トークバラエティ番組『誰だって波瀾爆笑』(日本テレビ系 日曜午前9時55分~11時25分)が、3月末をもって終了することが6日に正式発表されました。
<↓の画像は、『誰だって波瀾爆笑』MCの岡田結実さん、堀尾正明アナ、溝端淳平さんの写真>
『誰だって波瀾爆笑』の終了によって、現在日曜9時55分まで放送の情報番組『シューイチ』(日曜午前7時30分)が30分拡大し、4月5日からは10時25分まで放送(※9時55分~10時25分の放送は関東ローカル)します。
<↓の画像が、『シューイチ』出演の片瀬那奈さん、中山秀征さん、KAT-TUN・中丸雄一さんの写真>
また、嵐・二宮和也さんの冠番組『ニノさん』(日曜12時45分~13時15分)が枠移動し、4月5日から放送時間が【10時25分~11時25分】に変更となり、放送時間が倍になります。
<↓の画像は、『ニノさん』MCの二宮和也さんの写真>
日曜の午前10時台には、TBS系で『サンデー・ジャポン』、フジテレビ系で『ワイドナショー』といった情報ワイドショー番組を放送し、視聴率争いを繰り広げていますが、日本テレビは他局との差別化を図り、視聴率アップを目指していくようです。
また、『ニノさん』が放送されていた枠では新たに、今人気上昇中の『EXIT』『ハナコ』『霜降り明星』『3時のヒロイン』など、お笑い第7世代をフィーチャーしたロケバラエティ番組『第7キングダム』を放送するとしています。
<↓の画像は、お笑い第7世代と呼ばれる芸人たちの写真>
『東京スポーツ』(東スポ)によれば、『ニノさん』の放送時間拡大はジャニーズ事務所による猛プッシュによって実現したものだったといい、「来年から嵐がグループ活動を休止する後は非常に苦しい立場になるであろう二宮を心配し、『ニノさん』の継続を日テレサイドにねじ込み、放送時間延長まで勝ち取ったという。」
と伝えています。
番組関係者は、「1時間番組になったことで制作費も一気に増えるが、これまで以上に二宮のMCの手腕も問われることになる。30分番組なら何とか惰性で乗り切ることはできるが、1時間番組となるとそうはいかない」
と語っています。
日曜10時台ではサンジャポとワイドナショーが熾烈な視聴率争いを繰り広げており、「『ニノさん』の視聴率が5%以下なら、日テレとしてはいくら相手がジャニーズでも、打ち切りというジャッジを下さざるを得ない。1時間番組に拡大したからと、単純に喜んでいられるような状況ではありません。最悪の場合、二宮のタレント生命を脅かすことになりかねない」
と前出の番組関係者は指摘しています。
これに対してネット上では、
- 結婚してから見てない、見たくもない。内容もつまらない
- 何となくスタッフもキャストもいい意味で緩~い感じの番組だから、1時間番組になって多少内容も変えてかないともたないかもね。
- 「サンデー·ジャポン」と「ワイドショー」が裏番組では厳しいよね。「ニノさん」が1時間番組になって、どのような視聴者向けで、どのような構成で番組を制作するのでしょうか?
- この番組、毎週予約して観てますけど当たり外れが大きいんですよね。これは二宮和也の腕、トーク力の問題ではなく企画の問題。
- 日曜日午前中はどうしても家族がいる家庭が多いので情報番組が強い。
爆笑問題に行くか、松っちゃんに行くか。二宮くんの選択肢は無いな。 - 結婚する前から見続けているけど、面白い回と面白くない回の差が激しい。
2週間で企画が変わるから見ているけど、30分という短い時間だったから見ていられた。
番組内容変えないなら確実に1時間は長すぎると思う。拡大特番は毎回つまらないし。
個人的にスクール革命の流れで見ていたので時間変更されたら今後見るかわからないな…
などのコメントが寄せられています。
東スポによれば、日本テレビが目標としている『ニノさん』の平均視聴率は10%だそうで、同時間帯に放送のサンジャポと同等の数字を目指しているようです。
4月から『ニノさん』の前枠となる『シューイチ』は、現在も平均視聴率11%前後の好視聴率をマークし、『誰だって波瀾爆笑』も9%前後の数字を獲得していたことから、『ニノさん』の企画パワーアップ次第ではそこそこの数字が取れるかもしれません。
4月5日から枠移動、30分拡大となる『ニノさん』は、二宮和也さんにとって初のソロ冠番組で、2013年4月~6月に深夜枠で放送され、同10月に日曜昼に昇格となりました。
番組内容は、日本テレビの若手ディレクター5人が2本ずつ週替りで企画を演出し、2週ごとに異なる企画の司会を二宮和也さんが担当するという番組で、これまでに様々な企画が放送されました。
そして、枠移動と時間拡大を受けて番組がリニューアルし、「二宮の人生をより豊かにするお友達を、お節介にも探すという二宮の“お友達お見合いバラエティ”」
となり、4月以降はこの企画で固定して視聴率アップを目指すようです。
番組ではインドアで友人も少ない二宮和也さんに向けて、「友達100人できるかな?プロジェクト」が新たに始動し、毎週様々な友達仲介人が登場して友達になってもらいたい人物のプレゼンを行うという内容で、この企画で10%以上の数字獲得は難しい気もしますが、日曜午前の視聴率争いにどのような変化が起こるのか注目ですね。