木村拓哉さん(44)を除くSMAPのメンバー4人が、来年以降にジャニーズ事務所から独立、他の事務所に移籍するといった噂が飛び交っており、グループ解散後の動向にも大きな注目が集まっていますが、若手のグループのメンバーやジャニーズJr.の中にも、他の事務所に移籍することを検討している者がいるとニュースサイト『サイゾーウーマン』が報じています。
ジャニーズ事務所は芸能界でもトップクラスの大手芸能事務所で、そこから離脱してしまうと干されてしまう可能性が高いとされており、これまでにもジャニーズから離れた結果、消えてしまったというタレントも多くいますが、今はSNSなどを使ってネットからファンに直接アプローチすることが可能で、逆にジャニーズから離れたほうが活躍できる可能性があると20代前半の元ジャニーズJr.が語っています。
この人物は現在、他の事務所への移籍を検討しているそうで、これからも芸能活動を続けていく意向とのこと。
また、この元ジャニーズJr.は「SMAPの解散や、元チーフマネジャー・飯島(三智)さんの退職を見ていると、自分たちは完全に使い捨てなんだという気持ちになります。」と語っているのですが、タレントだけでなく社員もジャニーズに対して不信感を抱いているようで、「最近では、ジャニーズのマネジャーたちの入れ替わりも、すさまじい勢いですしね」と明かしています。
テレビ局プロデューサーによれば、SMAPの解散騒動が起こる少し前からジャニーズ内でマネージャーの退職が相次ぐ事態となっていたそうで、その一番の原因について「藤島ジュリー景子副社長(50)の“オキニ”といわれるNというマネジャーが、30代にして部長職に就任したことでしょう。」と明かし、次期社長と目されているジュリー副社長には深く信頼している男性スタッフが2人いたそうなのですが、「N氏の台頭により、1人はジャニーズを退職しています。N氏は、以前嵐の現場マネジャーだったのですが、ジュリー氏に見初められた途端にチーフに昇進し、ジャニーズ内では異例のスピードで出世を成し遂げたそうです」と語っています。
<↓の画像左が藤島ジュリー景子副社長、右が飯島三智さん>
このプロデューサーによると、N氏は慶應義塾大学を卒業し、英語がペラペラなお坊ちゃんタイプの人物だといい、上司に気に入られるのが得意なようで、ジュリー副社長の信頼も厚いとのこと。
そして、N氏が異例のスピード出世をしたことに呆れたのか、ジュリー副社長に深い信頼を得ていたもう1人の男性スタッフ、そのスタッフの下に付いていた数名はジャニーズから去っていってしまったそうです。
さらに、「たとえどれだけジャニーズに貢献したとしても、最終的には経営陣に気に入られるかどうかで処遇が決まるのではと、内部からの不信の声は尽きないそう。」「マネジャーらの給料は、手取り15万円前後からスタートともいわれており、待遇面で不満を持つ者も少なくない様子。いまやジャニーズのマネジャー陣は、古参か新人しかいないのでは、といういびつな状態です」と語っています。
この話がどこまで本当なのかは不明なのですが、これに対してネット上では、
- 思った通りブラック過ぎる。早く解体したらいい。
- さすがブラック事務所
- デビュー前のJr.を応援するのにも年会費を払うことになりました。事務所はお金無いのかなという印象です
- 中堅どころが大量に抜ける会社は、相当本腰入れて体制整えないとヤバイと聞いたことがある。折角育成し、ようやく一人前になる時期に辞めちゃうなんてただの人件費の無駄遣いなのに…。その育成したマネージャーさんは他の事務所で良いタレント育ててしまうかもしれないし。会社経営で1番大事なのは人ですよ。
- これは…本当に来年ジャニーズ崩壊の年になりそう。てかなってほしい。
- ジャニーズって知れば知る程まともな部分が一個もない。世界で有名になったブラックジャニーズ。こんなのに牛耳らせてる日本の芸能界。恥ずかしい
- 結婚も恋愛も自由にさせない…酷い事務所だと思う。所属タレントは事務所の駒。早く気づいて移籍なり独立した方がいい。以前みたいに辞めたタレントに圧力かける力は弱まってるだろうし。
などのコメントが寄せられています。
ジャニーズについては以前から、お気に入りのメンバー、お気に入りのグループについては猛プッシュする傾向があるため、社員についても、お気に入りの人物だけ特別扱いしていたとしても不思議ではありません。
ジャニーズ事務所は今年のSMAP解散騒動などによって、「ブラック事務所」「ブラック企業」などと猛批判を浴びていますが、ジャニーズのような親族や身内で固めている同族経営(別名=ファミリー企業)については、ブラックになりやすい傾向にあるとされており、その大きな原因はトップに立つ人間が他人の意見を聞かないなどのワンマンぶりにあります。
ジャニーズ事務所の社長を務めているのはジャニー喜多川社長(本名=ジョン・ヒロム・キタガワ、喜多川擴 85歳)であるものの、実権を握っているのは姉のメリー喜多川副社長(本名=藤島メリー泰子 90歳)とも噂されており、ジャニー社長はSMAPの元チーフマネージャー・飯島三智さん(58)の仕事ぶりを高く評価していたと言われているものの、メリー社長は飯島さんのことをよく思っておらず、SMAPと共に事務所から排除したものとみられています。
そんなメリー副社長の娘であるジュリー副社長は、ジャニー社長が退任後、社長に就任する可能性が非常に高く、もし本当に横暴な人事をしているのだとすれば、今後も社員の流出は続くかもしれないですね。
そして、8日発売の週刊誌『週刊新潮』によると、木村さんを除く4人は契約が切れる来年9月を待って独立し、そこにはSMAPの元チーフマネージャーも参加する腹づもりだといい、飯島さんが「ジャニーズ事務所内での彼(中居正広さん)の求心力はとても強い。だから、キスマイ(Kis-My-Ft2)など所属タレントだけじゃなくジュニアの男の子たちも付いてくる。その数は20人じゃきかない」と話していたと芸能関係者が証言しています。
もし本当に不信感を抱いているタレントが多くいるのであれば、中居さんらが独立した際にはそちらへ流れる者も続出することになるかもしれないですね。