ジャニーズ事務所でタレントの頂点に立つ歌手の“マッチ”こと近藤真彦さん(こんどう・まさひこ 56歳)が昨年11月、週刊誌『週刊文春』によって不倫スキャンダルをスクープされたことで、無期限の芸能活動自粛処分が下されたほか、オーナー兼監督を務める『KONDO Racing(コンドー レーシング)』での活動も休止となりました。
そして、処分が下されてから間もなく2ヶ月が経とうとしており、近藤真彦さんの復帰時期にも大きな注目が集まっているのですが、ジャニーズ事務所は復帰タイミングに苦慮しているとニュースサイト『日刊サイゾー』は伝えており、不倫相手との関係が継続しているとの情報もあるようです。
『週刊文春』が昨年11月に報じた記事によれば、近藤真彦さんは2015年3月に、友人の企業経営者がセッティングした食事会で25歳年下のA子さん(31)と出会い、その後近藤さんから「出会った時から好きだった」などと猛アプローチしたことで交際がスタートしたとのことでした。
<↓の画像が、近藤真彦さんと不倫相手の写真>
不倫交際をスタートさせて以降は、自身のコンサートやレーシングチームが参加するレースなどに招待したり、2015年10月に行われたジャニー喜多川前社長の誕生日会にも呼ぶなどしていたといいます。
また、近藤真彦さんは束縛が激しく、「他の誰のものにもならないでほしい。俺の気持ちを分かって欲しい」と言って、A子さんが使用していたLINEアカウントを削除させたこともあったそうで、A子さんにのめり込んでいた近藤さんは2016年末に、ジャニーズ事務所に近藤さんが不倫しているとのタレコミ情報が入り、事務所側から注意を受けるも不倫を続け、A子さんには「揉み消せる権力を俺は持っている」などと語っていたことも明らかにされていました。
しかし、『週刊文春』が複数の証拠写真とともに不倫スキャンダルをスクープしたことにより、ジャニーズ事務所は報道から5日後に、「近藤に事実確認をしましたところ、ご指摘の女性との交際は事実であると認めました。家庭を持つ一社会人による振舞いとして大変軽率であり、自覚と責任に欠ける行動であったと弊社といたしましては重く受け止めております。」
としたうえで、本人から「一連の出来事に対する責任を取り、芸能活動を自粛したい」との申し出もあり、無期限芸能活動自粛処分を下したと発表しました。
こうして近藤真彦さんは表舞台から姿を消し、後輩の少年隊・東山紀之さんからは、「事務所の対応も近藤真彦さんの結論を出すのが遅かった」「事務所の中でも世の中的にも、年を経て責任というのが変わってくると思うので。その責任を果たしていない近藤真彦さんには、大変大きな失望感があります」
などと苦言を呈されていました。
近藤真彦さんはこの不倫スキャンダルによって、芸能界引退の可能性もあると報じるメディアもありましたが、『日刊サイゾー』の記事で芸能関係者は、「これまでやりたい放題で、後輩からも人望がないといわれていますが、なんだかんだいっても功労者。ジャニーズ事務所も引退させるという仕打ちはせずに、復帰を念頭に置いている。ただ、いつのタイミングで復帰させればいいかと、かなり頭を悩ませているようです」
と語っています。
ジャニーズ事務所は現体制になって以降、不祥事を起こしたタレントに対しては3ヶ月前後の謹慎処分を下しており、昨年には元NEWS・手越祐也さん、Snow Man・岩本照さん、“山P”こと山下智久さん、美 少年・佐藤龍我さん等に処分を下していましたが、手越さんと山下さんに関しては謹慎が明ける前に独立を決意、事務所を去りました。
こうした例から、近藤真彦さんも3ヶ月程度の謹慎を経て活動再開となりそうですが、前出の芸能関係者は、「近藤の不倫が同じレベルでいいのか、さらには会見をするべきなのかという問題もある。先日、アンジャッシュ・渡部建が会見を行いましたが、記者や世間からボコボコにされたあげく、プラスになったことは何一つなかった。近藤の場合、愛人と清算できていないという話もあり、それを記者にツッコまれたら一発アウト。渡部以上の火だるまになるのは目に見えていますからね。」
と語っています。
そうしたことから、近藤真彦さんの復帰タイミングについては、「今のところ、3月末にTOKIO・長瀬智也が退所が確定。さらにほかのメンバーが独立する/しないの話題に隠れながら、しれっと復帰させるのではと見られています」
としています。
どうやら半年程度の謹慎を経て復帰となる予定のようですが、謝罪会見などは開かないにしても、他の大きな話題を隠れ蓑にしてシレッと復帰するというのは一番印象の悪いパターンで、昨年も元『℃-ute』の岡井千聖さん、女優・唐田えりかさん、医師・タレントの木下博勝さん、元タレントの木下優樹菜さん等が不倫報道後にシレッと活動を再開させ、ネット上などで猛バッシングを浴び炎上状態となっていました。
近藤真彦さんの場合は、後輩の東山紀之さんからも苦言を呈されていますし、かつてほどの人気は無いものの、ジャニーズ事務所の長男坊と言われるポジションにいるわけですから、活動再開にあたって自らコメントなどを発表することなくシレッと復帰したら後輩たちに示しがつかないので、せめて復帰に際してはちゃんとした対応を見せてほしいものですね。