は、「黒柳から散々可愛がってもらい、資金援助までしてもらっていたというのに、あっさり距離を取るとは相当な不義理ですよね」と指摘しています。
近藤真彦さんは黒柳徹子さんだけでなく、これまで自身の活動をサポートしてくれたジャニーズ事務所のスタッフにも不義理を働いており、不倫スキャンダルによって予定していたテレビ出演やコンサート等が中止となったにも関わらず、お世話になったスタッフやマネージャーにも事務所からの退所は事後報告だったとの報道もありましたが、黒柳さんにもジャニーズ事務所からの退所などを報告していないのかもしれないですね。
近藤真彦さんは数々の不義理、不倫スキャンダル後の対応によってイメージがさらに悪化し、11月にコンサート開催を発表した際にもネット上では物議を醸しましたが、一連の報道が事実で後ろ盾もない状態だとすれば、今後の芸能活動はなかなか厳しそうです。