ジャニーズ事務所が17日、不倫スキャンダルをスクープされた歌手の“マッチ”こと近藤真彦さん(56)の無期限芸能活動自粛を発表し、これを受けて出演番組の放送休止やCM契約解除、レーシングチームの監督業の休業などが続々と発表されています。
まず、12月2日に出演予定だった音楽特番『2020FNS歌謡祭』(フジテレビ系)は、ジャニーズ事務所側からフジテレビに出演辞退を伝えたといい、番組公式サイトから近藤真彦さんの写真が削除されました。
フジテレビではさらに、『ダウンタウンなう』で近藤真彦さんをゲストに収録を行っており、今後番組を放送するかどうかについては「対応を検討中です」とコメントしています。
レギュラーラジオ番組『近藤真彦 くるくるマッチ箱』(文化放送 火曜21時30分)、『COME ON! ROCKIN’ ROAD』(FM COCOLO 日曜17時)は放送休止となり、別番組に差し替えることをそれぞれの局が発表しており、文化放送の上口宏社長は、「近藤さんは大事な方で、文化放送とは40年の付き合いがあり、ファンも多い。今回の自粛について近藤さんの思いや決意を重く受け止めなくてはいけないと思う」
とコメント。
文化放送の幹部は今後の対応について「(17日にも)事務所と話し合っていきたい」とし、今後の話し合い次第では番組が終了する可能性もあるのかもしれません。
FM COCOLOも番組の今後について、「事務所さんと相談の上で決めていきたい」としています。
また、近藤真彦さんがオーナー・監督を務めるレーシングチーム『KONDO Racing(コンドー レーシング)』のスポンサーで、近藤さんがCMイメージキャラクターを務めていたタイヤ&ホイール専門店『Fuji』(フジ・コーポレーション)が、2011年から続いた契約を17日をもって終了したことが明らかになっています。
スポーツ紙の取材に対して、近藤真彦さんが代表を務めるレーシングチームの運営母体『株式会社エムケイカンパニー』は「17日付で契約解除となりました」と説明しています。
さらに、KONDO Racingは17日に公式サイトを更新し、近藤真彦さんの不祥事を謝罪した上で、「この度の報道は皆様に支えて頂いておりますKONDO RACING代表として真摯に受け止め、今シーズンのKONDO RACINGが参戦しておりますスーパーGT最終戦及びスーパーフォーミュラ第5戦、第6戦、最終戦のサーキットにおけるチーム監督としての参加は見合わせる方向で調整に入らせて頂きたいと思います。」
と、監督業も自粛することを発表しています。
<↓の画像が、KONDO Racingで監督を務める近藤真彦さんの写真>
これらの発表を受けてネット上では、
- 近藤氏が自ら蒔いた種だから、契約解除は当たり前。フジコーポレーションさんの判断は、正しい。
- 休業?辞任とかになるんじゃない?そして、事務所も退所するかもね!?
- SUPER GTでは、現時点でシリーズランキング1位。残すは今月末の最終戦だけなのに…シリーズチャンピオンも手が届きそうなのに…残念過ぎます。
- せっかく今年GT300リアライズGT-Rがチャンピオン取れそうなのに監督が水差す様な事しちゃったね。個人的にはもうレース業界からも去ってほしい
- 当時絶頂アイドルを自殺未遂にまで追込み、レースで走っても大した成績を残せず、不倫して関係者に迷惑を掛けて、中途半端な奴だった訳だ
CM契約を打切りという事は、レーススポンサー達とは契約違反や不履行となり罰金などになるのだろうか?チームスタッフやドライバーは、いい迷惑だな - チームのスポンサー絡みで大変なことになりそう。スポンサーなくなったらレーシングチームなんて一瞬で消えるからね。スタッフ、ドライバーが、、、芸能の方の影響よりこっちが大問題
- 年内のレースだけ自粛ってことは、来年は早々復帰するのかいな
などの声が上がっています。
不倫スキャンダルをスクープした週刊誌『週刊文春』によれば、近藤真彦さんは不倫相手の25歳年下女性に「揉み消せる権力を俺は持っている」などと語っていたそうですが、報道後にジャニーズ事務所のメリー喜多川名誉会長から「マッチらしく責任をとりなさい」と諭され、16日に自ら事務所に「一連の出来事に対する責任を取り、芸能活動を自粛したい」と申し出たことで無期限芸能活動自粛が決定し、そしてスポンサー契約も解除となりました。
近藤真彦さんはこれまで散々、ジャニーズ事務所に守られながら好き勝手にやってきたというイメージが強いため、全ての活動を自粛するということに対しても同情の声は少なく、むしろ処分内容が甘すぎるとの声も上がるほどで、不倫スキャンダルによって改めて好感度の低さが露呈していますね。
近年は芸能活動以上に力を注いでいたレーシングチームでの活動も休止が決定し、精神的なダメージはかなり大きいのではないかと思いますが、2016年末に一度不倫がバレた時に関係を解消せず、「揉み消せる権力を俺は持っている」という考えを持っていたことでこのような結果を招いており、自業自得としか言えないことから、活動自粛中にこれまでの自身の言動を反省し、少しずつでも行動を改めていってほしいです。