元SMAPの草彅剛さん(43)が、ジャニーズ事務所を退所してから初めてドラマに出演することが発表されました。
草彅剛さんが出演するのは、来年1月27日19時30分から放送の『NHKスペシャル 未解決事件 File.06 赤報隊事件 第1夜～実録ドラマ～』で、事件の闇に迫る『朝日新聞』特命取材班記者役を演じるとしています。
2011年より放送されている『NHKスペシャル 未解決事件』シリーズは、再現ドラマとドキュメンタリーを組み合わせ、過去に日本で発生した未解決事件を検証する内容の番組です。
これまでに「グリコ・森永事件」「オウム真理教 地下鉄サリン事件」「尼崎殺人死体遺棄事件」「ロッキード事件」などを放送し、草彅剛さんが出演する「赤報隊（せきほうたい）事件」で第6弾となり、1月27日に再現ドラマ、同28日にドキュメンタリーが放送されます。
＜来年1月27・28日放送の『NHKスペシャル 未解決事件 File.06 赤報隊事件』番組情報＞
草彅剛さんは、2015年3月と12月に放送されたスピンオフ番組『未解決事件 追跡プロジェクト』でナビゲーターを務めたことから、今回再現ドラマへの出演が決まったといいます。
＜↓の画像が、『未解決事件 File.06 赤報隊事件』で朝日新聞の記者役を演じる草彅剛さんの写真＞
ちなみに、草彅剛さんがNHKのドラマに出演するのは約13年ぶりで、前回は香取慎吾さんが主演した大河ドラマ『新選組!』に、榎本武揚役で友情出演して以来となります。
来年1月にオンエアされる「赤報隊事件」は、1987～1990年にかけて発生したテロ事件のことで、「赤報隊」を名乗る犯人が『朝日新聞』の東京支社や阪神支局などを襲撃し、記者1人が散弾銃によって殺害されました。
犯人は犯行声明で『朝日新聞』に対し、「反日朝日は 五十年前にかえれ」と要求するなど右翼的な思想を持ち、その他の目撃情報などから犯人像は浮かび上がっていたものの、2003年をもって全ての事件が時効を迎え未解決事件となりました。
しかし、兵庫県警などは時効語も真相解明を目指しており、『朝日新聞』は時効後も「真相に迫る努力を続ける」としています。
このような事件の再現ドラマに出演する草彅剛さんは、「阪神支局の事件が起きた時、僕は中学生でした。この事件を知れば知るほど、自由にモノが言える自由な社会とは何か、考えるようになりました。ドラマを通じ少しでも皆さんにも考えるきっかけを作れたらと思います」というコメントを寄せています。
また、草彅剛さんは自身のツイッターを更新し、「NHKさんの、ドラマよろしくお願いします。重厚です。」「上地君と二人！凄く良いコンビに なりました！」とツイートし、今回の再現ドラマで共演した上地雄輔さんとのツーショット写真を公開しています。
＜↓の画像が、草彅剛さんのツイートと上地雄輔さんとのツーショット写真＞
そして、ネット上では、
- これは楽しみ。シリアスな演技もうまいもんねー
- 久しぶりのドラマですな、草剪君の躍動感ある演技が好きなんだわ、頑張って欲しい。
- 草彅さんのドラマ、待ってました。ジャニーズを辞めたからといって、普通にドラマに出られないなんて本当におかしいです。少しずつでも、彼らの活躍できる場所を取り戻していって欲しいなと思います。
- 先日の慎吾くんに引き続き、退社後、地上波初仕事がNHKさん！本当に有難い気持ちでいっぱいです。待ちに待っていた剛くんの演技を観れると思うと、ドキドキワクワクですね。
- なんか最近はフジテレビでも、バラエティ番組とかでゲストがSMAPの話題を話したりして、少しは退所した３人に対しての締め付け？みたいな感じが揺るいできたような？NHKもドラマ起用したし･･･さて日テレは？笑
などのコメントが寄せられています。
草彅剛さんはSMAP時代から俳優としても活躍し、幅広い演技ができることで評価も高く、以前からドラマに出演してほしいという声が多く、今回出演するのは再現ドラマで単発ではあるものの、歓喜の声が上がっています。
SMAP解散後の今年1月期放送の『嘘の戦争』（フジテレビ系）で主演を務めた草彅剛さんは、シリアスな演技も定評があるため、「赤報隊事件」を扱った再現ドラマでどのような演技を見せてくれるのか楽しみなところで、これをきっかけに今後もNHKのドラマや民放のドラマにもどんどん出演していってほしいですね。
草彅剛さんが来年7月期に、関西テレビ制作の連ドラで主演するという話を11月に週刊誌『女性自身』が報じていたものの、現時点ではまだ具体的な話は無く噂レベルの状況なのですが、来年4月には映画『クソ野郎と美しき世界』が公開されますし、俳優として再び活躍する姿を見せてくれることに期待したいです。