俳優・要潤（かなめ・じゅん 43歳）が、X（旧ツイッター）に投稿した文章に対してネット上で批判が殺到し、過去のスキャンダルなども蒸し返される事態となっており、いま大きなピンチを迎えています。
要潤さんは、中居正広さん(52)が芸能界引退を発表した23日にXを更新し、「辞めないでほしかった。個人的に仕事よりプライベートのお付き合いが多かった。仕事の時よりプライベートの時の方がより人格者でスターとしての存在感は強かった。僕の目にはそう映っていました。辞めても何も解決しないし、法に委ねて決裁が下って罪を償っても、社会の同調圧力によって社会的地位から抹殺されるのであれば、法律は何のためにあるのだろうか。加害者も被害者も救済を受けられる社会になって欲しいと思う。」
との文章を投稿しました。
これは中居正広さんの引退について言及したものなのかは不明ながら、投稿したタイミングやその内容から、女性トラブル報道を受けて芸能界引退を決断した中居さんについて綴った文章だろうと推測されています。
＜↓の画像が、要潤さんのX投稿＞
そして、この文章のうち「加害者も被害者も救済を受けられる社会になって欲しい」との一文に対して、ネット上では多くの批判が寄せられ炎上し、要潤さんは間もなく投稿を削除して「想像以上に反響がありましたので、消します。つい、感情だけで突っ走ってしまいました。すいませんでした。」と謝罪しました。
しかし、ネット上での批判がその後も続く中で、中居正広さんがトラブルを起こしてから2ヶ月後の2023年8月に、週刊誌『週刊文春』が報じた要潤さんのスキャンダルも蒸し返され、その記事と関連付けてバッシングの嵐となっていました。
その記事は、要潤さんが副業でマネージャーを使って、表向き普通のマッサージ店ながら実際は女性専用の性的サービス店を出店しようと計画し、店の公式サイトも公開していたものの、風営法で必要な許可証の記載がなく、風営法違反にあたる“違法マッサージ店”とのことでした。
要潤さんは週刊文春の直撃取材に対して、当時のマネージャーが主導で行っていたものとして直接的な関与をキッパリと否定し、責任を擦り付けていました。
ただ、週刊文春の取材では要潤さんが備品購入などをマネージャーに指示し、店の家賃も要潤さんの事務所が支払っていたとのことでした。
この過去の報道が今回の一件で蒸し返されネット上では、「やっぱりそういう人なんだな」「性に対してはゆるい考えをお持ちのようで」などの声が上がっており、イメージが急激に悪化しています。
中居正広さんはトラブルがあったことは認めているものの、守秘義務を理由に詳細については一切明らかにしないまま芸能界を引退しており、週刊誌が報じているように性的トラブルだったとしても、被害を訴えた女性との間では示談が成立済みで、協議の末に芸能活動も続けられる状態にあったことから、突然の芸能界引退に対しては疑問の声も多く上がっています。
今回初めて知りましたが、要潤さんは中居正広さんとプライベートで付き合いがあったようで、この一連の流れに対しては色々と思うことがあり、つい本音を出してしまったようですが、加害者の救済を訴えたのは余計な一言だったと思います。
要潤さんは今期放送の連続ドラマ『TRUE COLORS』（NHK BSプレミアム）、『プライベートバンカー』（TBS系）に出演するなど、2年前のスキャンダル報道後も俳優として活躍しているなかで、なぜSNSでこのような投稿をしたのか疑問を抱きますが、1回の炎上で仕事を失う恐れもあることから、今回の騒動を機にSNSでの発言にも細心の注意を払ってもらいたいですね。