女優・観月ありささん(40)主演のドラマ『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』(フジテレビ系 日曜21時)の第1話が23日に放送され、初回平均視聴率が6.9%(関東地区)だったことが明らかとなりました。
なお、同時間帯に放送の長谷川博己さん主演『小さな巨人』(TBS系 日曜21時)の第2話は13.0%を記録し、第1話の13.7%から若干ダウンしたものの、好視聴率をキープしています。
また、フリーアナウンサー・長野智子さんがメインキャスターを務める情報・報道番組『サンデーステーション』(テレビ朝日系 日曜20時54分)も23日からスタートし、初回平均視聴率は8.0%でした。
観月ありささんにとって、26年連続30作目となる主演ドラマ『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』は、小説家・太田紫織さんによる同名ミステリー小説が原作。
<観月ありささん主演ドラマ『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』>
観月さんが演じる主人公・九条櫻子は、美人で名家のお嬢様でありながら傍若無人で口調は男勝り、「三度の飯より骨が好き」という変わり者で、日本に数人しかいない骨格標本を組み立てる「標本士」。
そんな櫻子が様々な死体、難事件に遭遇し解決に導いていくというミステリードラマで、櫻子に振り回される「自然の森博物館」勤務の館脇正太郎役をKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔さんが演じ、その他に新川優愛さん、上川隆也さん、高嶋政宏さん、細田善彦さん、鷲尾真知子さんらが出演。
<↓の画像は、『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』のメインキャスト>
(左から高嶋政宏さん、観月ありささん、上川隆也さん、新川優愛さん)
23日放送の第1話は、「自然の森博物館」の技術補佐員の館脇正太郎(藤ヶ谷太輔さん)が、館長に命じられて九条櫻子(観月ありささん)の邸宅を訪れると、櫻子は博物館から組み立てを依頼された骨の発見場所を問いただし、「そこへ案内しろ」と正太郎に詰め寄る。
その後2人が発見場所へ向かうと人間の白骨死体を発見し、白骨死体を怖がる正太郎を尻目に、櫻子は恍惚の表情を浮かべる。
<↓の画像は、第1話のワンシーン>
櫻子はその白骨死体を見て、遺体の死亡推定時期や年齢、性別、利き手を言い始めて事件を捜査する警察を驚かせる中で、遺体の歯に注目し…という展開となっていました。
そして、第1話終了時点でネット上では、
- 見てみたけどつまらなかった…。
- キャスティングが悪いわ。
- さすがに観月ありはきついわ。一応見たが、正直2話目を見る気にならない
- 櫻子さん老け過ぎだし、相手役がアレじゃあな…。
- 観月のあの口調で事件解決されても不快感しか残らない
などの厳しいコメントが寄せられており、「裏のTBSが強すぎるからこの枠は毎回視聴率取れない。フジテレビ日9辞めた方がいいんじゃない?」という声も上がっています。
昨年4月からスタートしたフジテレビ系の日曜ドラマ枠は、TBS系でもドラマが放送されていることも影響して大コケを連発しており、今年1月期放送の小雪さん主演『大貧乏』も、第1話の平均視聴率が7.7%、第2話で4.4%にまでダウンし、その後も4~5%台で推移した結果、全10話の期間平均視聴率4.9%と大コケ。
『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』の第1話は『大貧乏』を下回る6.9%となっているほか、21日からスタートした剛力彩芽さん主演の『女囚セブン』(テレビ朝日系 23時15分)の初回平均視聴率7.5%よりも低く、かなり厳しいスタートとなっています。
原作の『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』は、シリーズ累計発行部数が100万部を超え、2015年には漫画・アニメ化されている人気作品の実写ドラマ化であることに加えて、主人公の年齢設定が原作よりも10歳ほど引き上げられていることによって、原作ファンからは批判的な声が多く、案の定の結果となってしまったのですが、果たして第2話の視聴率はどうなるでしょうか…。