29日18時50分から放送の『ミュージックステーション 3時間スペシャル』(テレビ朝日系)に、7人組ボーイズグループ『BE:FIRST(ビーファースト)』が初出演することが決まり、この対応を巡ってMステのジャニーズ忖度終了説も浮上する中で、代表取締役の藤島ジュリー景子前社長(57)が裏でテレビ朝日に圧力をかけたとの話が浮上し、ネット上で物議を醸しています。
藤島ジュリー景子前社長の圧力疑惑は、報道番組『サンデーモーニング』(TBS系)に出演のジャーナリスト・青木理さん(56)がYouTubeで語ったもので、「ジュリーと東山と井ノ原3人で記者会見やってから3日後くらいに、某テレビ局の幹部の人にちょっと話を聞いて唖然としたんだけどね。それまでジャニタレしか出してこなかった歌番組に初めてジャニタレ以外の所謂“男性アイドル”を出したらしいんですよ。出すにあたって局の担当者が、ジュリー氏にお伺いというか一応通告したらしいんですよ」「この言葉通りかは分からないけど、俺がその幹部に聞いたのは…ジュリー氏が『今回はしょうがないと思いますけれども、これがずっと続くようだったら対応を考えます』って言ったらしい」
と、番組名は伏せながらもジュリー前社長による新たな圧力疑惑を暴露していました。
青木理さんの説明から、藤島ジュリー景子前社長が圧力を欠けた疑いがあるのはテレビ朝日のミュージックステーションで、テレビ朝日は26日に行った定例会見で、これまでジャニーズ以外のボーイズグループをほとんど出演させなかったことについて、「テーマ、企画内容を踏まえて適性のある方にご出演いただけるよう、その都度判断している」と説明しました。
また、BE:FIRSTの番組初出演が、ジャニーズ事務所が7日の謝罪会見でジャーナリスト・松谷創一郎さんから番組サイドの忖度を指摘された直後ということもあり、色々と憶測が飛び交っているものの「会見とは無関係」だと回答しています。
こうした対応を取ったテレビ朝日に対して、藤島ジュリー景子前社長がまた新たな圧力をかけたとの疑いが浮上しネット上では、
- 本当ならばすげーな さすが少年虐待事務所だな
- やっぱりね ジュリーは何も変わってないね。メリーのやり方そのまま引き継いでいる
- ジュリー氏は「圧力」という言葉の定義を知らないか、過去の自分の行為は記憶から都合よく消せる能力を持ってるんだと思う。じゃないと圧力かけてないなんて言えないよ…
- 「今回は仕方ないと思いますけど、こらがずっと続くようだったら対応考えます」と言ったジュリー氏も問題だけど、テレ朝(Mステ)担当者が他の男性アイドルグループが出ることをジュリー氏にお伺い立てることも問題でしょ。忖度いらないって言ったよね。
- 藤島ジュリー景子 青木理 津田大介 登場人物が全員胡散臭いんだが。
- 津田大介 青木理 この時点で韓国に利益誘導したい売国連中のでっち上げなのは火を見るより明らかだろ…
- ジュリー社長はこう言ったデマを拡散する相手を訴えるべき
- ソースが青木理なので様子見。が、それはそれとして、藤島ジュリー景子、社長を退いたと言いつつ、代表取締役のままなのかよ。実質的経営者のままじゃねーか。
- この件についてテレビ朝日は説明するべきでは?じゃなければ何も変わらないのでは?
などの声が上がっており、波紋を広げていました。
そこで、週刊誌『フライデー』のWeb版『フライデーデジタル』は真相を確かめるために、ジャニーズ事務所に対してテレビ朝日への圧力発言は事実なのか問い合わせたところ、「藤島がテレビ局の幹部ないし関係者の方に『今回はしょうがないと思いますけれども、これがずっと続くようだったら対応を考えます』などといった発言をした事実は一切ございません。」
と完全否定したとのことです。
続けて、「9月7日の弊社の記者会見から現在にいたるまで、藤島がテレビ局幹部や従業員の方とお会いする機会は一度もありませんでした。また、電話やメール等でそのような内容を伝えた事実も一切ございません」
と説明したとしています。
圧力疑惑については重ねて強く否定し、「万一でも、そんなことを言う社員がいたら、どんなことになるか、全員わかっております。するはずがございません。また、発言を行った青木氏や津田氏からは本件について何ら事前の取材や事実関係の確認も受けておりません。事実に反しあたかも藤島が記者会見後にも不当な圧力をかけているかのような印象を世間に与えられたことは本当に悲しいです」
と回答したといいます。
また、今後はテレビ局などに対する圧力は改めていくつもりなのか問うと、「創業時の経営者及びその当時の社員からの駆け引きがあった可能性があるかもしれません。しかし現在弊社からなんの圧力もかけておりません」
と、元副社長・名誉会長のメリー喜多川さんが経営から離れて以降、圧力などは一切掛けていないとの回答だったそうです。
ジャニーズ事務所は2019年時点で、国の行政機関である公正取引委員会から元『SMAP』の稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんに対する圧力を巡る調査を受け、独占禁止法違反(不公正な取引方法)に触れた行為は確認できなかったものの、独禁法に繋がりかねない状況にあったとして注意処分を受けました。
こうしたトラブルもあり、ジャニーズ事務所は表立ってメディアに対して圧力を掛けるようなことはしなくなったとされていたのですが、青木理さんが語ったことがもし事実であれば非常に驚きで、ジュリーさんは5日付で社長を退き、今後は「被害者の方々への補償、救済、今所属しているタレント、Jr.の皆さんの心のケア以外の業務執行以外には関わりません。」と説明しており、大方の予想通りこれは真っ赤なウソだったことになります。
藤島ジュリー景子前社長を筆頭にジャニーズ事務所はすでに、ジャニー喜多川さんの性加害を知らなかった、噂レベルでしか聞いたことがなかったなどという信じ難い発言をしていて信用を失っているので、特にジャニーズ事務所への忖度が今もなお続いているテレビ朝日の幹部に対して、揺さぶりを掛けるような発言を裏でしていたとしても全く不思議ではないです。
これが事実なら非常に大きな問題なので、フライデーに回答するだけでなく、本当にそうた行為はしていないのかしっかりと説明を行う必要があるかと思いますが、10月2日に開く新体制発表会見で圧力や忖度について改めてどういった発言をするのか見守りたいですね。