今年デビュー35周年を迎えた歌手の“マッチ”こと近藤真彦さん(51)が、大晦日に放送の『第66回NHK紅白歌合戦』で白組のトリに内定したと『日刊スポーツ』によって報じられ、これに対してネット上では批判が殺到しています。
同紙が報じているところによると、紅組のトリは昨年に続き松田聖子さんが務めるそうで、近藤さんがトリを務めるのは今回が初めて。
1996年以来、19年ぶり10回目の紅白出場が決定した近藤さんは、松田さんと同じく1980年にデビューし今年で35周年を迎え、80年代からトップアイドルとして走り続けた2人で今年は締めくくられるといいます。
トリに内定した近藤さんは「35周年の本当の締めですから、きっちりいい仕事させてもらうしかないです」と意気込みを語り、「日本中で僕のことを知ってくれている人、好きでも嫌いでも、その人たちに『35年間、本当に頑張ってきました。感謝の気持ちでいっぱいです』と気持ちを込めて歌うしかない」と話したそうなのですが、この報道に対してネット上では批判が相次いでおり、
これにネットでは、
- なんでこの人がトリなの???出場だけでもありえんのにトリって悪夢
- 流石にマッチはないでしょ。恥知らずだわ
- トリであんな下手な歌聴いたひにゃぁ来年1年景気悪そうに思えてくる…今年は紅白見ない
- はぁ? どう考えても今年で紅白を卒業する森進一がトリだろうよ
- NHKは視聴者無視すんなよ。さすがにいい加減にしろよNHK。公平な審査で決まったなんて誰も信じねぇからな
- 今の紅白を象徴するような人選だな。紅白は本格的に終わった
などのコメントが寄せられています。
また、今年の紅白にはジャニーズ事務所のアイドルグループが過去最多となる7組出場することから、「今年はまるでジャニーズ歌合戦だな」といった声も上がっています。
今年の紅白は、ももいろクローバーZなど本来であれば出場するべき歌手が落選し、逆に出場するのはおかしいと思うような和田アキ子さんらの出場が決定したことから問題視されていますが、同じく今年全くヒット曲が無い近藤さんがトリを務めるというのは明らかにおかしく、事務所の力で決定したと思われてもしょうがないですし、これでは視聴者離れが起こるのも当然でしょうね…。
そんな近藤さんは年末にかけてメディアへの露出が激増しており、ジャニーズのタレントの中でトップに君臨する近藤さんのデビュー35周年で、ジャニーズが猛プッシュするのも分からなくもないのですが、2日に生放送された『2015 FNS歌謡祭』(フジテレビ系)で近藤さんがSPメドレーを披露した際には、ジャニーズのタレントたちが総立ちでリズムをとったり、手拍子をするなどして盛り上げたり、12日に行われた35周年記念ツアー最終公演では、嵐やTOKIO、V6、KinKi Kidsら後輩たちが祝福に駆けつけるなど、少しやり過ぎなのではないかと感じます。
さらに、近藤さんは今年のカウントダウンコンサート『ジャニーズカウントダウン2015-2016』への出演も決定しており、今年の最後の最後まで近藤さんは舞台に立ち続けるようですが、多くの視聴者は求めていないことから過剰な露出は控えてほしいものですね…。